今週の名言・一言・つぶやき
「地球は先祖から受け継いでいるのではない、子どもたちから借りたものだ(サンテグジュペリ:仏、作家(代表作-星の王子様)・パイロット)」

昨日、菅首相は所信表明演説で「日本は2050年までに、温室効果ガスの排出をゼロにする」との目標を新たに打ち出した。政府が明確に期限を示すのは初めてで子供たちも大歓迎だろう。一方、首相が原発に触れたのはわずか15文字だった。それでも、「安全最優先で原子力政策を進める」という表明に、電力会社の幹部はわずかな変化を感じ取った。「省エネ、再生エネ、原発の3つを強調した。いよいよ原発の新増設を視野に入れているのでは」との見方も。サンテグジュペリは、「こころでみなくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ(星の王子様のキツネのことば)」とも言っているが?

今週の名言・一言・つぶやき
「空には既に清涼の秋気が充ち渡つて、深い碧(みどり)の色が際立つて人の感情を動かした。(田山花袋著:「布団」から)」

秋が一番美しいという画家がいた。「紅葉ではなく山の姿が美しい。山の稜線がサファイア色の空の背景に染まってにじむことなくっきりと秋空に浮かび上がる山が美しい」と。今年は、長雨、豪雨、猛暑、災害に加えコロナ禍での長い自粛生活を余儀なくされた。最近そっとドライブしてみると、美しい秋が待っててくれた。

今週の名言・一言・つぶやき
「十(プラス)と一(マイナス)で「土」。毎月11日を「土の日」と呼びませんか?(加藤登紀子:歌手)」

彼女は「プラスとマイナスでゼロにもなります。”土”という原点に立って未来を見る日。足の裏に大地を感じて再生を願う日。(「加藤登紀子のひらり一言」-朝日新聞10/11付けから)」と彼女は言う。ところで+と-は「士」でもある。士は”さむらい”とも読み、”りっぱな男子”、”独立した成年男子”の意味がある。そして、士業には弁護士や行政書士など八つの士業があるが、私も「大地」に立った行政書士を目指したい。

今週の名言・一言・つぶやき
「気に入った人間ばかり入れるな。理解できる人間ばかり入れるな。それでは、君たち人事担当者以上の人間は採用できない。」

安倍政権は、人事権を通じて官僚ににらみをきかせた。結果、官僚は萎縮し忖度が広がり決済文書の改ざん問題までに。また、三権分立の原則に反するかのような検事長定年延長等の人事介入。そして、安倍政治を継承すると宣言した菅総理は、「学者の国会」とも呼ばれる日本学術会議が推薦する新会員6人の任命を拒否した。理由は「総合的、俯瞰的活動を確保する観点から」と、しかし拒否の具体的理由を説明していない。菅総理のスローガン「国民のために働く内閣」は、もしかして、本田氏なら「俺のために働く内閣」というかも。