事務所のご案内、ご挨拶
ご挨拶
私は、昭和22年生まれの「アラカン」といわれる団塊の世代です。
ハローワークに40年間勤務し、高山公共職業安定所長を最後に平成20年3月定年退職しました。
現在、超高齢化社会の中で、私の身近にも元気な高齢者だけでなく、認知症等介護を必要とする人も増えています。
私自身平成18年3月に脳梗塞で3週間入院しました。右半身が完全麻痺状態でしたが、医師等のサポートで回復し社会復帰が出来ました。
退院後、任意後見制度があることを知り、定年後に勉強を始めました。
健康なうちなら加入出来る生命保険や医療保険も病気になってからでは加入が困難です。同様に、判断能力が低下したり、認知症になってからでは、任意後見制度の利用が困難です。
判断能力があるうちに、将来に備えて任意後見人を選任し、判断能力が低下した後の自らの生活、介護、財産管理等を任せられる人を決めておくことで、万一独居生活になった場合でも、自分だけでなく家族も安心が出来ます。
元気な高齢者が増える一方で、高齢による体力と脳力の低下に対する不安も増しています。一人暮らしの人や配偶者を介護している人で不安を感じている方は多いと思います。
私は、ハローワーク在職中に、沢山の人との出会いがありました。
「介護のために退職してUターンをしてきた長男」、「障害を持つ子の介護をする親」「後継者対策をしていなかった、社長が急遽脳梗塞で認知症になり、社長代理業と介護問題に奔走する社長の息子」等の方々と職業相談、労務相談を通じて介護等に苦悩する多くの人達との出会いがありました。
こうした体験もあって、定年後に任意後見制度の勉強を始め、行政書士の資格を取得し任意後見制度のアドバイザーとして第2の人生をスタートしました。
ハローワークは、人と人(お客様と職員)の出会いを大切にする職場でしたが、これからも新たな人との出会いを大切にしていきたいと思います。
平成22年1月
元 高山公共職業安定所長 山下 眞二郎
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