今週の名言・一言・つぶやき
「番付は考える力のランキングです。横綱とは、いちばん考える力士です。能力があれば、誰でも関脇にはなれます。逆に、考える力がなければ大関にはなれず、関脇止まりなんです」(元横綱稀勢の里、現在二所ノ関親方)」

大相撲夏場所を12勝3敗で初優勝した小結大の里(23)。「優勝はうれしいけど、最終的な目標はここではない。さらに上へ、上へと駆け上がりたい」と。大の里は昨年夏場所に幕下10枚目格付け出しで初土俵。所要7場所での初優勝は、幕下付け出しでは輪島の15場所を大きく更新する最速記録だった。その大の里、千秋楽を前にして親方(元横綱稀勢の里)から掛けられた言葉は、「優勝しても喜ぶな」だった。これにはふたつの意味があると思われる。①戦ったばかりの相手が眼前にいる。優勝して喜ぶ姿は、相手に対して非礼ともなる。②この優勝がゴールでもなく、目的でもないことだ。そう親方やファンは年内の大関いや横綱を期待している。角界の未来を担うスターの誕生だ。

今週の名言・一言・つぶやき
「教えぬに決して上見ぬ 藤の花 ただ足ることを 知りて咲くらし(古歌)」

藤は不死につながることから長寿や子孫繁栄の花とも言われる。その藤の花を隣町の「安望藤園」で楽しんできた。樹齢約130年の藤が5本あり、藤棚には優しい紫色に囲まれた花が咲き、甘い香りが漂っていた。藤の花はなぜ紫色なのだろう。明治の作家斎藤緑雨は、「青皇の春と、赤帝の夏と、行会の天(ゆきあいのそら)に咲くものなれば、藤は雲の紫なり」と。青い春と、赤い夏とが出会う空に咲くから、藤の花は紫色なのだ、とジョークを記している。

今週の名言・一言・つぶやき
「僕はいつも人が評価してくれることに感謝してる。職に就けてくれたことに感謝してる。だから死に物狂いでやらなきゃいかん。中西太(プロ野球:2023,5.11没)」

11日は中西太さんの一周忌だった。「投手の肩口を抜けた打球がバックスクリーンを越えていった」。「ベンチ前で素振りをすれば相手側のベンチまで音が聞こえた」。どこまで本当か分からないような逸話があった。“怪童”と呼ばれ豪快なスイングで弾丸ライナーを放ち、鉄腕・稲尾和久、青バットの大下弘らとともに西鉄ライオンズの黄金期を支えた人だった。

今週の名言・一言・つぶやき
「戦争はいつも老人が始め、若者が犠牲になる(落合陽一:筑波大学学長補佐・准教授」

5月3日は憲法記念日だった。朝日新聞世論調査(5/5付け)によると、戦争放棄や交戦権の否認などを定めた憲法9条が「日本は戦争をしないですんできた」と共感する人が8割を占めていたと。戦後、日本は一貫して平和国家としての道のりを歩んできた。「過ちは二度と繰り返さない」と不戦の誓いを立て、9条を有する日本国憲法のもと、日本国民が戦争で他国の人を殺したり、殺されたりするようなことは一度もなかった。第二次世界大戦後戦争をしていない国は世界で10カ国に満たないと言われているが、日本はその戦争をしていない国のひとつだ。私は日本国憲法制定の翌月6月生まれ、憲法と共に喜寿の77歳を迎えた。いまの憲法9条では日本防衛に支障があり改憲をとの意見もあるが、これからも戦争をしていない国であり続けて欲しい。

今週の名言・一言・つぶやき
「お前はいつもうつむき加減だ、体を大きく張り堂々としろ、ビッグになれよ、もっとビッグに。(曙太郎:64代横綱)」

【追悼】外国人力士で史上初の横綱に、角界にハワイ旋風を巻き起こし、貴乃花、若乃花らとしのぎを削った。土俵の上では“ヒール”だったが、素顔の彼は心優しく、多くの仲間たちから慕われたという。ビールのジョッキを3秒くらいで飲み干したり 飲みっぷりも豪快で自分が『第64代横綱』だからと、1リットル入る大ジョッキでビールを64杯飲んだこともあったとか。享年54だった。

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「 願はくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ(西行:僧侶、歌人。1190/2/16没-新暦では3月)」

西行は、望んだ歌のとおり河内の弘川寺(大阪府河南町)で桜を見ながら静かに息を引きとったという。飛騨の桜は、散り始めた場所もあるが、今まさに春爛漫だ、散歩途中花から花へとミツバチたちが密を求めて飛び交う景色に出会うようになった。ところで、養蜂業者によれば、「ミツバチの行動範囲は2~4㎞、あれが人間なら、50~60代の女性がスイカを2玉両脇に抱えて駆け回っているようなもの」だとか。

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「お前はお前で丁度よい 顔も体も名前も姓も お前にそれは丁度よい(藤場美津路:石川県常讃寺坊守-『丁度よい』の詩の一部から)」

名字ランキングの1位は佐藤、2位鈴木、3位田中だが、約500年後、日本人は全員「佐藤」姓になるという。東北大の吉田浩教授によれば、結婚時に夫婦どちらかの姓を選ぶ現行制度を続けると、2531年に日本人の姓がみんな「佐藤」になる可能性があるという。姓という字は「女から生まれる」と書くが、一人っ子同士が結婚すればどちらかの姓が無くなる現行制度。しかし、選択的夫婦別姓を導入しても3010年には「佐藤」なるとも。

今週の名言・一言・つぶやき
「ことばだけ立派な者は敵である。(”釈尊”または”お釈迦様”)」

【お寺の掲示板大賞2023大賞作品】 お釈迦様(釈尊)は「ことば」だけでなく、「行動」が伴わなければならないと戒めておられます。裏金問題で総理は、「深刻な政治不信を引き起こす結果となったことについては、党総裁として、心からおわびを申し上げる」と改めて陳謝した。が、具体的対策の言葉は聞こえなかった

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「(昭和の大横綱・大鵬が持つ新入幕の連勝記録の11連勝に並んだ時のコメント)うれしいけど、記録よりも記憶に残る力士になりたい(尊富士:相撲力士)」

そして、新入幕優勝は、1914年(大正3年)以来、110年ぶりの大快挙。大銀杏が結えない“ちょん髷”優勝は史上初。殊勲、敢闘、技能の三賞総なめのおまけまでつきだった。「昭和のお相撲さんはケガをしても出ていた。靭帯損傷ぐらいは大したことはない。土俵に上がれば、スポーツというより男の勝負。土俵に上がれば、何かが生まれる。ケガを忘れて土俵に上がりました」と。優勝インタビューで「相撲は好きじゃないが、応援してくれる人のために続けられる。それが幸せ」とも。24歳の若武者は、男の勝負で、記録にも記憶にも残した。アッパレ!。

今週の名言・一言・つぶやき
「老後は、若き時より、月日の早きこと、十倍なれば、一日を十日とし、十日を百日とし、一月を一年とし、喜楽して、あだに日を暮らすべからず。(貝原益軒の養生訓から:江戸時代の儒学者)」

「老入れ」という言葉を知った。「老後」と言う言葉が使われるようになったのは明治以降で、江戸時代は老後を「老入れ」と言っていたらしい。現代の「老後」のゴール前の人生を息を切らして生きるような意味ではなく、江戸時代は「老の入口」という捉え方で、あくまでも前向きであり、楽しく心豊かに生きる意味に感じられる。年を取ってから新しい人生が始まるような、新鮮な感じがする。