仏教では、布施をするときに大切な心が3つあると教える。①自分がしてやったという思い上がりの気持ちをもたない。②見返りをもとめない。③後悔をしない。(施しを通じてそのご縁を温めることが、今こそ必要で、施しも食べ物やお金だけでなく、親切、笑顔など、色々ある。自分の身の丈でできる施しでご縁を温め、みんなで豊かになっていくことこそ、真の豊かさと言えるのではないでしょうか)と
永崎裕麻さんは、移住先を探す旅に明け暮れ、これまで100カ国以上を訪問、南太平洋の島国フィジー国へ移住した。フィジー人の幸せの秘訣を一言でいえば「余白」にある。人生を幸せに生きるためには、日常に余白が必要だ。日本人は「もったいない精神」が強く、「暇な時間」に罪悪感すらおぼえることがありそんな生活を長年続けてきた結果、「自分自身には時間がない」というマインドが固定していて、いつも余裕が感じられなくなっている。世の中には①やらなければならないこと②やった方がいいこと③やらなくていいことの三つがある。どれが一番大切か?。彼は「③が一番大切だという。やらなくてもいいのにやることなんだから、それが人生の醍醐味だと思う」と語る。
二百十日は、立春の日から数えて210日目の日、今年は8月31日だった。台風が来襲する厄日とされ,まさにこの日に合わせたような台風10号の襲来だった。この時期、風の害を防ぐための風祭が各地で行われる。富山市八尾町の「おわら風の盆」もその一つ、豊作を祈るとともに、風の災害がおこらないことを願う行事、編み笠を目深に被った男女が、哀調ある音色を奏でる胡弓や三味線、越中おわら節の唄に合わせて、情緒豊かに町を流した三日間が今夜終わる。
西イングランド大学のアンドリュー・アダマツキー教授によると、「キノコが電気信号を使っておしゃべりをしている」という。観測された単語の数は合計50種類。単語の組み合わせから最も複雑な文章を作るのはスエヒロタケ、次いでサナギタケとなるなど、種によって「文法」が異なるとし、研究ではキノコの種類それぞれの「方言」が使用されているからだとか。
沢山の涙も見せてくれたパリ五輪が終わった、柔道女子の阿部詩の敗退時の号泣。「武道家として、あれほど泣きじゃくるのはいかがなものか」「本当に頑張っていなければ、あそこまで泣けない」等々。準決勝で敗退した競泳女子の池江璃花子選手は、7分間立ち上がれず涙ながら絞り出すように言った「ここまでの努力は何だったんだろうと思う」。一方嬉し涙「団体の金メダルだけでお腹いっぱい。悔しい気持ちより、幸せすぎて涙が出ちゃって。悔いの残らない大会でした(体操・男子個人総合で連覇を期待されながら叶わなかった橋本大輝)」。「もう、うれしいんですけど、嬉しいだけじゃ足りないぐらい。本当に言葉にできないぐらいな気持ちで、いまだに実感がわかないです(女子やり投げで金の北口榛花)」。悔し涙、嬉し涙、おろおろ涙、感涙等様々をみせくれた五輪、ありがとう。
パリ五輪、日本男子バレーボールに期待していたが、イタリアに惜しくも2-3で逆転負け、48年ぶりの4強入りは叶わなかった。ところで、中垣内祐一氏は、1992年のバルセロナ五輪に出場するなど、バレーボール男子のスーパーエースとして活躍。2021年の東京五輪では、監督として全日本男子をベスト8に導く。そして、東京五輪監督引退後、実家の専業を継ぎ現在米作農家と福井工業大学教と兼業農家る。現在中垣内氏は稲を植えるとともに「バレーボールから米作りへ 人生二毛作」と兼業農家進行中だとか。
やっと会えた新札の栄一さん梅子さん柴三郎さんに。梅子さんのお札のNoは「AA614045KS」でプレミア価値あるAA券とはならなかった。ところで、日本資本主義の父とも言われる渋沢栄一。約500もの企業の設立や経営に関わり、約600もの教育機関・社会公共事業の支援と民間外交にも熱心に取り組み、数々の功績を残した。日本の資本主義の父と呼ばれるけれど、こんな逸話も残る。三菱の創始者である岩崎弥太郎から「自分と手を組めば、この国を牛耳れる」と申し込まれたが、きっぱり断った。「私は道義的な経営で生まれた利益を公平に分配することを考えていきたい」と断言したという。経営だけでなく、困窮者の救済や国際交流にも力を注いだらしい。自分ファーストに自社ファースト、自国ファースト…そんな姿勢一辺倒の思想がまかり通る現代だからこそかみしめたくなる言葉だ。
トマトが美味しい時期だ。栄養豊富で、老化を抑制するビタミンEも含まれる健康野菜。そのトマトだが、茎を切り落とされると「悲鳴」を上げるらしい。イスラエルのテルアビブ大学の研究者は、世界で初めて植物が発する音を録音・解析した結果、ストレスを受けたトマトやタバコが通常の人間の会話に匹敵する大きさの音を発するらしい。昨日から大暑に入り暑い日が続くが、悲鳴をあげたトマト供養のため、暑い日はエアコンより衣服を脱いで冷たーいトマトを丸かじりするのもよいかも。
馬場氏は緑内障が進行し、視野が狭くなりどんどん目が見えなくなり障害者1級。だが、見えなくなっていくことで、その外の感覚は敏感になっている気がする。聞こえる音、吹いてくる風の空気感が鋭敏になっていると。NHKのTV番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」から『異端の建築家、馬場正尊。リノベーションの先駆者として、空き家や解体されるビルなど、見捨てられた建物をよみがえらせてきた。馬場が手がける場にはなぜか人が集い、笑顔が生まれる。新築の設計に疑問をいだき、傍流をさまよい続けた過去。失われゆく視力と残された時間。今、リノベーションのその先を示す設計に挑む。人の生き方をも変えると言われる馬場の建築、そこに込められた物語だった。』
娘が七月七日の七夕の日に結婚した。歌手の加藤登紀子さんは『大好きな人を思う日。大好きな事を描く日。心に好きなことを思い描く! それだけで幸せになれる! それが「七夕」』と。また、詩人の相田みつをさんは『しあわせはいつも自分のこころがきめる』と。
この人と夫婦でいられて幸せだと互いが感じられれば、それが相手を幸せにすることにもつながると思う。毎日々々小さな幸せを見つけられる、そんな素敵な夫婦になってください。いつまでもいつまでも幸せで。父より。