5月3日は憲法記念日だった。朝日新聞世論調査(5/5付け)によると、戦争放棄や交戦権の否認などを定めた憲法9条が「日本は戦争をしないですんできた」と共感する人が8割を占めていたと。戦後、日本は一貫して平和国家としての道のりを歩んできた。「過ちは二度と繰り返さない」と不戦の誓いを立て、9条を有する日本国憲法のもと、日本国民が戦争で他国の人を殺したり、殺されたりするようなことは一度もなかった。第二次世界大戦後戦争をしていない国は世界で10カ国に満たないと言われているが、日本はその戦争をしていない国のひとつだ。私は日本国憲法制定の翌月6月生まれ、憲法と共に喜寿の77歳を迎えた。いまの憲法9条では日本防衛に支障があり改憲をとの意見もあるが、これからも戦争をしていない国であり続けて欲しい。