今週の名言・一言・つぶやき
「ことばだけ立派な者は敵である。(”釈尊”または”お釈迦様”)」

【お寺の掲示板大賞2023大賞作品】 お釈迦様(釈尊)は「ことば」だけでなく、「行動」が伴わなければならないと戒めておられます。裏金問題で総理は、「深刻な政治不信を引き起こす結果となったことについては、党総裁として、心からおわびを申し上げる」と改めて陳謝した。が、具体的対策の言葉は聞こえなかった

今週の名言・一言・つぶやき
「基本的に年は考えちゃだめなんです。俺は今いくつだとか思いだしたら、無理をしなくなる。年齢を言い訳にするのは格好悪いでしょう。(操上和美:88歳の現役写真家)」

【格好いい人】1936年生まれ、50年以上映像表現の世界で活動。88歳とは思えない鋭い感性で、今なお、第一線で活躍する現役の写真家。仕事仲間は口を揃えて言う。背筋はしゃんと伸び、決して多くを語るわけではないが口調は滑らか。カメラを持つとその動きは俊敏でしなやか。被写体を見据え、シャッターチャンスを狙う、仕事仲間は彼の年齢を意識することはないと。彼は、写真家に必要不可欠な能力は、動体視力とそこに反応する筋肉だと。そのため、ジム通い20年。ジムのトレーナーは、「せいぜい40代にしか見えない、現役アスリート以上の動体視力と反応力で驚異の瞬発力を保っている」と。「僕は、いい写真を撮りたいから、そのための肉体を維持したいんです。年齢を言い訳にするなんて、カッコ悪いじゃないですか。年を取ったら衰えるのが当たり前なんて、僕から見たら甘えにすぎない」「太平洋の真ん中からでも俺だけは泳いで帰る」と。

今週の名言・一言・つぶやき
「「なりたい自分」を目指すことで切り拓く可能性と未来(加藤央之:(株)物語コーポレーション社長)」

同社は、社員が毎朝唱和する「明言のすすめ」がある。『「反応・発信・明言」は「意思決定」の見える化です。大きな声で皆に聞こえるように皆に分かりやすく具体的に伝えることです。「反応しない」「発信しない」「明言しない」は「意思決定できない」「行動できない」「やる気がつくれない」「整理できない」の見える化です。「意志強固」だから「明言」するのではありません。「明言する」から意思決定できる行動できる。やる気が出る、整理できる自分の意思ができるのです。「明言」するから相手も「そう!」「違う!」と反応してくれるのです。「明言」するから相手も自分の意見に気がつくのです。「明言」するから議論が生まれるのです。間違っていれば「ごめん、すまん」と素直に詫びればいいだけです』。政治家さん!最近、政治家さんがよく言う、丁寧な説明・丁寧な対応より具体的に明言していただきたいものですネ。

今週の名言・一言・つぶやき
「声っていうのはね、耳に届くんじゃないんですよ。肌から心に滲み込むんです(山根基世:NHK元アナウンサー)」

【折々のことば-鷲田清一(朝日新聞1/30付け)から】『話しあえば何かが分かちあえるというのは大きな間違いじゃないかと、NHKの元アナウンサーは言う。人との語らいの中で大切なのは聴きあうことだと。主張をぶつけあうだけだと、相手にふれることなく終わる。聴く側の「聴こう」という姿勢があってはじめて、相手から言葉が零(こぼ)れ落ちてくる。言葉の肌理(きめ)がこちらの「肚(はら)の底」に沈む。【こころの声を「聴く力」】から』また、故天野祐吉(コラムニスト)さんは「言葉でつながっていれば、言わなくても、自然と絆は生まれる」と。総理の得意な聴く耳は国民と言葉でつながっていますか?。

今週の名言・一言・つぶやき
「あきらめなければ道は開ける。(浅川智恵子:情報技術者、IBMフェロー、日本科学未来館館長)」

浅川氏はケガで中学生のときに失明。しかしその後、様々な困難を乗り越え、日本IBM(株)に入社。WEBの文字情報を読み上げる世界で初めての実用的な音声WEBブラウザ「ホームページリーダー」の開発。IBMの最高技術職であるIBMフェローに、東京大学で博士(工学)の学位も取得。現在、視覚障害者でも自由に街を歩けるようにすることを目的とした「AIスーツケース」開発中。彼女は「障害者もダイバーシティーの一つだと考えて、企業の戦力にする」「人生の中では幸運に思えること、不運に思えること、いろいろな出逢い、出来事がありますが、それを受け入れて進むことによって、より強かったり、より面白かったりする人生が開けるんだなということを、最近しみじみと感じているのです」と。

今週の名言・一言・つぶやき
「成功した人はみな声が大きい。(斎藤一人:実業家、銀座まるかん創業者)」

【スポーツの秋】人間は最大の力を出していても、全ての筋力が発揮されるわけではない。100%出し続けると身体が壊れてしまうため、腱や筋肉が損傷しないよう脳がブレーキをかけているという。ただ大声を出すとその制限が、やや解除され、約5%~7%の筋出力アップをもたらす可能性があり、これをシャウト効果というそうだ。このためかやり投げ競技等運動中に大声を発する場面をしばしば目にすることがある。コロナ感染対策緩和後、スポーツ、イベントなどで大声を出す機会が増えている。古武術家も曰く「あ」「う」「お」より「え」や「い」がいいとも。また、声を出すことはストレス解消にも役立つとか。

今週の名言・一言・つぶやき
「おしるこに塩を入れる。砂糖の甘さを引き立たせるためである。批判はこの塩みたいなものである。(加藤諦三:社会学者、心理学者、評論家)」

先週の中秋の名月が、明るい真ん丸のお月様が自宅の庭を照らしていた。中秋の名月と満月が一緒になるのは3年連続で次回は7年後だとか。ところで、月の満ち欠けのタイミングに合わせて海水を取水した塩、「満月の塩」「新月の塩」「中秋の名月の塩」があるそうだ。月の満ち欠けにより、潮が動き海中のプランクトンの動きも活発になり、どのタイミングで取水するかにより、塩の味が変わるとか。「満月の塩」は、しょっぱさ、酸味、うまみ、甘味、苦味、雑味など、塩の味覚が全般に強目で、赤身の肉や魚などの味の濃い食材に合うとか。「新月の塩」は、味まろやか、潮の香りが強目、後味がクリア。魚介類や海藻類と相性が良いとか。「中秋の名月の塩」は同じ生産者の通常時の塩と比較すると、若干複雑味が強くなり味がふくよかだとか。あなたはどんな塩が好きですか。

今週の名言・一言・つぶやき
「軽蔑というのは、馬鹿丁寧な言葉のうちにいつも巧みに隠されている。(スタンダール:小説家、1842没)」

言葉に接頭語の「お」を付けると、意味が違うことがある。寿司店では「にぎり」、遠足の弁当は「おにぎり」と、意味も値段も違う。「めでたい」と「おめでたい」、「しゃれ」と「おしゃれ」も多くは別の意味で使われる。「役所仕事」は堅実な仕事ぶりを連想するが、「お役所仕事」となれば、形式や前例にこだわる印象となる。「お」を付けると丁寧語だが、最近、政治家やお役所が不祥事がらみの事案について、反論されたり攻められた時、「丁寧に」説明しますと答える場面をよく目にする。しかし、「丁寧に説明する」と言つつ、表面的には礼儀正しく長々と同じような意味を繰り返しの説明で、本当のことを、はぐらかしているようにも思える。「丁寧に説明する」とは、相手が知りたいことを、相手の知りたい順序と相手が理解出来る言葉で正確に伝えることだと思うのだが。

今週の名言・一言・つぶやき
「名言は好きです。でも、名言を言おうとする人は嫌いです(タモリ:タレント)」

タモリさんは私の大好きなタレントだが、その言葉に逆らうようように私の「今週の名言・一言・つぶやき」が今日で700回目となった。また先々週、数え年で77歳となり喜寿を迎えた。喜寿の喜は㐂とも書きラッキーセブンの「喜ぶ」だ。七を含んだ言葉には、七福神、七草、七色の虹、七転び八起き等明るい言葉がある。他には、原子番号7の元素は、窒素で生物にとって大変重要な成分、原子番号 77 の元素はイリジウム (Ir)。七百駅は、十和田観光電鉄十和田観光電鉄線の駅、七百餘所神社は、千葉県八千代市にある神社で、ご利益は、諸願成就、無病息災、厄災除けだとか。今回は七に因んでつぶやいてみた。それから、タモリさんには嫌われるだろうが、来週からももう少し名言についてつぶやいてみたい

今週の名言・一言・つぶやき
「黙っているほうが安全だという雰囲気は、非常に危険だ。(盛田昭夫:ソニー創業者の一人、1999年没」

政府が推進するマイナンバーカードでの混乱が広っがている。政府が強調するのはのは、マイナンバー自体のシステムには問題ない、あくまで、現場の入力ミスや、業者のソフトの不備等と。つまり、人為的ミスだと強調しているように聞こえる。しかし、他人の戸籍を交付したり、医療情報や年金情報が他人のものだったり、相次ぐトラブル続いている。デジタル化は大切だが、ヒューマンエラーを想定した安全対策に欠陥がみられる用だが?。河野大臣なら一度立ち止まる勇気があると思っていたのに……。