今週の名言・一言・つぶやき
「私は人間でも一回ダメになった人が好きなんですね。(樹木希林:俳優)」

例年9月1日前後は中高生の自殺が最も多くなる日だという。夏休みが明けた初日に「学校へ行くよりも死を選んだほうがマシだ」と追い詰められた結果だと思われている。このことを知っていた、樹木希林さん。亡くなる2週間前入院中の病室で、「死なないでね…どうか生きてください」と言ったという。「生きづらさを抱えるきみへのメッセージ(樹木希林)」-『昔からの本を読むと/およそ 同じことを言っている/自殺した魂は 生きていた時の/苦しみどころじゃ ないそうだ/本当かどうかは わからないけど/信用している/私は弱い人間だから/自分で命を絶つことだけは/やめようと 生きてきた/こんな姿になったって/おもしろいじゃない』

今週の名言・一言・つぶやき
「命というものは、はかないからこそ、 尊く、厳かに美しいのだ。(トーマスマン:小説家、ノーベル文学賞受賞)」

今夏、盆を挟んで身近な人が3人逝った。お盆は静かに手を合わせ亡き人を憶うことでもあると檀那寺の住職は言う。死んでいく人は、何か滅びざるものを残していく。親が死ぬとき滅びないものを子供の胸へ残していく、親に限らず死んでいった人が置いていったものは不滅だと。

中原中也「春日狂想」から『愛するものは、死んだのですから/たしかにそれは、死んだのですから/もはやどうにも、ならぬのですから/そのもののために、そのもののために/ 奉仕の気持ちに、ならなけあならない(ならなきゃならない)/ 奉仕の気持ちに、ならなけあならない』

今週の名言・一言・つぶやき
「花のつぼみは春を呼ぶ人の笑顔は幸を呼ぶ。(孫正義:実業家、ソフトバンク創業者)」

先週「相手を鬼と見る人は、自分もまた鬼である」の言葉を紹介したが、この逆をいっている人がいる。42年ぶりに全英女子オープンを制覇、日本人史上2人目のメジャーVを飾ったプロゴルファー渋野日向子さんだ。プレー中にも笑顔を見せ、ファンと交流することから「笑顔のシンデレラ」と呼ばれる。高校時代までは、怒りやいらだちをよく顔に出していたが、プロ転向後、そうした感情を出すとスコアを落とすことに気づいた。「それを出してしまうと、ボギーにつながる」。だから、いつも笑顔を心がける。内心はつらく、陰で悔し涙を流したこともしょっちゅうだった。でも、「笑っていれば何とかなるかな」と彼女は言う。笑顔は世界の共通語だとも。

今週の名言・一言・つぶやき「相手を鬼と見る人は、自分もまた鬼である。(曽我量深:1971年没、真宗大谷派の僧侶、元大谷大学学長)」

一昨日義母の三回忌を行った寺の掲示板法語に記載されていた言葉である。昨今は自分ファーストの時代。人はつらい目に遭うとやり返して解決しようと自分が鬼になったりすることがある。他人を攻撃するのは、辛さを受け入れられない、自分に自信がないから、自分の弱さを隠すために、攻撃しているからではないかと、曽我量深さんは言っている。そういえば私の中にいる鬼には、高齢化とともに呆けて欲しいものだ。

今週の名言・一言・つぶやき
「志を立てるのに、老いも若きもない。そして志あるところ、老いも若きも道は必ず開けるのである。(松下幸之助:パナソニック創業者)」

梅雨明けと同時に酷暑がやってきたが、1970年の大阪万博で、松下電器の松下館は大人気で、入場に2時間ほどかかった。酷暑の日、パビリオンの行列に76歳だった松下幸之助が並んでいたので、係員は「会長こちらへ」と、行列から出そうとしたら、「いやいや君こんな暑い日に並んでるお客さんに何かしたい。それには並んでみなければ分からない」と。その結果、松下幸之助は日傘の代わりになる紙製の帽子を作り、行列の人に配ったという。クールビズの仕掛け人、小池都知事が、今度は「かぶる傘」を提唱、五輪への「暑さ対策」は定着するだろうか。

今週の名言・一言・つぶやき
「笑顔は買うことも、強要することも、借りることも、盗むこともできない。無償で与えて初めて値打ちが出る。(デール・カーネギー:評論家、著作家)」

お笑い芸人の会社、吉本興業が闇営業騒動で話題となっている。ところで、山形大学医学部の調査研究によると、ほとんど笑わない人は週に1回以上よく笑う人に比べ、死亡率は約2倍高く、脳卒中など心血管疾患の発症率も高かったという。「笑うと食後の血糖値が上がりにくい、血管の弾力性が上がる、免疫力がアップするといった報告がいくつかある。こうした複合的な要因でこのような結果につながっているのでは」と。

今週の名言・一言・つぶやき
「同じ経験をしたからといって、同じ創意が出てくるものではない。大切なのは、ひらめき、感性なんです。(関本忠弘:技術者、日本電気株式会社(NEC)の元社長)」

しとしとと雨が降り続く梅雨だが、今週にも梅雨明け宣言されそうだ。 梅雨は雨の降り方によって、「男梅雨」や「女梅雨」と呼ばれたりもするらしい。男梅雨とは陽性型の梅雨であり、烈しく降ってサっと止む。それに対して、しとしとと長く降り続く雨を女梅雨、梅雨の後期になると、災害をもたらすほどの集中豪雨を「荒梅雨」と呼ぶようだ。雨には様々な呼称があり、これからの時期には、「戻り梅雨、空梅雨、早梅雨、青葉雨、翠雨、緑雨、瑞雨、穀雨、甘雨」などが見られよう。日本人は生活の中で、雨の細かい違いを敏感に感じ取り雨の呼び名は400語以上もあるそうだ。先週のつぶやき欄で、日本人は虹を7色感じるが、外国では、七色の虹を6色、5色、4色と表現している国もある。日本人の感性は豊かであることを誇りにしたい。

今週の名言・一言・つぶやき
「うつむいていたら虹を見つけることは出来ないよ。(チャップリン:映画俳優、映画監督)」

虹は、雨上がりや天気雨のときに見られ、梅雨時期には大きな虹がよく見られるらしく、今日7月16日は虹の日だとか。夜見える虹を「月虹」といい、これを見た人は幸せになるといわれている。ハワイ諸島でよく観測されるが、石垣島、岡山県井原市、群馬県吾妻郡高山村でも観測されている。ところで「七色の虹」というが、国によっては色の数に差があるようだ。七色は「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」で日本・韓国・オランダ。6色は藍無しで米国・英国。5色は橙、藍無しで中国・仏・独・メキシコ。4色は赤・黄・緑・黒で露・アフリカ、東南アジア諸国だとか。この時期虹を探しての散歩もしてみようかな。

今週の名言・一言・つぶやき
「あなたが今まく種はやがて、あなたの未来となって現れる。夏目漱石(作家)」

漱石は「倫理的修養を積んだ人でなければ、権力も金力も使う価値なし」とも言っている。
参議院選挙が始まったが、改選数124人に対して立候補者370人だとか。我々は選挙で、権力も金力も使う価値のある未来の種を選ばなければならないのだが、これが難しい。

今週の名言・一言・つぶやき
「時間だけは神様が平等に与えて下さった。これをいかに有効に使うかはその人の才覚であって、うまく利用した人がこの世の中の成功者なんだ。(本田宗一郎:本田技研工業の創業者)」

歳を摂ると一日は長く一年が短く感じるというが、今年も早すでに半年が過ぎた。ところで、江戸時代【氷室の節句(夏の盛りである旧暦の6月1日)】に、前年から貯蔵しておいた雪で折餅を作り賞味する行事があり、金沢市では1年の後半を迎える7月1日を「氷室の日」とし、氷を模したと言われる氷室饅頭(紅白、あん入り蒸し饅頭)を食べて無病息災を祈る習慣が残っているそうです。