今週の名言・一言・つぶやき
「”一”度”止”まる! それが”正”月の大事な意味のようね。難問だらけの大みそか。正月はゆっくり立ち止まって、正しい答えを探そう。2024年が少しでも良い年でありますように。(加藤登紀子:シンガーソングライター)」

【辰年】謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年も相変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 今年は昇り竜にあやかり上昇機運を願いたいものです。

 高く心を悟りて、俗に帰るべし。(芭蕉)

 常に謙虚であるならば、褒められたときも、けなされたときにも間違いをしない。(ジャン・パウル:独-小説家)

 竜が雲を得る如し(ことわざ)

今週の名言・一言・つぶやき
「悟りとは平気で死ぬことではない平気で生きていくことだ。(正岡子規:俳人)」

正岡子規の死生観は強い痛みや、体を自由に動かせないという最大級の苦しみを抱えて生きる中で、初めて本当の悟りの意味に気付いた。「悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた」と子規は言う。1902年9月18日正岡子規逝去、今日は子規忌。

今週の名言・一言・つぶやき
「日本一というのは2つの意味があって、1つは甲子園優勝という野球の結果としての日本一です。もう1つは、言動や態度においても日本一にふさわしいと思われるチームになるという意味の日本一です。2つの意味の日本一を追求していきたいです。(森林貴彦:慶応義塾高校監督)」

今夏の甲子園高校野球、仙台育英の二連覇か慶応義塾の107年ぶりの優勝かの決勝戦。見始めたら3時間TVに釘付のベストゲームだった。優勝した慶応は「エンジョイ・ベースボール」「選手個々が自分で考えることを大切に」と自主性を重んじてきた。先輩後輩関係なく、全員でグラウンドを整地し、上下関係を作らない。高校野球の多くで見られる丸刈りもなく、指揮官の指導で自由な髪形が定着した慶応。優勝した森林監督は生徒に「これを人生最高の思い出にしないでくれと話した」という。一方、敗者の仙台育英須江監督「負けたのが慶応でよかった。負けた時に人間の価値が出るから選手達には、グッドルーザーであれと。最終日で勝つ喜びと負ける悔しさを両方味わえたので座右の銘のとおり”人生は敗者復活戦”素晴らしい経験を得た」と。両監督、生徒諸君「アッパレ!」

今週の名言・一言・つぶやき
「戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命の破壊です。戦争は死です。この広島の町、この平和記念堂ほど強烈に、この真理を世界に訴えている場所はほかにありません。(ヨハネ・パウロ2世:ローマ教皇、1981年広島で)」

被爆地広島で開かれたG7サミットで、各首脳らは「芳名録」に次のように記帳した。☆岸田総理「各国首脳と共に核兵器のない世界をめざすためにここに集う」☆米バイデン大統領「世界から核兵器を最終的に、そして、永久になくせる日に向けて、共に進んでいきましょう。信念を貫きましょう!」☆英スナク首相 「シェークスピアは、”悲しみを言葉に出せ”と説いている。しかし、原爆の閃光に照らされ、言葉は通じない。広島と長崎の人々の恐怖と苦しみは、どんな言葉を用いても言い表すことができない。しかし、私たちが、心と魂を込めて言えることは、繰り返さないということだ」☆仏マクロン大統領「広島で犠牲となった方々を追悼する責務に貢献し、平和のために行動することだけが、私たちに課せられた使命です」☆ 加トルドー首相「多数の犠牲になった命、被爆者の声にならない悲嘆、広島と長崎の人々の計り知れない苦悩に、カナダは厳粛なる弔慰と敬意を表します。貴方の体験は我々の心に永遠に刻まれることでしょう」☆独ショルツ首相「この場所は、想像を絶する苦しみを思い起こさせる。私たちは今日ここでパートナーたちとともに、この上なく強い決意で平和と自由を守っていくとの約束を新たにする。核の戦争は決して再び繰り返されてはならない」☆伊メローニ首相「本日少し立ち止まり、祈りを捧げましょう。闇が凌駕するものは何もないということを覚えておきましょう。、過去を思い起こして、希望に満ちた未来を共に描きましょう」☆ウクライナのゼレンスキー大統領「世界に核による脅しの居場所はない」

今週の名言・一言・つぶやき
「進歩が必要だとしたら、それは人間の精神力だ(佐藤愛子:小説家)」

『九十歳。何がめでたい(佐藤愛子著)』から。「進歩というものは人間の暮らしの向上、ひいては人間性の向上のために必要なものであるべきと私は考える。我々の生活はもう十分に向上した」「調べたり考えたりしなくても、すぐに答えが出てくるスマホがこれ以上進化すると、日本人はダメになる…日本人総アホ時代が来る!」と現在98歳の彼女は警告する。

今週の名言・一言・つぶやき
「本気で遊ぶことで没頭する(NHKのTV番組「魔改造の夜」から)」

『遊びから情熱を生んで情熱から目的を見つける。目的意識がどんどん広がっていけば、スーパーなエンジニアになれるんじゃないのか。やったことないからダメかもしれないじゃないですか。それでも作っていて試してダメだったらめげずにまたやる。これが本気ですよね、絶対に諦めない』と。物作りの超面白さを超一流のエンジニア達が、家電・おもちゃを怪物マシンに大改造する(魔改造の夜:DVDプレーヤーボウリング編から)

今週の名言・一言・つぶやき
「新しい年です。不幸な出来事は過ぎ去り、素晴らしい出来事だけが増えますように。(エメリヤーエンコ・ヒョードル:ロシアの総合格闘家」

【寅】謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年も相変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。今年の支は壬寅年ですが、壬寅は「陽気を孕み、春の胎動を助く(冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年になる)」とか。

トラにちなんで…。

ト 徳は事業の基なり(菜根譚:中国古典の一つ)
ラ らしく……というのはいい言葉だよ。誰でもその人らしく振る舞えばいいのさ(中山晋平:作曲家)

今週の名言・一言・つぶやき
「有情活理(根岸秋男:明治安田生命保険社長)」

明治安田生命保険-根岸社長の座右の銘は「有情活理」。「どんなに理屈が正しくても情が無ければ人は動きません。情があることで理は活きるのです。日本社会では “情” は絶対に大切。でも “情” だけだと、なれあいや惰性になってしまう。継続的な発展をするには “理” が必要です」と。自民党総裁選挙で党員や議員は、情と理どちらに重きを置くのだろうか。

今週の名言・一言・つぶやき
「”勝ち負けがきっぱり決まること、みんな好きよね。でも人生には勝負を決められないことの方が多い”。勝ち負けを判定するにはルールが必要。実力を測る物差しがね。でもそんなものはどこにもないのです。「加藤登紀子のひらり一言:朝日新聞6/26付から(作詞・作曲家)」」

東京五輪で日本人が活躍しているが、日本選手のここが許せないと海外の五輪選手が言ったそうだ。銀メダルを手にしているのに表彰台で悔し涙を流している。自分の力不足、精神の弱さを嘆くコメントばかり。自分に勝った金メダリストの素晴らしさも称えないと。

今週の名言・一言・つぶやき
「自制心のない者に、自由はない。(ピタゴラス:古代ギリシャの数学者・哲学者)」

昨年から困っていることがある。私はマスクをして散歩など運動すると鼻水が止まらない。そのため、散歩は人通りの少ない田舎道を、マスクを鼻下に掛けることが多い。コロナ禍で岐阜県は緊急事態宣言中で外出自粛中だ、早くコロナ前の日常生活に戻りたい。そいえば「我慢と努力。人生にはこれしかない」と、歌手の故村田英雄さんの言葉を想い出す。先週のなぞなぞの答え「幸せ」。