今週の名言・一言・つぶやき
「年を取ることは新しい発見を得ること(篠田桃紅:画家、書道家、エッセイスト-2021年3月逝去、享年107)」

【暑中見舞い】100歳を超えても現役として墨による抽象作品を描き、新しい発見に挑み続けた人だった。類まれな感性でつづられた随筆は人気が高く、彼女の消夏法は「からり、さらり、するり、きりり、ぴりりの五つの形容詞のつくたべもの」を勧めた。からりとした揚げ物や、するりと入る冷たい麺、ぴりりとした薬味…。食欲がうせる日も、こうした”りの字”がつく一品で夏バテをしのぐという。連日の猛暑日、今日は、するり、ぴりりの冷麺を食したい。暑中お見舞い申し上げます。

今週の名言・一言・つぶやき
「名言は好きです。でも、名言を言おうとする人は嫌いです(タモリ:タレント)」

タモリさんは私の大好きなタレントだが、その言葉に逆らうようように私の「今週の名言・一言・つぶやき」が今日で700回目となった。また先々週、数え年で77歳となり喜寿を迎えた。喜寿の喜は㐂とも書きラッキーセブンの「喜ぶ」だ。七を含んだ言葉には、七福神、七草、七色の虹、七転び八起き等明るい言葉がある。他には、原子番号7の元素は、窒素で生物にとって大変重要な成分、原子番号 77 の元素はイリジウム (Ir)。七百駅は、十和田観光電鉄十和田観光電鉄線の駅、七百餘所神社は、千葉県八千代市にある神社で、ご利益は、諸願成就、無病息災、厄災除けだとか。今回は七に因んでつぶやいてみた。それから、タモリさんには嫌われるだろうが、来週からももう少し名言についてつぶやいてみたい

今週の名言・一言・つぶやき
「強き人はよく耐える、よく耐える人を強者という(新渡戸稲造:五千円札の肖像画人物、教育者社・農政学者1933年10月没)」

【吉田元総理の防衛大学校第一期学生に対する訓示】「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、 国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ。どうか、耐えてもらいたい。(吉田茂:政治家-1967年10月没)」。警察も消防署の職員も同じだ。先週、岐阜市で自衛官候補生の男が3人を銃撃し2人が死亡した痛ましい事件があり、自衛隊に関する様々な意見が出ているが。しかし、70年以上第二次世界大戦後、戦争をしていない国は、国連加盟193カ国のうち8カ国で、日本もそのうちの一国である。つまり自衛隊は日陰者であり続けたことを我々は自衛隊に感謝しつつ、今後も日陰者であり続けて頂きたいと強く願うものである。

今週の名言・一言・つぶやき
「権力に媚びることなく暴力に屈することなく、常に弱者の味方である。(大山倍達:空手家、1994年没)」

明日は大山の命日。彼は、日本最強の空手家で漫画「空手バカ一代」でも、主人公として取り上げられた武道家、国際空手道連盟総裁・極真会館館長でもあった。牛を素手で倒したことも(合計47頭、うち4頭は即死)ある、彼が残した言葉から。☆貯金した努力には実力の利息がつく。浪費した才能には挫折の債務がつく。☆特技を磨くとは自分を磨くことだ。自分をみがくとは自信を磨くことだ。☆相手の気持ちを察して発言する、それが本当の意味での敬語だ。☆心にゆとりを持って人に対すれば、笑顔一つで味方がつき、敵を呑む

今週の名言・一言・つぶやき
「自分の思い通りに生きたがどうかが大事。長さではない。どう生きるかどう死ぬかっていうのは個人が責任を持って選んで下さい。(坂本龍一:音楽家・作曲家)」

日本を代表する音楽家として世界的に活躍する、坂本龍一さんが3月28日亡くなった。彼は「練習嫌いのぼくがいうと説得力がないかもしれないけど、とにかく好きな音楽を弾くのが一番。好きな音楽だったら、うまくなりたいと一生懸命練習するでしょう。それをきちんと弾けるまで練習を積み重ねる」「音楽が世界を変えるとかと言うけどね、僕はそこまで力を持っていいのかというのも1つの疑問なんです」と。彼が好んだ言葉はラテン語の一節「芸術は長く、人生は短し」だった。貴方の音楽は後生にも長く影響を与え得るだろう。ご冥福を祈ります。

今週の名言・一言・つぶやき
「神様は3年間、すごい試練を僕たちに与えてくれたのかもしれない。(長渕剛:歌手 コロナ禍3年の母校の卒業式での祝辞)」

【コロナ禍3年の卒業生達の言葉】「校歌を合唱した思い出がありません」「私たちは、かわいそうな学年ではない。コロナ下でなければ気付けない幸せを見つけた3年間だった」
「悪い状況だと分かっているからこそ相手の気持ちを思いやり、協力して乗り越えられた。宝となる充実した3年間だった」「新しい生活ではマスクを外して笑顔をたくさん見せたい」「3年間で当たり前の日常が幸せで貴重なものと知ることができた。当たり前への感謝を忘れずに、これからの人生を歩みたい」。卒業おめでとう。

今週の名言・一言・つぶやき
「悠久な宇宙の歴史の中で120年生きようが、1日生きようが、それは誤差。重要なのは何をして、何を残すか。(古田貴之:千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長)」

先週につづいて古田氏の言葉から「皆、人間は必ず死ぬということに気づかないんですよ。悠久な宇宙の歴史の中で120年生きようが、1日生きようが、それは誤差です。重要なのは何をして、何を残すかなんです。「明日これをやろう」と思っている人には明日は来ない。人に褒められたい、嫌われたくないと考えるよりも、本当の自分の心の声を聞いて、この世にどれだけのものを残せるかに時間を使うべきだと思います」と。

今週の名言・一言・つぶやき
「『アノネ、正月の正という字はね、一にとどまる(止まる)と書くんだよ』(三國浄春:真言宗覚本寺和尚(足利市)1970没)」

「一とはなんでしょう?。一とは原点、要するに自分のこと。自分が自分に止まる。つまり、自分が自分になる。それが正」と三國和尚は説く。

今週の名言・一言・つぶやき
「新しい年が来るとその新しい年が笑いかけてくれた。汚れていない新鮮な風と光が、いつでも向こうから声をかけてくれた。(中田英寿:元サッカー日本代表)」

【卯年】謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年も相変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。今年の支は癸卯年です。相場格言では、卯は跳ねるというようですが景気が上向いて欲しいものです。

う 美しい笑いは家の中の太陽である(サッカレー:小説家)
さ 酒は百薬の長なり(ことわざ)
ぎ 技術革新のネタは企業や大学でなく市場にある (井深大:ソニー創業者)

今週の名言・一言・つぶやき
「経営とは、人として正しい生き方を貫くことだ(稲盛和夫:実業家、8/24逝去)」

【合掌】今年最後のつぶやきは、本年逝去された方々の言葉を集めました。☆人は職業につくのに 適正と不適正というものが先天的にあると思う! おれの場合サラリーマンは不適格なんだ!(藤子不二雄A:漫画家、4/7逝去)。☆誰だってまっすぐな道ばかりを歩けない。その都度試行錯誤しながら生きていくのが成長じゃないでしょうか。(六代目三遊亭円楽:落語家、9/30逝去)☆人間には、必ず人生の転機を直感し、的確に判断できるかどうかを試される時が何度かある。(アントニオ猪木:プロレスラー、10/1逝去)。☆私の人生の喜びも悲しみも、すべてこのマウンドの上にありました(村田兆治:プロ野球、11/11逝去)