今週の名言・一言・つぶやき
「権力に媚びることなく暴力に屈することなく、常に弱者の味方である。(大山倍達:空手家、1994年没)」

明日は大山の命日。彼は、日本最強の空手家で漫画「空手バカ一代」でも、主人公として取り上げられた武道家、国際空手道連盟総裁・極真会館館長でもあった。牛を素手で倒したことも(合計47頭、うち4頭は即死)ある、彼が残した言葉から。☆貯金した努力には実力の利息がつく。浪費した才能には挫折の債務がつく。☆特技を磨くとは自分を磨くことだ。自分をみがくとは自信を磨くことだ。☆相手の気持ちを察して発言する、それが本当の意味での敬語だ。☆心にゆとりを持って人に対すれば、笑顔一つで味方がつき、敵を呑む

今週の名言・一言・つぶやき
「自分の思い通りに生きたがどうかが大事。長さではない。どう生きるかどう死ぬかっていうのは個人が責任を持って選んで下さい。(坂本龍一:音楽家・作曲家)」

日本を代表する音楽家として世界的に活躍する、坂本龍一さんが3月28日亡くなった。彼は「練習嫌いのぼくがいうと説得力がないかもしれないけど、とにかく好きな音楽を弾くのが一番。好きな音楽だったら、うまくなりたいと一生懸命練習するでしょう。それをきちんと弾けるまで練習を積み重ねる」「音楽が世界を変えるとかと言うけどね、僕はそこまで力を持っていいのかというのも1つの疑問なんです」と。彼が好んだ言葉はラテン語の一節「芸術は長く、人生は短し」だった。貴方の音楽は後生にも長く影響を与え得るだろう。ご冥福を祈ります。

今週の名言・一言・つぶやき
「神様は3年間、すごい試練を僕たちに与えてくれたのかもしれない。(長渕剛:歌手 コロナ禍3年の母校の卒業式での祝辞)」

【コロナ禍3年の卒業生達の言葉】「校歌を合唱した思い出がありません」「私たちは、かわいそうな学年ではない。コロナ下でなければ気付けない幸せを見つけた3年間だった」
「悪い状況だと分かっているからこそ相手の気持ちを思いやり、協力して乗り越えられた。宝となる充実した3年間だった」「新しい生活ではマスクを外して笑顔をたくさん見せたい」「3年間で当たり前の日常が幸せで貴重なものと知ることができた。当たり前への感謝を忘れずに、これからの人生を歩みたい」。卒業おめでとう。

今週の名言・一言・つぶやき
「悠久な宇宙の歴史の中で120年生きようが、1日生きようが、それは誤差。重要なのは何をして、何を残すか。(古田貴之:千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長)」

先週につづいて古田氏の言葉から「皆、人間は必ず死ぬということに気づかないんですよ。悠久な宇宙の歴史の中で120年生きようが、1日生きようが、それは誤差です。重要なのは何をして、何を残すかなんです。「明日これをやろう」と思っている人には明日は来ない。人に褒められたい、嫌われたくないと考えるよりも、本当の自分の心の声を聞いて、この世にどれだけのものを残せるかに時間を使うべきだと思います」と。

今週の名言・一言・つぶやき
「『アノネ、正月の正という字はね、一にとどまる(止まる)と書くんだよ』(三國浄春:真言宗覚本寺和尚(足利市)1970没)」

「一とはなんでしょう?。一とは原点、要するに自分のこと。自分が自分に止まる。つまり、自分が自分になる。それが正」と三國和尚は説く。

今週の名言・一言・つぶやき
「新しい年が来るとその新しい年が笑いかけてくれた。汚れていない新鮮な風と光が、いつでも向こうから声をかけてくれた。(中田英寿:元サッカー日本代表)」

【卯年】謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年も相変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。今年の支は癸卯年です。相場格言では、卯は跳ねるというようですが景気が上向いて欲しいものです。

う 美しい笑いは家の中の太陽である(サッカレー:小説家)
さ 酒は百薬の長なり(ことわざ)
ぎ 技術革新のネタは企業や大学でなく市場にある (井深大:ソニー創業者)

今週の名言・一言・つぶやき
「経営とは、人として正しい生き方を貫くことだ(稲盛和夫:実業家、8/24逝去)」

【合掌】今年最後のつぶやきは、本年逝去された方々の言葉を集めました。☆人は職業につくのに 適正と不適正というものが先天的にあると思う! おれの場合サラリーマンは不適格なんだ!(藤子不二雄A:漫画家、4/7逝去)。☆誰だってまっすぐな道ばかりを歩けない。その都度試行錯誤しながら生きていくのが成長じゃないでしょうか。(六代目三遊亭円楽:落語家、9/30逝去)☆人間には、必ず人生の転機を直感し、的確に判断できるかどうかを試される時が何度かある。(アントニオ猪木:プロレスラー、10/1逝去)。☆私の人生の喜びも悲しみも、すべてこのマウンドの上にありました(村田兆治:プロ野球、11/11逝去)

今週の名言・一言・つぶやき
「青春って、すごく密なので(須江航監督:仙台育英、今夏甲子園優勝監督)」

今年の「新語・流行語大賞」の年間大賞に、史上最年少で三冠王となったプロ野球ヤクルトの村上宗隆選手(22歳)を称えた呼び方「村神様」が選ばれた。野球関係で、キツネダンス(日本ハムファイターズ)加えて、特別賞に、冒頭の言葉が選ばれた。須江監督は、「あの言葉は、仙台育英の優勝とセットですから。選手を含めて、関わっている人間にとって、いい思い出になります。『ダメだ、ダメだ』と密になる活動を制限される中でも、こんなにも高校生は頑張っているんです、私なりに全国の高校生を称える言葉でもありました」と。コロナ禍での指導者の苦労と球児らへの愛情の詰まった「ことば」が人々の心に温かく響いたと評価され特別賞に。

今週の名言・一言・つぶやき
「ヒーローになるためには、ピンチが必要なのです。(中谷彰宏:著述家)」

ワールドカップで日本がドイツに逆転勝利。決勝点を挙げた浅野拓磨選手は、「今日の試合だけに関したら、ヒーローになれたかな。4年前から一日も欠かさず、こういう日を想像してきた」と。しかし、今回のメンバー入り後も浅野不要論が絶えず、右膝の靱帯断裂のケガで、出場辞退を求める声もあった。何度も浮き沈みを経験している快足ストライカーは言った。「ヒーローになった瞬間は、一瞬で終わる。(結果が出なければ)またズドーンと落とされる」「僕はドラマチックがよく起きると自分でも思う。でも、今日のドラマチックは終わった。また次へ向けて準備したい」と。12月2日のスペイン戦でもヒーローになってください。

今週の名言・一言・つぶやき
「人は皆、人生というマウンドに立っています。途中で降板せず、最後まで完投してください。(村田兆治:元プロ野球選手)」

【合掌】”まさかり投法”と呼ばれた独特のダイナミックなフォームから、重い速球とキレ味のいいフォークを投げ込み、時代を代表する剛腕として活躍。その後、肘を痛めたが手術を受け、長いリハビリの果て見事に復活。日曜日ごとの登板から「サンデー兆治」とも言われた彼が今月9日火事で亡くなった。40歳での引退試合で完封勝ち、この年10勝をあげるも完投が出来なくなったと引退。彼は「結局は生きる信念を持っている人間が、どんな世界でも生き残っていくのではないでしょうか」との言葉も、アッパレな人生だった。