今週の名言・一言・つぶやき
「集中力っていうのは、天才のものじゃないんだ。訓練だ。(小澤征爾:指揮者)」

シンガーソングライター、作詞・作曲・女優等で活躍する加藤登紀子さんは「リラックスしていないと、集中力が働かない。不必要な緊張感が思考力を低下させている。この国の大きな欠陥。過剰な監視や自粛をやめて、大きな深呼吸を!」と。

今週の名言・一言・つぶやき
「先入観は可能を不可能にする。(佐々木洋花巻東高校監督)」

メジャーでMVPを受賞した大谷さんを育てた佐々木洋監督。「おまえは運がいい」と言われ続けてきた。「菊池雄星を獲得できて運がいい」「棚ぼたで選抜(春の甲子園)に出て準優勝した」。そう言われて以前はムッとした。しかし考えが変わった。「運は運を掴むために自分をコントロールしている人の下にしか来ない」と対談で語る。自分の何をコントロールしているか?。「四つある。言葉、友人など一緒に居る人、態度や身だしなみ、それから感謝と謙虚さ」。大谷翔平選手もその薫陶を受けた一人。高校1年時には目標達成シートを作り、目標を明確化して達成のため必要な要素を整理した。体力面や技術面のほか「運」の欄にはあいさつやごみ拾いも記す。渡米後も継続し、球場内のごみを拾う仕草は米国人にも好感を与えた。多くの専門家が二刀流は不可能と言った大谷さんを育てた。

今週の名言・一言・つぶやき
「天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者のことだ。(ナイチンゲール:看護師)」

今回の衆院選では与野党を問わず現金給付策公約の「バラマキ合戦」となった。限られたお金をどこに配るべきかの議論がなく、「広く薄く」という流れになった。経営学者のドラッカー(2005年没)は、『ばらまき国家は自由社会の基盤を侵食する。国民の代表たるものが、票を買うために特定の利益集団を豊かにし、国民を丸裸にする。これは市民のコンセプトの否定である』と。現金給付は、対象が広いほど、景気浮揚の費用対効果も下がるとされるが、政治家に戦う天使はいるのだろうか。

政事は豆腐の箱の如しである、箱が歪めば豆腐も歪む。(二宮尊徳:江戸時代後期の経世家、農政家、思想家)

豆腐は一見仏頂面だが、己一人でも冷や奴や湯豆腐のように存在感を示す一方で、肉・魚介・野菜等とも協調して相手になじみながらも、自分らしさを失わない。ふにゃふにゃしているが実を崩さないだけのしまりが有る。煮ても焼いても食えぬどころか、煮てよし焼いてよく、汁でもあんかけでもそれぞれの味を出す。強い者が幅をきかす競争社会には豆腐の如き柔らかさ自在さは貴重だ。人生を、豆腐の如くと語る。【俳人・荻原井泉水(1976年没)の随筆「豆腐」から】

処世不必邀功、無過便是功。(洪応明:中国明代の著作家、『菜根譚-前集28項から』)

『世に処(しょ)しては、必(かなら)ずしも功(こう)を邀(もと)めずして、過(あやま)ちなきは便(すなわ)ち是れ功なりとす』。たいした過失もなく普通に一生を暮らせれば、何事もなかった日こそ最上だと。秋晴れの日の散歩で思う。

今週の名言・一言・つぶやき
「人生は、何も成し遂げようとしない者にとっては長すぎるが、何かを成し遂げようとする者にとっては短すぎる。(ながれおとや:なぞなぞ作家、言葉遊び研究家)」

【短い】異例の短期決戦となった今回の衆議院選挙。解散から選挙まで17日間と戦後最も短い総選挙だとか。ところで、鉄道の「日本一短い駅間距離」は、200mで所要時間は45秒だとか。乗車直後「次は佐世保中央」のアナウンス、そして間もなく到着の「佐世保中央」のアナウンスだとか。鉄道は、長崎県松浦鉄道の佐世保中央駅~中佐世保駅。一度乗ってみたい気もする

今週の名言・一言・つぶやき
「芸には人間性がそのまま出る。芸の勝負はつまるところ人間性の勝負だと思う(柳家小三治:落語家)」

【合掌】人間国宝の落語家 柳家小三治さんが亡くなった。9年前に高座を聴いたことがある。師匠の高座は、静かにさりげなく始まった。誰かが言っていた。彼が人間国宝たるゆえんは、その卓越した空間掌握能力である。出ばやしが鳴った瞬間から、客席の空気は師匠のものになる。座布団に静かに座り、傍らに置かれた湯飲みでお茶をすすりながら、どこかぶっきらぼうにまくらを話す。観客はいつしか、師匠の世界に吸い込まれていった。「落語家が一人いなくなると、その人の持っていた小宇宙が、消滅してしまう」と言う人がいたが……。

今週の名言・一言・つぶやき
「芸術とは感情にほかならない。(ロダン:彫刻家)」

芸術鑑賞してもお腹が満たされるわけではない。しかし、芸術作品を鑑賞するとなんとなく心を満たしてくれる。夕日を見たり、絵を見たり、音楽鑑賞をして、美しいと感じ、目や耳で受けた刺激が美しいと感じるともっと見たい聞きたいと心地よい感情が湧いてくる。こうした脳内の美の伝達がやる気脳を育てるのだとか。芸術鑑賞は脳の健康にもよいのだそうだ。今秋真っ盛り。芸術・食欲・読書・スポーツの秋、あなたはどの秋が好きですか。亡き妻は紅葉と食欲の秋が好きだった。

今週の名言・一言・つぶやき
「雲は空の想像力である。(テリ・ギルメット:米国-作家)」

久しぶりに鰯雲を見た。正岡子規は、四季折々の雲を「春雲は絮(わた)のごとく、夏雲は岩のごとく、秋雲は砂のごとく、冬雲は鉛のごとく」と言表した。夏場に現れる巨大な入道雲は岩、秋に浮かぶ美しいうろこ雲は砂に例えた。砂のごとき秋雲は小さな無数の雲が薄く広がり、砂丘にできる風紋のように見えるいわし雲。緊急事態宣言解除後の散歩に楽しみが加わった。

今週の名言・一言・つぶやき
「新鮮だから旨いと思っているバカがいます。新鮮というのは新しいか古いかであって、旨いかまずいかじゃありません。(永六輔:タレント・放送作家、2016年没)」

火野正平がTV番組で「バッカじゃないの」と若者の男女に向かって言った。このバカの部分だけを切り取るとセクハラ発言だ。番組”にっぽん縦断 こころ旅(火野正平の自転車によるNHKのTV番組)”の岐阜県養老編でのこと。火野さんが旅の途中で、若者カップルに出会う。名古屋を出発、自転車で40分掛け6㎞の坂道を上ってきた若者達。これから三重県、滋賀県、養老を廻って名古屋に帰るという。72歳の火野自身は下り坂だから自転車でこれから養老に向かえるが、若者達の来た登り坂なら俺だったら俺は4日かかると、若者に「バッカじゃない」と笑顔で。火野さん情のこもった新鮮で旨いバカ発言だった。