【価値もない情報】デマやフェイクニュースは世の常だ。最近は新型コロナに関するものも多く、その真偽の見極めは難しい。健康情報を読み解く力「ヘルスリテラシー」の浸透に取り組む中山和弘聖路加国際大教授は、「か・ち・も・な・い」の言葉で紹介している。
か:書いたのは誰か、発信しているのは誰か?→信頼できる専門家または組織か、個人なら所属があやしいかも。
ち:違う情報と比べたか?→他の多くの情報とは全く違うかも。他の新聞も読み比べる。
も:元ネタ(根拠)は何か?→引用文献がなければ勝手に言っているだけかも
な:何のための情報か?→商業目的でしかないかも
い:いつの情報か?→古くて現在では違うかも
日本人は医学的知識が絡む判断を医者任せにしがちで外国に比べて弱い傾向が有るが、以上の点が確認できなければ「価値がない情報」と判断すべきだと。