【コロナ禍3年の卒業生達の言葉】「校歌を合唱した思い出がありません」「私たちは、かわいそうな学年ではない。コロナ下でなければ気付けない幸せを見つけた3年間だった」
「悪い状況だと分かっているからこそ相手の気持ちを思いやり、協力して乗り越えられた。宝となる充実した3年間だった」「新しい生活ではマスクを外して笑顔をたくさん見せたい」「3年間で当たり前の日常が幸せで貴重なものと知ることができた。当たり前への感謝を忘れずに、これからの人生を歩みたい」。卒業おめでとう。
今年の「新語・流行語大賞」の年間大賞に、史上最年少で三冠王となったプロ野球ヤクルトの村上宗隆選手(22歳)を称えた呼び方「村神様」が選ばれた。野球関係で、キツネダンス(日本ハムファイターズ)加えて、特別賞に、冒頭の言葉が選ばれた。須江監督は、「あの言葉は、仙台育英の優勝とセットですから。選手を含めて、関わっている人間にとって、いい思い出になります。『ダメだ、ダメだ』と密になる活動を制限される中でも、こんなにも高校生は頑張っているんです、私なりに全国の高校生を称える言葉でもありました」と。コロナ禍での指導者の苦労と球児らへの愛情の詰まった「ことば」が人々の心に温かく響いたと評価され特別賞に。
ロッテの佐々木朗希投手が完全試合を28年ぶりに達成。プロ野球新記録となる13者連続奪三振、1試合19奪三振(プロタイ)の記録も。彼の高校時代國保監督は、甲子園行きが懸かった決勝戦で、故障予防のため連投を避け令和の怪物と言われる彼を登板させなかった。チームは敗れ連投させなかった監督には非難もるなど物議を醸したが、騒動後高校野球に投手への球数制限制度が導入された。高卒で即戦力とも言われたが、プロ入り後ロッテ球団は、2軍で鍛え上げていくことが一般的な中、そのまま1軍に同行させながら体作りに専念させる。異例な育成方法には批判もあったが、今回の快挙だ。そして7日後の先発登板、8回まで完全試合を続けパーフェクト投球したが、球数が102球に達し体調をみた監督は8回で交代、2試合連続の完全試合が目前だったこの交代には賛否呂論だ。今、企業や社会は即戦力となる人材を求めがちで、人材を育成することが疎かになっていないだろうか。短期的な成果より、長期的な視点で人材を潰すより育て人材を人財にするロッテを応援したい。
強い棋士は、頭がよい・記憶力がよい・負けず嫌い・集中力が凄いという。藤井聡太5冠はそうだが、故米長永世棋聖もそうだったようだ。3人の兄は東京大学へ進んだが、「兄達は頭が悪いから東大へ行った。自分は頭が良いから将棋指しになった」「将棋が強くなる方法は、脳みそが汗をかくほど集中して、盤面を見つめることである」とも
『あなたは文明に麻痺していませんか/石油と水はどちらが大事ですか/車と足はどっちが大事ですか/知識と知恵はどっちが大事ですか/批評と創造はどっちが大事ですか/理屈と行動はどっちが大事ですか/あなたは感動を忘れていませんか/あなたは結局何のかのと云いながら/我が世の春を謳歌していませんか。 (倉本聰の「富良野塾起草文」)』 これは「TVドラマ北の国から」の原作者、倉本聰さんが設立した富良野塾の起草文です。恵まれすぎた時代に生まれた我々を人間の原点に戻らせてくれる言葉だが、G7サミット(主要7か国首脳会議)では、こうした言葉は語られたのだろうか。
新型コロナには解らないことが多いが、その対応策も何故か解らないことが多い。「新型コロナは時計を持っていないのに夜8時過ぎの外出禁止すると言う政府。人流を避けよと言いながら聖火リレーは中止しない、電車は間引き運転をする。学校の運動会や行事は中止するのに五輪は何故出来るのと子供達」。優れたリーダーは「何故やるべきか」を明確に伝えるというが、日本にはリーダーはいるのか。馬鹿じゃない談志師匠、国のコロナ対応策解りますか?
新学期の始まりノートを購入する人も多い。そのノートの紙面は白色だと思っていたが、長岡技術科学大学と王子ホールディングス(株)によると、青色でざらついた手触りの紙は、白い紙より集中力を約6割高める効果があるという。研究によると、計算力、記憶力、論理力を測るテストの結果、青色で凸凹のある適度にざらついた紙は脳を刺激し、通常の白い紙より集中力を58%高め、凸凹がない青い紙でも、集中力を27%高める効果があるという。そんなノートが市販されている。また、「好きな色調査(8万人アンケート)」でも青色が一位だとか。昨日も今日も快晴の青空だ。
【価値もない情報】デマやフェイクニュースは世の常だ。最近は新型コロナに関するものも多く、その真偽の見極めは難しい。健康情報を読み解く力「ヘルスリテラシー」の浸透に取り組む中山和弘聖路加国際大教授は、「か・ち・も・な・い」の言葉で紹介している。
か:書いたのは誰か、発信しているのは誰か?→信頼できる専門家または組織か、個人なら所属があやしいかも。
ち:違う情報と比べたか?→他の多くの情報とは全く違うかも。他の新聞も読み比べる。
も:元ネタ(根拠)は何か?→引用文献がなければ勝手に言っているだけかも
な:何のための情報か?→商業目的でしかないかも
い:いつの情報か?→古くて現在では違うかも
日本人は医学的知識が絡む判断を医者任せにしがちで外国に比べて弱い傾向が有るが、以上の点が確認できなければ「価値がない情報」と判断すべきだと。
「くん」「さん」「だん」から「棋聖」に。最年少でプロ棋士になった中学生の「藤井君」、デビューから29連勝して「藤井さん」、5~7段での「藤井7段」と出世魚のように呼称を変え続け。ついに将棋の8冠タイトルの一つ「棋聖戦」で最年少でのタイトルホルダーとなった「藤井新棋聖」。幼少時、高齢者施設で対局し「早くおじいさんになって、いっぱい将棋を指したい」と言ってた彼。二つ目のタイトル戦の「王位戦」でも勝てば、呼称は「藤井2冠」となる。「藤井棋聖、強くなって見えてきた新しい景色はありますか、まだですか」
コンビニで弁当を購入すると店員さんから「お箸は大丈夫ですか?」と聞かれ「はい」と答えたら箸が付いていなかった。上司が若者に「今晩一杯飲みに行くか?」と誘うと「大丈夫です」と答えて、飲みに来なかったという。大丈夫なら来られるはずだろうと思った上司だが、最近はNOの意味で使う若者が増えているらしい。「明鏡国語辞典第二版」でも、「①安心していられる。任せられる」と「②相手の勧誘などを遠回しに拒否する俗語。そんな気遣いはなくても問題はないの意から、主に若者が使う」と。例文として「おひとついかが?」「いえ、大丈夫です」を挙げている。貴方の大丈夫の使い方は大丈夫ですか?