今週の名言・一言・つぶやき
「(?)と(!)がぎゅうぎゅうに詰まっている子供の世界はやがて、(、)と(。)に支配されていく。(まどみちお:詩人-2014年2月永眠 -104歳)

子供の時代は、「?」と「!」が頻繁だったような気がする。「?」と「!」に出会うとワクワク感があった。最近加齢とともに、やる気が失せ、面倒なことは、今日でなくても明日でもと自己弁護する自分がいる。高齢者も「?」と「!」を探す努力が必用だ。「?」不思議なことは何処にでもある。まどみちおの好奇心は老いて益々豊になり長命の元ともなったようだ

今週の名言・一言・つぶやき
ことばぐすりをありがとう おばあちゃん 私が小学五年生の時、おばあちゃんが退院した時に言われた言葉です。(中学3年 清水彩日夏のおばあちゃん『私の折々のことばコンテスト2019(朝日新聞主催)』から)

『私は小学三年生の時に周りの人の言葉に傷つき学校に行きづらくなってしまった事がありました。なのでこの言葉を聞くまで、言葉は人を傷つける「毒」だと思っていました。ですがこの言葉を聞いた時、私の何気ない「大丈夫?」「また来るね」という言葉がおばあちゃんの「薬」になっていたんだと思うととても嬉しかったのを覚えています。それからは言葉は「毒」にも「薬」にもなるという事を頭の片隅に置いて人と話すようになりました。また私の言葉が誰かにとっての「薬」になっているといいなと思います。』清水彩日夏ちゃんのように、毒よりも薬になる言葉を使いたいものだ。

今週の名言・一言・つぶやき
「周りの環境は心の状態によって変わる。心が暗いと何を見ても楽しくない。静かで落ち着いた環境にいれば、心も自然と穏やかになる。(空海[諡号:弘法大師]:真言宗の開祖者)」

四国88カ所お遍路巡りのツアーに参加してきた。コロナ禍で手水場での清めや鐘楼突きは省略、88ヶ寺の本堂と大師堂で合掌し読経の繰り返し。当然ながら、限られた時間でのスケジュールで観光どころではなく次のお寺へと急ぐ9日間で1,400㎞の旅だった。途中330段もあるような階段や長い坂道を同行者の励ましと、弘法大師の分身といわれる金剛杖には「同行二人」の文字のお陰でゴールができた旅だった。「ありがたや行くもかえるもとどまるも我は大師と二人ずれなり(同行御詠歌-三角寺:65番寺の石碑から)」

今週の名言・一言・つぶやき
「仏の嘘をば方便といい、武士の嘘をば武略という。これをみれば、土地百姓は可愛いことなり 。(明智光秀:安土桃山時代の武将)」

人来鳥(ひとくどり)は鴬の異名で、鳴き声の一部が”ひとくひとく”と聞こえるから”人が来る”に掛けて用いられるとか。ところで、ウグイス嬢を端に参議院選挙買収事件で起訴された河合夫妻議員の公判が先週始まった。両人はお金は渡したが買収ではないと無実を主張。若し嘘だとしたら、政治家の嘘は遠略か計略か策略か、いやいや常識か。 裁判での判断が待たれる。

今週の名言・一言・つぶやき
「大丈夫ですよ。終わりがあれば、またいつか始まりますから(タモリ:タレント「”笑っていいとも”の最終回での言葉」)」

コンビニで弁当を購入すると店員さんから「お箸は大丈夫ですか?」と聞かれ「はい」と答えたら箸が付いていなかった。上司が若者に「今晩一杯飲みに行くか?」と誘うと「大丈夫です」と答えて、飲みに来なかったという。大丈夫なら来られるはずだろうと思った上司だが、最近はNOの意味で使う若者が増えているらしい。「明鏡国語辞典第二版」でも、「①安心していられる。任せられる」と「②相手の勧誘などを遠回しに拒否する俗語。そんな気遣いはなくても問題はないの意から、主に若者が使う」と。例文として「おひとついかが?」「いえ、大丈夫です」を挙げている。貴方の大丈夫の使い方は大丈夫ですか?

今週の名言・一言・つぶやき
「人種差別は魂の病だ。どんな伝染病よりも多くの人を殺す。悲劇はその治療法が手の届くところにあるのに、まだ掴み取れないことだ。(ネルソン・マンデラ:南アフリカ共和国元大統領)」

米国で白人警察官が黒人男性の首を膝で抑え続けて死亡させた事件を発端にして広がったデモは世界へ。東京渋谷でも抗議デモがあったとのニュース。デモでは「BLACK LIVES MATTER(黒人の命も大切だ)」「人権を守ろう」「差別をやめよう」などのプラカード。ところで、クレヨンや色鉛筆に有った「肌色」は無くなり、最近「薄橙色」又は「ペールオレンジ色」と呼ぶそうだ。近年、保育園・小学校などで外国人も見るようになった。人種・個人差・日焼けの度合で肌の色は異なるのに特定の色を「肌色」と規定することはおかしいことから、色鉛筆は平成12年、クレヨンと絵の具は平成19年から、肌色を無くしたとか。ネルソン氏は「生まれたときから、肌の色や育ち、宗教で他人を憎む人などいない。人は憎むことを学ぶのだ。もし憎しみを学べるのなら、愛を教えることもできる。愛は、憎しみに比べ、より自然に人間の心にとどく」の言葉も残した。

今週の名言・一言・つぶやき
「酒なくて何の己(おのれ)が桜かな(落語「長屋の花見」から)」

新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け国も岐阜県も不要不急の外出自粛を求めている。感染のリスクが高まる3条件「密閉、密集、密接」がそろう場所に行かないようにと。ただ、散歩などは構わないとのこともあり、飛騨川公園(下呂市)の桜を観に行ってきた。桜は下向きに花を付け、どうぞ観てくださいとばかりに満開だった。マスク姿の下往く人々を楽しませてくれる桜。多くの桜は下向きに咲くそうだが、下向きに咲く理由は、花がついている柄が細くて長いため重力に引っ張られて、柄が下に曲がっていたからでだとか。今年は、花見客が少なく桜の花がさみしく風に揺れていた。

今週の名言・一言・つぶやき
「はだかにて生まれてきたに何不足(小林一茶:俳人-1828年没)」

マスク不足に続き、トイレットペーパー不足もニュースに。しかしトイレットペーパーは大丈夫との報道も有り安心していたが、我が家の在庫は3ロール。2日間で3つの行列に並び14件目の店でようやく1袋ゲットした。マスクは今回コロナの影響で需要は増えているが、ペーパーの年間使用量は一緒だ、だから買い溜めしても家の在庫が増えるだけなのに不安で行列に並ぶ人もいた。ところで、新型コロナの政府の後手後手対応について非難の声が行列でも聞こえた。今必用なのは、緊急事態宣言の根拠となる法律より、普通に検査できる体制と危機を裏付ける正確な情報なのでは。一茶も情報不足には嘆いてるかも。

今週の名言・一言・つぶやき
「言い訳は、嘘をつくより悪質で恐ろしい。なぜなら、言い訳は嘘を守ってしまうからだ。(アレキサンダー・ポープ:英国の詩人、1744年5月没)」

言い訳をする人の心理は、①「自分が一番悪いわけではない」と伝えたい。②人に嫌われたくない・失望されたくない。③早く渦中の人でなくなりたい。④怒られるのが怖い。⑤自分の評価に傷がつくのが怖い。⑥ 人間関係を悪化させるのが怖い等々。言い訳は、信頼関係にマイナスの効果を与えることが分かっているのに、一度も言い訳をした人はいないだろう。ところで、秋から冬になったのに桜の話題が絶えない。 安倍総理の「桜を見る会」の運営を巡る批判に対する回答を「言い訳」と考えればなるほどと思えなくもない?

今週の名言・一言・つぶやき
「さまざまのこと思い出す桜かな(松尾芭蕉:俳諧師)」

平凡な句にも思えるが、これは芭蕉が晩年主君を偲んで詠んだ句だ。句意は、「今は亡き主君の庭前に昔のように咲き乱れている桜を見て、芭蕉が若い時主君に仕えた日のことなど、この桜にまつわるさまざまのことが思い出されてならない」と。ところで、安部総理主催の「桜を見る会」は、「国費で行われる会を私物化した」等と批判が高まっていいる。そのためか、来春の開催は中止されるというが、今年「桜を見る会」に参加した1万8千の人達は、今何を思い出しているのだろうか