今週の名言・一言・つぶやき
「去年のように今年があり、今年のように来年がある。これを農業では「安定」というが、経済社会では「停滞」という。原理原則が根源的に異なるのである。違う原理に振り回され、翻弄されて、その餌食とされてはならない。(山下惣一(農民作家)7/10逝去)」

土に根ざした地べたからの目線で現代社会に警鐘を鳴らす小説や評論活動を続けた農民&作家だった。佐賀県で「生涯一百姓」を貫き、情と理の人。文章に土の匂いがした。生来のあまのじゃく、偽善を容赦なく切った。残した言葉に「成長よりも安定、拡大よりも持続、現在よりも未来を大切に」「農業の農は楽しいが、業はつらいのは世界共通」「百姓は永遠に不滅」「老農は死なず消えていくのみ」【合掌】

今週の名言・一言・つぶやき
「 “よく生きる”ためには、”よく働くこと”がもっとも大切なことです。それは、心を高め、人格を磨いてくれ”修行”であると言っても過言ではありません。(稲盛和夫:実業家)」

【修業と修行】4月には多くの新社会人が誕生する。彼等は学業を修業し卒業したが、これからは修行が待っている。曹洞宗の青山俊薫尼僧は言う「修業と修行は違う。修業は行の習得で有り生活の死を稼ぐ職業でもあり、これには上達もあれば卒業もある。修業は生き方で有り卒行はない。むしろ深まるほどに足りない自分に気づくというのが修行である」と。二宮尊徳(江戸時代後期の経世家)は「正しい道というものは、必ずこの世の人々に利益をもたらすものである。学問をする時も、修行をする時も、このことが実現できなければ、人の世には何の利益ももたらさない無用のものとなる」と。新社会人の皆さんおめでとう、これからも修行をお忘れなく。

今週の名言・一言・つぶやき
「企業は(社員を)リストラできても、国は国民をリストラできない。(菅直人:元総理)」

(映画:男はつらいよ-知床慕情-第38作)で、三船敏郎演じる獣医師が、牛や馬を人間の仲間として扱ってきた「農民の心」について語る。「経済動物になってしまい乳量が落ちたら処分される現状に怒り、役にたたん人間は切って捨てろということだ」と。リストラをする経営者は恥であるという昭和の時代からバブル崩壊後令和の時代になると、経営が不振になると人材をコストとみなしリストラしている経営者が増えている。ところで2020年度の国の税収が過去最高の60.8兆円、一方5月の失業率は3%に上昇。3%台は昨年12月以来5カ月ぶりだとか。

今週の名言・一言・つぶやき
「女性運動を声高にやる人は嫌いです。男女の別に関係なく、人間は能力で決まる。マーガレット・サッチャー(英:元首相、2013年逝去」

【女性の活躍】英国公共放送BBCは世界の人々に影響を与えた「今年の女性100人」を発表。日本からは、ただ一人酒造りの杜氏として活躍する広島県の今田美穂さんが選ばれた。BBCは「男性が中心だった酒造業界で、伝統を引き継ぎ、活躍する数少ない女性杜氏として紹介。また、マッキンゼー会社(米国経営コンサルタント会社)によると「世界主要企業の経営陣への女性登用で上位1/4の企業の利益率は、下位1/4の企業より25%も上回っていた」との調査もある。ところが、世界の女性管理職比率の国別ランキング(2019年)では、日本は165位、女性議員割合は147位だとか

今週の名言・一言・つぶやき
「気に入った人間ばかり入れるな。理解できる人間ばかり入れるな。それでは、君たち人事担当者以上の人間は採用できない。」

安倍政権は、人事権を通じて官僚ににらみをきかせた。結果、官僚は萎縮し忖度が広がり決済文書の改ざん問題までに。また、三権分立の原則に反するかのような検事長定年延長等の人事介入。そして、安倍政治を継承すると宣言した菅総理は、「学者の国会」とも呼ばれる日本学術会議が推薦する新会員6人の任命を拒否した。理由は「総合的、俯瞰的活動を確保する観点から」と、しかし拒否の具体的理由を説明していない。菅総理のスローガン「国民のために働く内閣」は、もしかして、本田氏なら「俺のために働く内閣」というかも。

今週の名言・一言・つぶやき
「立派な後継者も育っていた。しかし役員達が『社長そろそろ辞めたらどうですか』などというはずがない。ワンマン社長の首を切るのは自分自身しかない。(堀場雅夫:堀場製作所社長53歳で社長辞職)」

安倍総理の辞任発表を受け、今日自民党総裁選選の告示で、菅氏・岸田氏・石破氏が立候補するという。自民党総裁は事実上の総理大臣を選ぶことである。20007年の自民党総裁選挙で福田康夫候補は、「首相の資質とは何かと」と問われ、「辞めるときの決断」と答えている。3人の候補者はなんと答えるのだろうか。

今週の名言・一言・つぶやき
「モノの価値というのは、良い悪いじゃありません。高い安いでもありません。大切なのは、飽きるか飽きないかです。(永六輔:タレント、随筆家、放送作家- 2016年7月没)」

特別好物ではないけれど、この季節になると一度は食べたいものが冷麺だ。一方、この時期どうしても食べたいものが、鮎と秋刀魚の塩焼きだ。ところが、初水揚げの秋刀魚が一尾ナント6000円だという。鰻丼が約2回食べられる。この不漁が続くと、今年は冷凍の秋刀魚で我慢するしかない。

今週の名言・一言・つぶやき
「学校のクラスのような小さな集団では、明示的なルールはないほうがうまくゆく(池田清彦:評論家、生物学者)」

『大きな集団では個々のメンバーがどう動くか読めないので、一律の規則を作らないと安心できない。小さな集団ではたがいにそれぞれの「得手不得手」がよくわかっているので、そのつど誰に委せればいいかもすぐに判断できる。コンプライアンスを言うより、個々に勝手に動いても自ずと秩序が保たれるほうが心地よい。「ほどほどのすすめ:池田清彦著」から。(8/10朝日新聞:”折々のことば”から)』。しかし、今回のコロナ防止対策で、全国知事会(小さな集団)は帰省の自粛を求め、政府(大きな集団)は自粛を求めないが、迷える子羊はどうすれば?

今週の名言・一言・つぶやき
「節約は不必要な費用を回避する科学であり、また慎重にわれわれの財産を管理する技術なり。(ルキウス・アンナエウス・セネカ:ローマ帝国の政治家、哲学者、詩人)」

新型コロナによる不要不急の外出自粛が解除された。自粛生活は、我が家の家計簿の赤字改善に役立つ効果があった。不急の活動が続くと不要にもつながる。国は、コロナ対策で超大型補正予算を決定したが、財源は赤字国債だ。役所も学校も2ヶ月以上の自粛行動で不急で見送った行事やイベントなどで不要になった予算もあるだろう。役所の予算の不急を見直すことは不要にも繋がる。大型予算の財源は税金ではなく借金だ。だから、今の借金は子や孫が払うことになることを大人は忘れてはいけない。

今週の名言・一言・つぶやき
「プロとは、難しい局面に立ったときに、額に縦じわを寄せることなく平然と決断し、実行できる人のことだ。(飯田亮:セコム創業者)」

【コロナ】新型コロナ緊急事態宣言の5月末までの延長を、昨日安倍首相は発表した。一方、コロナ対応の速さで、台湾政府は世界的に評価を高めている。その理由に台湾の政府系シンクタンクで長年顧問を勤めていた藤重太氏は、「日本は論功行賞などで素人でも大臣になってしまうが、台湾はその分野のプロでなければ大臣にはならない。この政治システムが最大の理由だ」と指摘する。