芸術も政治も人間人格ができていなければいけない (横山大観 画家)
横山大観は、近代日本画壇の巨匠であり、「朦朧体」と呼ばれる、線描を抑えた独特の没線描法を確立した。また、伝統や評価にとらわれず、常に新しいものを目指し描き続けた。今日、僅か398人で日本の首相を選ぶ民主党の代表者選が行われる。候補者は、多数派工作のためにグループからの支援を得やすい発言が目立ち、政治への理念や政策はどうも「朦朧」としているように感じられる。大観は「己が貧しければ、そこに描く富士も貧しい」とも。選ぶ人も選ばれる人も美しい富士を描いて欲しいものだ。
粗にして野だが卑ではない (石田禮助 第5代国鉄総裁)
石田が78歳で国鉄再建のため総裁就任後国会で挨拶。「諸君!私は嘘は絶対つきませんが、知らぬことは知らぬというから御勘弁を。生来粗にして野だが卑ではないつもり。国鉄が今日の様な状態になったのは、諸君(国会議員)たちにも責任がある」と自己紹介。今、民主党では、代表選各候補者が理念や政策を訴えるより数集めに奔走しているようだが、民主党の代表者ではなく総理に相応しい人を、出たい人より出したい人を選んで欲しい。数集めの行動が「卑」であるか国民は見ている。
人はいつだって、いろいろなものにさよならを言わなければならない (ピーター・ビーグル/米:作家)
この時期は多くの地域で、祖先の霊を迎えてこれを供養する、迎え火や送り火、墓参りなどの盆行事が行われる。しかし、京都五山送り火で燃やす予定だった陸前高田市の松で作った薪での送り火は再度の中止となった。京都市民も被災地差別だとの声も。東日本大震災の犠牲者にとっては新盆となったが、精霊も困っているだろう。
笑いは、耐えられないような涙を、耐えられるものに、望みがあるものにすら変える。(ボブ・ホープ/米:コメディアン)
8月8日は笑いの日(ハッ ハッの語呂合わせ)。大阪府や福井県では、笑いと健康推進事業に取り組んでいる。笑うことで脳が刺激され、神経ペプチドという免疫機能活性化ホルモンが分泌され、身体の免疫力がアップするほか、癌細胞や感染した細胞を死滅させるナチュラルキラー細胞の活性化を促進し癌や感染症の予防にもつながるといわれている(2月14日のつぶやき)。また、リラックスすることで自律神経の働きが安定し、血流量が増加することでボケ防止につながるとも考えられるそうだ。
苦しくなったら、苦しみを味わえるだけ生きているんだと感謝した。うれしいときはまた喜べるんだと、また感謝した。
(有森裕子 マラソン)
8月1日は、八月朔日を略して「八朔」とも呼ばれる。この時期(旧暦)、早稲の穂が実るので、農民の間で初穂を恩人などに贈る風習が古くからあった。このことから「田実の祝い(たのみのいわい)」ともいい、この「たのみ」を「頼み」にかけ、武家や公家の間でも、日頃お世話になっている(頼み合っている)人に、その恩を感謝するのだとか。あなたは誰に感謝をされますか。