ブログ・今週の名言

 名言や格言といわれるものは、ときには自分の行動を変えてしまうような教訓であったり戒めであったり、今までの価値観や物事の考え方を変えてしまう力があります。

 故人、偉人に限らず、後期高齢者である私の心に響いた言葉や優れた言葉などを毎週火曜日に「今週の名言・一言・つぶやき」で呟いていきます。

ブログ一覧

今週の名言・一言・つぶやき
「 堪へ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ 以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス(昭和天皇:玉音放送で)」

日本では8月15日を終戦の日(ポツダム宣言受諾を昭和天皇が国民に知らせた日)としているが、米国などは9月2日(降伏文書に調印し戦争が正式終結した日)。中国・ロシアは9月3日(対日戦勝記念日)を終戦の日と言っている。ところで歌手の加藤登紀子さんは、『8月15日を「さ・か・さ記念日」と呼びたい。終戦記念日から一日。「死こそが正義」とされた昨日までの常識が、ひっくり返った! ゼロから出直し歩き出した、日本復活の日』だと。また、彼女は『人間は自ら生み出した力で、自らを脅かしている。 人類が核を持ってしまった今の時代。武力で人の未来は守れない。国家の強権発動は、地球の危機にさえなりうる』とも。

今週の名言・一言・つぶやき
「過去の苦しみなど忘れ去られつつあるようにみえます。私はその忘却を恐れます。忘却が新しい原爆肯定へと流れていくことを恐れます。(谷口稜曄:長崎被爆者-2017年8月死去)」

【8/9長崎原爆忌】谷口氏は、長崎で被爆し、背中一面に重度の火傷を負う。背中の痛みと闘いながら、原爆の残酷さと核兵器の廃絶を訴え続けた。「私の背中は見せ物ではない、誰がこれをやったのか知ってほしい」と。一方、長崎市の山王神社には、原爆で片方だけが残った”一本柱鳥居(原爆によって倒壊を免れた唯一の鳥居)”と、被爆したクスノキがある。”被爆クスノキ”は神社の境内に佇む、2本の大きなクスノキで、爆心地からわずか800mほどの距離で被爆。原爆投下直後には、原爆の爆風と熱線ですべての葉が焼け落ちるなどしたが、わずか2カ月足らずで新芽が芽吹いて人々に生きる希望を与えた。樹齢約500~600年。

今週の名言・一言・つぶやき
「忙しい蜂は悲しむ余裕を持たない。 (ウィリアム・ブレイク:詩人、画家-1827年没)」

昨日の8月3日は「はちみつの日」だったが、蜜蜂の社会は人間社会のように組織化され、規則正しい集団生活を行っているので、「社会性昆虫」と呼ばれる。女王蜂が産卵、働き蜂が労働、雄蜂が交配を担当する。働き蜂は、1回の出動(飛行)で約300~600個の花を巡って集め、自分の体重の半分程度運び、生涯で数万個から20万個以上の花を訪れ、平均寿命は40日程度だとか。「ウイリアム」は、蜜蜂のように仕事に没頭していれば悲しみを感じる暇もないと云っているが、何処かの国の総理は寝る時間も惜しみ仕事をしているとか。きっと国民の悲しみや苦しみを感じようとしているのだろう。

今週の名言・一言・つぶやき
「やりたいことを一つやるには、やりたくないことを9個やらなきゃいけない!( 山田五郎:評論家)」

【合掌】西洋美術からファッション、雑学まで幅広い知識とユーモアを交えた語り口で親しまれた、評論家の山田五郎さんが7月14日亡くなりました67歳だった。彼の哲学は、与えられた仕事を前向きに捉え、自ら「好きになる力」を見出すことだった。「好きなことだけやってきた!そう言えるのは、やってきたことを全部好きになったから」「好きなことは、実は努力して作ることもできるんですよ。与えられた仕事を好きなことに変えていく方が、はるかに簡単かつ確実」「好きになろうと努力すれば、大概のことは好きになれました。好きになれば楽しくなるし、楽しくなれば詳しくもなる」と。タモリ倶楽部で「お尻を振るタレント」を選ぶオーディションの審査員も務め、お尻評論家として出演し、多種多様なお尻を学術的(?)かつユニークに分析・品評したことも忘れがたい。

今週の名言・一言・つぶやき
「生命と土だけは、人類には作れない(藤井一至:土壌学者)」

土井氏は、「土は生命の基盤であり、地球の歴史そのものである」という。「エジプトはナイルの賜物」と言われるが、雨がほとんど降らない砂漠の国エジプトでは、毎年定期的に氾濫を繰り返すナイル川が大量の栄養豊富な土壌を運び、古代エジプト文明の繁栄を支えた。砂の栄養が海まで届くと魚介類もよく育つ。逆に土石流をとめるための砂防ダムによって栄養が海に届かなくなると。「すべての生物は土を食べている」人間も含めてすべての陸上生物は、元をたどれば栄養分を土から獲得しているという。人類が環境や食糧問題に向き合う上で、土を理解し守ることが不可欠であると警鐘を鳴らす。