一日生きることは一歩進むことでありたい (湯川秀樹 物理学者)
大晦日であるが、果たして自分は今年、何歩進んだのだろうか 。手継の寺(霊雲寺-高山市)に門徒の書が飾られている。「私が無駄に過ごした今日は、昨日死んだ人が痛切に生きたいと思った一日である」。逝った人を思いながら、無駄に過ごさないことが一歩進むことなのだ。皆様よいお年を。
貰った金と稼いだ金ははっきりと分けとかないといけないよ。なんだか解らない金は貰っちゃいけねぇんだ (永六輔著「職人」から)
永六輔が中学生でラジオに投稿して初めて謝礼をもらった時、嬉しくて近所の職人さんにそれを告げると「それは良かった貰っとけ。でも、これから大きくなっていくと、何でくれるんか解らないという金が時々あるからな。それは絶対貰っちゃいけない。何故くれたか解る金だけを貰えよ。何故くれるんだか解らない金は絶対貰っちゃいけないぞ」と。辞職した猪瀬都知事や政治家に伝えたい。
栄光は水面の輪のようなものだ。輪は広がりすぎて消えてしまうまで、どんどん大きくなり続けるからである
(シェクスピア 劇作家)
今年の漢字は「輪」。東京五輪招致や東日本大震災への国内外の支援の輪、プロ野球で楽天が初優勝し東北を中心とした応援の輪等が理由だという。しかし、五輪招致で大役を果たした猪瀬都知事の政治資金問題は知事の功績と栄光に水を差した。
生きるうえで最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。 転ぶたびに起き上がり続けることにある (ネルソン・マンデラ 政治家)
南アフリカ国で初の黒人大統領となり、ノーベル平和賞も受賞したネルソン・マンデラ氏が5日逝去。人種隔離政策闘争の指導者として活躍した、95歳だった。「憎み方ではなく愛し方を教えてくれた。彼が激しい怒りや暴力に屈しなかったからではなく、愛することの方がより良い働きをするということを学んでいたからだ」と多くの人が彼の栄光を称え死を悼んだ
できないことを何とかしようとするよりも、できることを楽しんだほうがいい。 できることのなかに、結構たくさん楽しいことがありますから (梅棹忠夫 民族学者)
探検家で思想家、知の巨人と呼ばれた梅棹忠夫。縄文文化をめぐり、かつての考古学者を批判した「縄文時代の衣服が(遺物として)全然出てこない。だからといって、みなスッポンポンで歩いとったのか、あれだけ櫛やアクセサリーが出てるのに、ボサボサ頭やったんかって」「どうして考古学者はああバカなんや?発見していないもの=0(ゼロ)とする。だからひとつの発見で全体がゴロッと変わる。信用でけへんな」と、見えないもを見ることは大事と説く。