今週の名言・一言・つぶやき
「有情活理(根岸秋男:明治安田生命保険社長)」

明治安田生命保険-根岸社長の座右の銘は「有情活理」。「どんなに理屈が正しくても情が無ければ人は動きません。情があることで理は活きるのです。日本社会では “情” は絶対に大切。でも “情” だけだと、なれあいや惰性になってしまう。継続的な発展をするには “理” が必要です」と。自民党総裁選挙で党員や議員は、情と理どちらに重きを置くのだろうか。

今週の名言・一言・つぶやき
「私の想像の翼は、閉じ込められても閉じ込められても、はばたき続けるの。(アンネ・フランク:ユダヤ系ドイツ人の少女「アンネの日記の著者」)」

米国のデータによれば人は1日に平均1回ウソをつくという。嘘つきは悪い、しかし嘘も方便ということもある。ここで問題です。「アンネを匿っている家に、ゲシュポタがやってきて”ここにユダヤ人はいるか”の問いに、正直に答えるべきか、それとも嘘をついてもよいのか。貴方ならどう答えますか?。ところで「嘘も方便」は、仏教用語で「仏が衆生済度にあたっては、方便(手段)として嘘をつくこともある」だとか。

今週の名言・一言・つぶやき
「ちはやふる神のみ坂に幣奉(ぬさまつ)り斎(いは)ふ命は母父(おもちち)がため (万葉集から:神人部子忍男-奈良時代の防人)」

【口語訳】神の御坂(岐阜・長野県境の神坂峠:東山道最大の難所)に幣(神への捧げ物)を奉り、命の無事を祈る。それは自分のためではない、母と父のために祈るのだ。
「男女」と言うが「女男」とは言わない。「夫婦」と言うが「婦夫」と言わない。呼び方の多くは男性が先だが昔は違った。父母を「母父」と呼び、万葉集にも8例あるという。古代日本は女性を上位とする母系社会だったが、儒教の広まりで男性が重んじられる社会となった。ところで、帝国データーバンクの調査によると、女性社長の割合は8%で岐阜県は全国最下位の5.3%だとか。女性蔑視発言で辞職した森大会組織委員会会長だけでなく岐阜県知事、さらには令和の時代に日本人は万葉集を詠む必要があるのでは。

今週の名言・一言・つぶやき
「国民的熱狂をつくってはいけない。そのためにも言論の自由・出版の自由こそが生命である。(半藤一利・保阪正康 著「そしてメディアは日本を戦争に導いた」から)」

先月半藤一利氏が亡くなった。彼は戦時中の少年時代「絶対に神風が吹く」と信じていたが、東京大空襲で真っ黒な沢山の焼死体を見て、「絶対」という言葉は死ぬまで使わないぞ、と誓った。その後、彼は著書でも、喋る時でも、「絶対」という言葉を使わなかった。ただ「戦争だけは絶対に始めてはいけない」と。ところで、菅総理が緊急事態宣言で「1カ月でコロナの感染拡大を絶対阻止し」と1月に国民に訴えたが阻止できず、岐阜県も含まれる緊急事態宣言は再延長された。やっぱり絶対は軽々しく使ってはいけないですネ。

今週もなぞなぞを「ブレーキかけても止まらない。バックも出来ない、曲がれない。なのに無事故で休まず働く」ものなあに?  先週のなぞなぞの答えは「象(オゾウニ)」

今週の名言・一言・つぶやき
「鬼はおらん、鬼をつくる心がこっちにある。(仲野良俊:浄土真宗の僧、仏教学者-1988年逝去)」

節分は例年2月3日だが今年は2月2日の今日で、例年より1年早い節分は実に124年振りだとか。古来季節の変わり目には邪気が入りやすいと考えられ、邪気祓い行事で豆まきが行われている。行事が一日早まった邪鬼払い行事は、新型コロナの収束を願う国民の大きな願いでもある。今年の豆まきでは「福は内コロナは外」の声が聞こえる。

「なぞなぞ」を一つ。「鬼がある動物を飲み込んだら、お正月の食べ物になりました。その動物は?」答えは次週。

 

今週の名言・一言・つぶやき
「何かを隠すと、話はどうしても矛盾してきます。(加藤諦三:社会学者、評論家)」

今年の干支は12年ぶりの丑年で60年ぶりの辛丑(かのとうし)だと思っていたら、2021年ぶりの丑だとか。「丑」の文字に二千二十一が隠れているという(下図)。また、郵便局発行の「年賀状」にも隠し文字があるとか。ところで、国会での質問に、正面から答えず、同じフレーズを繰り返し、『「答弁を控える」と100回以上の答弁』。議論を拒むことも隠すことですよね。

  

賀状のくじの番号欄に「うし」と「丑」の文字が多数隠れている

今週の名言・一言・つぶやき
「(?)と(!)がぎゅうぎゅうに詰まっている子供の世界はやがて、(、)と(。)に支配されていく。(まどみちお:詩人-2014年2月永眠 -104歳)

子供の時代は、「?」と「!」が頻繁だったような気がする。「?」と「!」に出会うとワクワク感があった。最近加齢とともに、やる気が失せ、面倒なことは、今日でなくても明日でもと自己弁護する自分がいる。高齢者も「?」と「!」を探す努力が必用だ。「?」不思議なことは何処にでもある。まどみちおの好奇心は老いて益々豊になり長命の元ともなったようだ

今週の名言・一言・つぶやき
ことばぐすりをありがとう おばあちゃん 私が小学五年生の時、おばあちゃんが退院した時に言われた言葉です。(中学3年 清水彩日夏のおばあちゃん『私の折々のことばコンテスト2019(朝日新聞主催)』から)

『私は小学三年生の時に周りの人の言葉に傷つき学校に行きづらくなってしまった事がありました。なのでこの言葉を聞くまで、言葉は人を傷つける「毒」だと思っていました。ですがこの言葉を聞いた時、私の何気ない「大丈夫?」「また来るね」という言葉がおばあちゃんの「薬」になっていたんだと思うととても嬉しかったのを覚えています。それからは言葉は「毒」にも「薬」にもなるという事を頭の片隅に置いて人と話すようになりました。また私の言葉が誰かにとっての「薬」になっているといいなと思います。』清水彩日夏ちゃんのように、毒よりも薬になる言葉を使いたいものだ。

今週の名言・一言・つぶやき
「周りの環境は心の状態によって変わる。心が暗いと何を見ても楽しくない。静かで落ち着いた環境にいれば、心も自然と穏やかになる。(空海[諡号:弘法大師]:真言宗の開祖者)」

四国88カ所お遍路巡りのツアーに参加してきた。コロナ禍で手水場での清めや鐘楼突きは省略、88ヶ寺の本堂と大師堂で合掌し読経の繰り返し。当然ながら、限られた時間でのスケジュールで観光どころではなく次のお寺へと急ぐ9日間で1,400㎞の旅だった。途中330段もあるような階段や長い坂道を同行者の励ましと、弘法大師の分身といわれる金剛杖には「同行二人」の文字のお陰でゴールができた旅だった。「ありがたや行くもかえるもとどまるも我は大師と二人ずれなり(同行御詠歌-三角寺:65番寺の石碑から)」

今週の名言・一言・つぶやき
「仏の嘘をば方便といい、武士の嘘をば武略という。これをみれば、土地百姓は可愛いことなり 。(明智光秀:安土桃山時代の武将)」

人来鳥(ひとくどり)は鴬の異名で、鳴き声の一部が”ひとくひとく”と聞こえるから”人が来る”に掛けて用いられるとか。ところで、ウグイス嬢を端に参議院選挙買収事件で起訴された河合夫妻議員の公判が先週始まった。両人はお金は渡したが買収ではないと無実を主張。若し嘘だとしたら、政治家の嘘は遠略か計略か策略か、いやいや常識か。 裁判での判断が待たれる。