今週の名言・一言・つぶやき
「温顔無敵(舩井幸雄:経営コンサルタント)」

舩井氏は「温顔とは、穏やかな、あたたかみのある顔つきのことで、温顔が福を招く、人間性が高く、ツイている人の顔つきは、笑顔で、温かく、幸せで、均整がとれているもの。このような「温顔」になると、どんなことでも肯定でき、人の足を引っ張ったり、人に嫌われるようなこともなくなります。「温顔無敵」こそが、人間の究極の姿なのだと。確かに笑顔はつくれても温顔はそうはいかない。ところで、将棋の棋聖戦に続いて王位戦も制した藤井聡太二冠の対局後の会見は、18歳なのに何故か「温顔無敵」に見えた。

今週の名言・一言・つぶやき
「モノの価値というのは、良い悪いじゃありません。高い安いでもありません。大切なのは、飽きるか飽きないかです。(永六輔:タレント、随筆家、放送作家- 2016年7月没)」

特別好物ではないけれど、この季節になると一度は食べたいものが冷麺だ。一方、この時期どうしても食べたいものが、鮎と秋刀魚の塩焼きだ。ところが、初水揚げの秋刀魚が一尾ナント6000円だという。鰻丼が約2回食べられる。この不漁が続くと、今年は冷凍の秋刀魚で我慢するしかない。

今週の名言・一言・つぶやき
「学校のクラスのような小さな集団では、明示的なルールはないほうがうまくゆく(池田清彦:評論家、生物学者)」

『大きな集団では個々のメンバーがどう動くか読めないので、一律の規則を作らないと安心できない。小さな集団ではたがいにそれぞれの「得手不得手」がよくわかっているので、そのつど誰に委せればいいかもすぐに判断できる。コンプライアンスを言うより、個々に勝手に動いても自ずと秩序が保たれるほうが心地よい。「ほどほどのすすめ:池田清彦著」から。(8/10朝日新聞:”折々のことば”から)』。しかし、今回のコロナ防止対策で、全国知事会(小さな集団)は帰省の自粛を求め、政府(大きな集団)は自粛を求めないが、迷える子羊はどうすれば?

今週の名言・一言・つぶやき
「人生はボクシングと似ている。問題は倒れることではなく、倒れたときに立ち上がろうとしないことだ。(モハメド・アリ:元プロボクサー)」

大相撲7月場所での照ノ富士関の復活優勝には、朝乃山ファンも拍手喝采したことだろう。大関まで昇進した照ノ富士関は怪我と病気で序二段まで転落した。師匠に何度も引退を相談するが、「後悔させないように、怪我で負けて終わってしまわないように。引退は怪我を克服して本人も納得出来てから」と。連日両膝にサポータを付け、毎日病院通いで、本調子でない体で幕内への復活、そしての優勝、史上最大の復活優勝だ。今場所の新化粧まわしは富士山から太陽が顔を出す図柄、一度沈んだ太陽が輝きを増し再び昇り始めた。