今週の名言「一日生きることは一歩進むことでありたい」

一日生きることは一歩進むことでありたい (湯川秀樹 物理学者)

大晦日であるが、果たして自分は今年、何歩進んだのだろうか 。手継の寺(霊雲寺-高山市)に門徒の書が飾られている。「私が無駄に過ごした今日は、昨日死んだ人が痛切に生きたいと思った一日である」。逝った人を思いながら、無駄に過ごさないことが一歩進むことなのだ。皆様よいお年を。

今週の名言「貰った金と稼いだ金ははっきりと分けとかないといけないよ。なんだか解らない金は貰っちゃいけねぇんだ」

貰った金と稼いだ金ははっきりと分けとかないといけないよ。なんだか解らない金は貰っちゃいけねぇんだ (永六輔著「職人」から)

永六輔が中学生でラジオに投稿して初めて謝礼をもらった時、嬉しくて近所の職人さんにそれを告げると「それは良かった貰っとけ。でも、これから大きくなっていくと、何でくれるんか解らないという金が時々あるからな。それは絶対貰っちゃいけない。何故くれたか解る金だけを貰えよ。何故くれるんだか解らない金は絶対貰っちゃいけないぞ」と。辞職した猪瀬都知事や政治家に伝えたい。

今週の名言「栄光は水面の輪のようなものだ。輪は広がりすぎて消えてしまうまで、どんどん大きくなり続けるからである」

栄光は水面の輪のようなものだ。輪は広がりすぎて消えてしまうまで、どんどん大きくなり続けるからである

(シェクスピア 劇作家)

今年の漢字は「輪」。東京五輪招致や東日本大震災への国内外の支援の輪、プロ野球で楽天が初優勝し東北を中心とした応援の輪等が理由だという。しかし、五輪招致で大役を果たした猪瀬都知事の政治資金問題は知事の功績と栄光に水を差した。

今週の名言「生きるうえで最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。 転ぶたびに起き上がり続けることにある」

生きるうえで最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。 転ぶたびに起き上がり続けることにある (ネルソン・マンデラ 政治家)

南アフリカ国で初の黒人大統領となり、ノーベル平和賞も受賞したネルソン・マンデラ氏が5日逝去。人種隔離政策闘争の指導者として活躍した、95歳だった。「憎み方ではなく愛し方を教えてくれた。彼が激しい怒りや暴力に屈しなかったからではなく、愛することの方がより良い働きをするということを学んでいたからだ」と多くの人が彼の栄光を称え死を悼んだ

今週の名言「できないことを何とかしようとするよりも、できることを楽しんだほうがいい。 できることのなかに、結構たくさん楽しいことがありますから」

できないことを何とかしようとするよりも、できることを楽しんだほうがいい。 できることのなかに、結構たくさん楽しいことがありますから (梅棹忠夫 民族学者)

探検家で思想家、知の巨人と呼ばれた梅棹忠夫。縄文文化をめぐり、かつての考古学者を批判した「縄文時代の衣服が(遺物として)全然出てこない。だからといって、みなスッポンポンで歩いとったのか、あれだけ櫛やアクセサリーが出てるのに、ボサボサ頭やったんかって」「どうして考古学者はああバカなんや?発見していないもの=0(ゼロ)とする。だからひとつの発見で全体がゴロッと変わる。信用でけへんな」と、見えないもを見ることは大事と説く。

今週の名言「旅は帰るところがあるが放浪には無い。旅には目的があるが放浪には無い」

旅は帰るところがあるが放浪には無い。旅には目的があるが放浪には無い (映画「あなたへ(主演:高倉健)」から)

映画では、「妻の故郷の海へ散骨して欲しい」と、高倉健は先立たれた妻の遺言で旅に出ます。富山~門司(途中高山市も)の旅。途中、様々な人生出会いと別れに遭遇し人を思うことの大切さを感じさせる映画です。人生は、目的と帰る場所が必要なのです。松尾芭蕉は旅、種田山頭火は放浪だったのだろうか

今週の名言「人間は自身を取り締まれる人間になることだ。人は許すかもしれないが、自分は許さない、という人間になりたいと考えている」

人間は自身を取り締まれる人間になることだ。人は許すかもしれないが、自分は許さない、という人間になりたいと考えている。 (松下幸之助 実業家) 

「小人閑居して不善をなす」とは、君子は独りでいる時に必ず慎み深くするが,小人(徳の無い者)は他人の目がないと悪い事をする。だからこそ「やかましく怒られて、しかたなくやってきたことが習い性になり、やがて立派な習性になる」と幸之助翁は説き、冒頭の言葉を説く。-最近の食材偽装等に想う

今週の名言「僕の中に法律があるしたらお袋だよね。「恥ずかしいことしなさんなよ」って、いつもそればかりですよね。」

僕の中に法律があるしたらお袋だよね。「恥ずかしいことしなさんなよ」って、いつもそればかりですよね。 (高倉健 映画俳優)

健さんが文化勲章を受章した。健さんが演じる人物はいつもストイックで一本筋が通っていて日本男子の一つの規範でもあった。ところで、最近ホテル等で、食材を見極めるべきおもてなしのプロ達が、揃ってレストランのメニュー表示は偽装ではなく誤表示という。彼等のお袋さん達は何と言っているのだろうか。

今週の名言「運とは運ぶということ 運ぶというのは実践すること 考えて実践すれば、運はその人の方により多くプラスになる」

運とは運ぶということ 運ぶというのは実践すること 考えて実践すれば、運はその人の方により多くプラスになる (川上哲治 プロ野球)

川上氏が先週死去、打撃の神様と称されながら、偉大な指導者でもあった。巨人のV9を達成し、哲のカーテン、管理野球など勝負には非情のイメージがある川上氏だが、選手の家族に手紙を送るなど気遣いの人でもあった。楽天の星野監督は、巨人が宿敵でありながら、川上氏を師と仰ぎ同じ番号の77を背に、楽天球団創立9年目で日本一となった。神様から仏様になった川上さんは天国で微笑んでいることだろう

今週の名言・一言・つぶやき(笑いを忘れちゃいけない)

「笑い」を忘れちゃいけない。こわばった常識や偽りの形式と戦うためにいちばん役立つのは「武器としての笑い」だ。 (天野祐吉 コラムニスト)

広告批評というより文明批評だったコラムニストの天野さんが20日逝去。彼は国造りについて、「安倍さんは「強い国」をめざす、なんて言っていますが、もう経済大国や軍事大国は米国や中国に任せておけばいい。ぼくは「強い国」なんかより、なだいなださんのいう「賢い国」をめざそうという考えに、全面的に賛成です」、とも