今週の名言・一言・つぶやき
「 願はくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ(西行:僧侶、歌人。1190/2/16没-新暦では3月)」

西行は、望んだ歌のとおり河内の弘川寺(大阪府河南町)で桜を見ながら静かに息を引きとったという。飛騨の桜は、散り始めた場所もあるが、今まさに春爛漫だ、散歩途中花から花へとミツバチたちが密を求めて飛び交う景色に出会うようになった。ところで、養蜂業者によれば、「ミツバチの行動範囲は2~4㎞、あれが人間なら、50~60代の女性がスイカを2玉両脇に抱えて駆け回っているようなもの」だとか。

今週の名言・一言・つぶやき
「(昭和の大横綱・大鵬が持つ新入幕の連勝記録の11連勝に並んだ時のコメント)うれしいけど、記録よりも記憶に残る力士になりたい(尊富士:相撲力士)」

そして、新入幕優勝は、1914年(大正3年)以来、110年ぶりの大快挙。大銀杏が結えない“ちょん髷”優勝は史上初。殊勲、敢闘、技能の三賞総なめのおまけまでつきだった。「昭和のお相撲さんはケガをしても出ていた。靭帯損傷ぐらいは大したことはない。土俵に上がれば、スポーツというより男の勝負。土俵に上がれば、何かが生まれる。ケガを忘れて土俵に上がりました」と。優勝インタビューで「相撲は好きじゃないが、応援してくれる人のために続けられる。それが幸せ」とも。24歳の若武者は、男の勝負で、記録にも記憶にも残した。アッパレ!。

今週の名言・一言・つぶやき
「あなたがなれたかもしれない人になるのに、遅すぎることはない。(ジョージ・エリオット:英国の女性作家、1880年没)」

タレントの黒柳徹子さん、歳をとったらやってみたいのは政治記者だとか。「90歳を過ぎたら政治の勉強をして、100歳くらいで総理!総理!といろんなことを聞きたい。100歳の人が質問しているのだから、きっと答えていただけるでしょうネ」と。出来れば今すぐ政治記者をやっていただきたいものだと国民の多くは思っていますヨ。

今週の名言・一言・つぶやき
「目をつぶっていると神様が見えた/うす目をあいたら神様は見えなくなった/はっきりと目をあいて神様は見えるか見えないか/それが宿題(谷川俊太郎詩集「宿題」から)」

米・露・仏・豪国など、一般的に学校での宿題が出ないという国が多く、出てもわずかなプリントだったり、読書だったり。仏では、子供の過労のリスクを回避するためなどの理由で宿題を禁止しているという。ところで戦争や社会不安、政治不信に覆われる今の時代、神様が見えなくとも信じるものを持ち続けられるかが問われているが、ウクライナやガザ地区では、暗闇の中戦争に脅えながら、神様を見ようとする多くの子ども達がいる。この宿題には誰か答えて欲しい。

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「夢を見ることができる人は、夢を実現することができる(ウォルト・ディズニー:ミッキーマウスやディズニーリゾート創立者)」

TVで活躍中の黒柳徹子さんは現在90歳。彼女の夢は「100歳で政治記者になること。“総理!総理!”といろんなことを聞きたい。100歳の人間が聞いたら答えてくれそうですよね。被爆国なのに、核兵器がどんなに恐ろしいものか分からない政治家がいるんだったら、それは何よりも愚かだと思います」と。100歳まで待たなくとも黒柳さんなら政治家は逃げらないと思いますよ。

今週の名言・一言・つぶやき
「成功した人はみな声が大きい。(斎藤一人:実業家、銀座まるかん創業者)」

【スポーツの秋】人間は最大の力を出していても、全ての筋力が発揮されるわけではない。100%出し続けると身体が壊れてしまうため、腱や筋肉が損傷しないよう脳がブレーキをかけているという。ただ大声を出すとその制限が、やや解除され、約5%~7%の筋出力アップをもたらす可能性があり、これをシャウト効果というそうだ。このためかやり投げ競技等運動中に大声を発する場面をしばしば目にすることがある。コロナ感染対策緩和後、スポーツ、イベントなどで大声を出す機会が増えている。古武術家も曰く「あ」「う」「お」より「え」や「い」がいいとも。また、声を出すことはストレス解消にも役立つとか。

今週の名言・一言・つぶやき
「勝つためには最善に近づくことしかない。(藤井聡太 竜王・名人)」

令和の最強棋士ともいわれる藤井氏が史上最年少名人と七冠を達成成した。各界からの言葉。☆名人とは棋界全体が選んだ棋界の神様への捧げもの(河口俊彦八段棋士2015年没)☆記録というのは、それに相応しい人が持つべきと考える(前の最年少名人の谷川浩司十七世名人)。☆あれだけの実績を重ねながら、彼は棋界において一番か二番の努力をしている(永瀬拓也王座)☆時代における最強格の棋士になる才能を持ちながら、研究者の顔を持つ人が、絶え間なく高い訓練を積むから強いんです(佐藤天彦九段)☆最近の藤井対渡辺戦は人間対人間の戦いという感じがしない。藤井さんがAIで調べてきたというよりAIの考え方を会得して藤井自身がAIになったのではという気がしてならない。(青野照市九段)☆少なくとも目の前の勝ちにはこだわっていなくて、将棋の真理を追究したいというのが一番なのでは(師匠杉本昌隆八段)。8冠全制覇へ挑む名人に、私もワクワクしながら応援したい。

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「諦めない奴に誰も勝てっこない。(ベーブ・ルース:野球の神様と言われたプロ野球選手)」

野球WBC制覇を果たした侍ジャパン栗山監督の北海学園大学の入学式での祝辞から「自分が出来るか出来ないかは関係ない。やるかやらないかなんだ、やると決めてやり続けていけば最後には必ず大きな答えが出ると信じています。挑戦し続けなさいそして自分を信じ続けなさい。どうしても何かをやっていると、うまくいかないんで自分に能力がないのかなと思うこともあります。最後まで諦めず自分を信じてあげてください」と新入生達に祝辞で述べた。

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「夢はできる・できないではなく、やるか・やらないかだけだ(サムライジャパンWBC栗山監督)」

【祝WBC優勝】「(今日の相手は憧れのメジャー達ばかりだが憧れてしまったら超えられないから)今日だけは彼らへの憧れを捨てて勝つことだけ考えていきましょう。大谷翔平」「悩んだか悩んでないかで言うと、悩みました。でもWBCというものが、やっぱり僕の小さい時から、憧れというか、一つ大きな目標だった(契約金120億円で4月からメジャー入りの吉田正尚)」「これが野球。日本チームに帽子を脱ぐしかない。日本が決勝に進んだが、今夜の勝者は野球界そのものだ(準決勝で逆転負けしたメキシコのヒル監督)」「台本があるかのような展開だった。ただ結果が逆になって欲しかった。今夜の勝者は野球ファンだ(決勝で負けた米国デローサ監督)」。侍ジャパン様「ハラハラ、ドキドキ、ワクワクな幸せな時間と感動をありがとう」

今週の名言・一言・つぶやき
「自分自身の能力をアピールするにしても、実績がなければ、評価してもらえません。もちろん最初は、できることも少なければ、自信も持てませんよね。そんなときは、やる気だけはある、それだけでもいい。(古田貴之:千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長)」

彼は、優れた技術力を持ちながら材料費の高騰に苦しむ東京の町工場を取り上げるTV番組の「中小企業の未来」の議論の中で「企業は、技術を安売りしすぎです。一流シェフだって、ただの卵でもおいしく料理して、腕のお金、味付けやなんかの他に色々なものを含めて、すごく値段が高くなる。この人たちは材料代じゃない。腕にもうちょっとお金をつけるべき」とし、町工場の職人技が正当に評価されない現状などを指摘した。最近カウンター寿司は行っていないけど「時価」てよく見かけたな。