節分は例年2月3日だが今年は2月2日の今日で、例年より1年早い節分は実に124年振りだとか。古来季節の変わり目には邪気が入りやすいと考えられ、邪気祓い行事で豆まきが行われている。行事が一日早まった邪鬼払い行事は、新型コロナの収束を願う国民の大きな願いでもある。今年の豆まきでは「福は内コロナは外」の声が聞こえる。
「なぞなぞ」を一つ。「鬼がある動物を飲み込んだら、お正月の食べ物になりました。その動物は?」答えは次週。
今年の干支は12年ぶりの丑年で60年ぶりの辛丑(かのとうし)だと思っていたら、2021年ぶりの丑だとか。「丑」の文字に二千二十一が隠れているという(下図)。また、郵便局発行の「年賀状」にも隠し文字があるとか。ところで、国会での質問に、正面から答えず、同じフレーズを繰り返し、『「答弁を控える」と100回以上の答弁』。議論を拒むことも隠すことですよね。
賀状のくじの番号欄に「うし」と「丑」の文字が多数隠れている
【口語訳】順境はあたかも麗かな春の日に外出して花を観るようなものだ。逆境は意のままにならぬのだから、寒い冬のようなもので、閉じこもって雪を眺めているようなものである。春は楽しむが宜しい、然し冬も悪くない。ところでコロナ禍での「緊急事態宣言」対象地に岐阜県も含まれました。今、飛騨では名実ともに閉じこもって雪を眺める日々です。皆さんはどうお過ごしですか。早く「出遊して花を観たい」ものです。
一般社団法人日本流行色協会は、2021年の色に「ゼロホワイト」を選んだという。白は「白紙に戻す」というように、始まりを示す色であり、新型コロナウイルスで社会が大きく変容し、過去に答えがない時代を生きる中で「希望を胸にゼロから考える」という意味が込められているという。希望が叶う年であって欲しい。
【丑】謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年も相変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。今年は丑年ですが、牛は「我慢(耐える)」や「発展の前振れ(芽が出る)」を表す年になると言われています。皆様にとりましてよき芽が出る一年であることをお祈りいたします。
う 美しい笑いは、家の中の太陽である。(サッカレー:英国、小説家)
し しあわせは歩いてこない。だから歩いてゆくんだね。一日一歩三日で三歩、三歩進んで二歩下がる。(星野哲郎:作詞家「365歩のマーチ」)
【合掌】二度の癌を克服した、作詞家のなかにし礼さん。昨年、言語学者の金田一秀穂氏との対談で、4千曲もの作品を手掛けた事に対し、「さぞ苦労したでしょう」に、『苦労なんかしないよ、苦心はするけどね。苦しみ疲れる「苦労」に対し「苦心」はうまくいくよう知恵を絞って考えること。苦労だと思うとやりたくないが、好きなことなら苦心できる』と語っていたのに12/25逝去。今年最後のつぶやきは、本年逝去された方々の言葉も集めました。☆野村克也(2/11逝去)失敗と書いて成長と読む。☆志村けん(3/29逝去)モテる秘訣は、子供の心に大人の財布。☆筒美京平(10/7逝去)音楽も人生もエンディングが大事です。☆小柴昌俊(11/12逝去)運を捕まえられるどうかは、日頃から準備しているかどうかだ。☆小松政夫(12/7逝去)人生は出会いが全てのように思います。自分を高めてくれる人に会ったら離れてはだめですね。
経営の神様とも言われた松下翁は、「自分は病弱だったから、全て人に任せた。結果的にはそれで人が育ち、事業が成功した。病弱だったのは不運だったが、結果的にはそれが幸運だった」と。そして、面接では「運が悪い」と答えた人は、どんなに学歴や面接が良くても採用しなかったとか。
私は今年1,400㎞を11日間かけて四国88カ所お遍路の旅をした。ところが、「はやぶさ2」は、52億キロを6年かけ、小惑星「りゅうぐう」への旅。様々な困難を抱えながら世界初のミッションに挑戦し成功した。帰還カプセル内からは、採取した石のかけらと思われる物質が多数確認されたとの昨日の報道。そして、はやぶさ2はカプセルを地球に届けた後も新たな小惑星探査に向かって旅してる。目的地到着予定は、なんと2031年だとか。津田雄一氏は、「大人は凄いことをやっている。とんでもないことに挑戦し面白い未来を作っている。未来に希望はしっかりあり、大人になることは楽しいことだ。そう子供達に感じて欲しい」と。
【女性の活躍】英国公共放送BBCは世界の人々に影響を与えた「今年の女性100人」を発表。日本からは、ただ一人酒造りの杜氏として活躍する広島県の今田美穂さんが選ばれた。BBCは「男性が中心だった酒造業界で、伝統を引き継ぎ、活躍する数少ない女性杜氏として紹介。また、マッキンゼー会社(米国経営コンサルタント会社)によると「世界主要企業の経営陣への女性登用で上位1/4の企業の利益率は、下位1/4の企業より25%も上回っていた」との調査もある。ところが、世界の女性管理職比率の国別ランキング(2019年)では、日本は165位、女性議員割合は147位だとか
子供の時代は、「?」と「!」が頻繁だったような気がする。「?」と「!」に出会うとワクワク感があった。最近加齢とともに、やる気が失せ、面倒なことは、今日でなくても明日でもと自己弁護する自分がいる。高齢者も「?」と「!」を探す努力が必用だ。「?」不思議なことは何処にでもある。まどみちおの好奇心は老いて益々豊になり長命の元ともなったようだ