9月 2020のアーカイブ
今週の名言・一言・つぶやき
今週の名言・一言・つぶやき
「たんなる一生懸命にはなんら価値がない。一生懸命が価値をもつためには、正しい理論にもとづくことが前提条件だ。(本田宗一郎:本田技研工業創業者)」
【価値もない情報】デマやフェイクニュースは世の常だ。最近は新型コロナに関するものも多く、その真偽の見極めは難しい。健康情報を読み解く力「ヘルスリテラシー」の浸透に取り組む中山和弘聖路加国際大教授は、「か・ち・も・な・い」の言葉で紹介している。
か:書いたのは誰か、発信しているのは誰か?→信頼できる専門家または組織か、個人なら所属があやしいかも。
ち:違う情報と比べたか?→他の多くの情報とは全く違うかも。他の新聞も読み比べる。
も:元ネタ(根拠)は何か?→引用文献がなければ勝手に言っているだけかも
な:何のための情報か?→商業目的でしかないかも
い:いつの情報か?→古くて現在では違うかも
日本人は医学的知識が絡む判断を医者任せにしがちで外国に比べて弱い傾向が有るが、以上の点が確認できなければ「価値がない情報」と判断すべきだと。
今週の名言・一言・つぶやき
「俺はね、風には逆らわないようにしているんだよ。風に当たると疲れちゃうから。(フーテンの寅:「男はつらいよ 拝啓車寅次郎様(第47作)から」)」
先週の台風10号は全国的に暴風・暴雨をもたらした。その後9月だというのに猛暑日が続いていたが、ようやく風にそよぐコスモスや秋らしい晴天の日が飛騨でも感じられるようになった。こんな季節にはフーテンの寅さんはどこの地を旅しているのだろうかと想像していたら、ふと数年前の弥次喜多道中を思い出した。平成27年5月月「京都三条大橋」を出発、旧東海道490㎞を足かけ3年かけて歩き平成30年3月「江戸日本橋」に到着した。この間、相棒の”喜多”さんは、道中宿場毎に俳句を詠み「平成の弥次喜多 東下りを詠む”東海道五十三句”(喜多さんこと辻雅宏:俳号-雅風)」を刊行した。その喜多さんの句集から、風にちなんだ句をここに。☆初夏の風多き曲がりに迷ひけり(岡崎宿の二十七曲がり)☆藤川やむらさき麦の風薫る(藤川宿)☆つづら折る小夜の中山風冷ゆる(日坂宿)
「東海道五十三句”(喜多さんこと辻雅宏:俳号-雅風)」