先週に続いて犬の話題。我が家には8歳になる雄犬がいるが「ペットとの共生推進協議会」発表資料によると
1、心疾患者による入院患者の1年後の生存率
・ペットを飼っている人94.3%に対し飼ってない人71.8%
2、日頃ストレスを感じている人のうち年間通院回数
・犬を飼っている人8.62回に対し飼ってない人10.37回
3、外にも子供情操教育の効果や夫婦関係改善との項目ある
若しかすると社会福祉関連予算の抑制対策に「猫の手も借りる」ことになるかも?。

たまには熱くなれ。熱くなってはじめて見えてくることもある。波風立てなきゃ、逆に自分を見失うこともあるんだ。 (大仁田厚 国会議員)
6月は衣更えの季節。なのに、梅雨入り前にいきなり真夏日や猛暑日と連日の暑さ。エアコンの試運転もしていないのに。高齢者は暑さなど環境変化への注意が必要だ。脱水症状に気を付けたい。
どうせ年をとるなら、陽気な笑いでこの顔にシワをつけたいものだ (シェクスピア 劇作家)
TV番組「笑っていいとも」が先週32年間の幕を閉じた。鶴瓶師匠は「この人は港みたいな人や」。「タモリという港は人が寄るだけでなく、エネルギーを満タンにして芸能界という大海に幾多の芸能人を送り出してきた。本当は凄くシャイで優しく絶対に人を怒らない人」。現在68歳、多趣味、多才で博学のタモリ、今後どんな就活をするのか楽しみだ。
薬を10錠飲むよりも心から笑った方がずっと効果があるはず (アンネ・フランク)
「アンネの日記」は、ドイツ占領下でナチスの追及を逃れて隠れ住んだ2年間(13歳~15歳)の家族との葛藤や恋の悩みが記され世界記憶遺産に登録されている。最近図書館で「アンネの日記」や関連書籍が破られる事件があった。犯人の意図は解らないが、アンネはこうも言っている「私の想像の翼は、閉じ込められても閉じ込められても、はばたき続けるの」と。
できないことを何とかしようとするよりも、できることを楽しんだほうがいい。 できることのなかに、結構たくさん楽しいことがありますから (梅棹忠夫 民族学者)
探検家で思想家、知の巨人と呼ばれた梅棹忠夫。縄文文化をめぐり、かつての考古学者を批判した「縄文時代の衣服が(遺物として)全然出てこない。だからといって、みなスッポンポンで歩いとったのか、あれだけ櫛やアクセサリーが出てるのに、ボサボサ頭やったんかって」「どうして考古学者はああバカなんや?発見していないもの=0(ゼロ)とする。だからひとつの発見で全体がゴロッと変わる。信用でけへんな」と、見えないもを見ることは大事と説く。
僕の中に法律があるしたらお袋だよね。「恥ずかしいことしなさんなよ」って、いつもそればかりですよね。 (高倉健 映画俳優)
健さんが文化勲章を受章した。健さんが演じる人物はいつもストイックで一本筋が通っていて日本男子の一つの規範でもあった。ところで、最近ホテル等で、食材を見極めるべきおもてなしのプロ達が、揃ってレストランのメニュー表示は偽装ではなく誤表示という。彼等のお袋さん達は何と言っているのだろうか。
「笑い」を忘れちゃいけない。こわばった常識や偽りの形式と戦うためにいちばん役立つのは「武器としての笑い」だ。 (天野祐吉 コラムニスト)
広告批評というより文明批評だったコラムニストの天野さんが20日逝去。彼は国造りについて、「安倍さんは「強い国」をめざす、なんて言っていますが、もう経済大国や軍事大国は米国や中国に任せておけばいい。ぼくは「強い国」なんかより、なだいなださんのいう「賢い国」をめざそうという考えに、全面的に賛成です」、とも
ありがとういうて生きることが極楽やの (大西良慶 高僧)
不満たらたらの百年も百年、感謝感謝の百年も百年、どうせなら極楽の百年を生きたい。ありがとう、ありがとうという思いで日を送れば、まわりの空気はなごやかなものになるという教え。「清水の舞台から飛び降りる」で有名な清水寺貫主だった大西さんは百七歳まで生きた。氏は法話を通し仏教を今に生かす道を説き続けた。1976年、鹿児島県で誕生した日本初の五つ子の名付け親でもあった。
幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ。 (アラン 仏:哲学者)
アランは著書「幸福論」で述べている。「人は望まない限り幸福にはなれない。だから、幸福を欲しなければならない。そして幸福を作り出さなければならない」。「子供たちには幸福になる技術をよく教えなければいけない」とも。
笑顔は 疲れた者にとっては休養、失意の人にとっては光明、悲しむ者にとっては太陽、悩める者にとっては自然の解毒剤となる。 (デール・カーネギー 米:著述家)
1万8千人以上の死者と30万人以上の避難者が出た東日本大震災。あれは2年前の今日だった。多くの人から笑顔を奪った地震と津波と原発。あれから2年、どれだけの人が笑顔を取り戻せたのだろうか