長野市で行われた全日本距離別選手権で現役最後のレース女子500メートルで優勝、8連覇を達成。彼女は、レース後に発する独特な表現のコメントから「氷上の詩人」とも。「私は金メダルを目指してやってきたのではなく、その瞬間に人生の最高の作品を表現し、見てもらいたかったんだ」。彼女は、引退レースで最高の形で競技人生に幕を下ろした。
夏の甲子園で仙台育英高校(宮城県)が優勝し、深紅の優勝旗がついに白河の関を越えた。仙台育英の須江監督は、「レギュラー選別基準の可視化」をし、たとえば右投手なら最低でも135㎞以上(左投手は130㎞以上)、野手は一塁到達タイムの最低目標は3.85秒未満で、スイング速度は最低140㎞以上等と、データを基に選手の育成やレギュラーの選考を行っているという。夢は強く願うと希望になり、希望は強く思うと目標が見えてくる。目標が見えてくればそのために必要な計画や行動が分かってくるようだ。祝!優勝
「日本の遅すぎた終戦。世界は核の時代を迎えてしまった。戦争は勝ち負けだけでは終わらない…長引く戦争がその後の世界を変えてしまうことを、歴史が教えている(加藤登紀子のひらり一言から)」と。 ポツダム宣言を即受諾していれば、広島と長崎に爆弾は落とされなかっただろう。昨日の終戦記念日に思う
冷蔵庫にアイスクリームを欠かせない今夏だが、平安時代の清少納言の枕草子にも「あて(上品)なるもの」として「削り氷(ひ)にあまづら(甘味料)入れて」と出てくる。飛騨でも真夏日や猛暑日が続く。コロナ終息祈願と涼を求めて神社へ行ってきた。初詣に対し1年の折り返し点となる7月1日から神社仏閣にお参りに行くのが「夏詣」だとか。
アップル社は81歳でiPhoneアプリを開発した世界最高齢のプログラマーと紹介する。面白そうとパソコンに触れ、やがてプログラミングを学び、2017年独自にシニア向けスマホアプリゲームを開発。その後、数々の政府主催会議構成員を務め、現在は、岸田首相主催・デジタル田園都市国家構想実現会議構成員。「81歳で初めてゲームアプリを作ったら国連でスピーチをすることになり86歳でデジタル庁社会構成会議構成員なったり、バットを振ったらあた当たちゃった。自分でもびくり、人生は本当に分からない。自分の未来にふたをしないこと。何歳からでも人は変わることが出来るから」と。
棋士の藤井聡太五冠が無冠時代の4年前に、タレントのタモリさんと「スポニチ紙」で対談している。対談時、15歳の少年が既に自分の人生の進路を決め、そこに一切のブレがなかったことにタモリさんは「圧倒されたのを今も覚えている」という。その後のタイトル戦についても、自分の力不足を認めながら「必ずそこに近づく」と言い切る藤井を、タモリは「謙虚と野心の両立」と例え、あっという間に現在の5冠達成に驚き、祝福している。そして二人は、「私と藤井くんは“電車の運転士になりたかった”という同じ夢を持った少年だった。それが、ここまで歩んでいく道が違うんですから。人生、何があるか分からないし面白いよねえ」と。あなたの夢は実現しましたか。
【神様】人間は神様にお願いしたいときがあるものだ。将棋界8タイトルのうち、現在五冠の藤井聡太棋士が、未だ無冠で七段の時、2019年12月将棋界のイベントで、ファンからの質問「将棋の神様にお願いするなら、なに?」に。藤井と同門の中沢沙耶女流初段は「すべての対局を勝てますように」と。一方藤井は「せっかく神様がいるのなら1局、お手合わせをお願いしたい」と。貴方なら神様に何を願いますか。
『遊びから情熱を生んで情熱から目的を見つける。目的意識がどんどん広がっていけば、スーパーなエンジニアになれるんじゃないのか。やったことないからダメかもしれないじゃないですか。それでも作っていて試してダメだったらめげずにまたやる。これが本気ですよね、絶対に諦めない』と。物作りの超面白さを超一流のエンジニア達が、家電・おもちゃを怪物マシンに大改造する(魔改造の夜:DVDプレーヤーボウリング編から)
メジャーリーグが始まった。1番で開幕投手となった大谷翔平選手だったが、残念ながら負け投手となった。だが、投手降板後もDHとして試合出場を続けられるという新ルール(二刀流のための大谷ルール?)で、大谷は昨年より50打席ほど増える可能性が有り、ホームラン王への期待も高まる。彼は2015年1月、二刀流で初めて実績を残したプロ2年目のシーズン後「ようやく扉の前かな。扉は押し続けているんだけど、まだびくともしない。扉が1枚なのか、2枚、3枚あるのか分からない。けど、分かっていたら面白くないですから」と語っていた。君は少なくとも何枚かの扉は押し開いたと思う。
【寅】謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年も相変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。今年の支は壬寅年ですが、壬寅は「陽気を孕み、春の胎動を助く(冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年になる)」とか。
トラにちなんで…。
ト 徳は事業の基なり(菜根譚:中国古典の一つ)
ラ らしく……というのはいい言葉だよ。誰でもその人らしく振る舞えばいいのさ(中山晋平:作曲家)