今週の名言・一言・つぶやき
「幸福というのは、いつも持ち歩いているものです。みんなのポケットにも、たくさん入っているんですよ。(さだまさし:歌手)」

【年男】さださんは壬辰(みずのえたつ)の1952年生まれ。詩人、作曲家、小説家などの顔を持ち、コンサート回数は日本一で4400回超え、作曲数600曲以上、著書累計300万部超。彼のアルバムは作詞でなく作詩と表記されている。彼の歌は思わず泣けてしまう歌も多いが、彼のステージは笑いあり涙ありのステージトークは魅力だ。ある落語家が弟子に「さだまさしのコンサートに勉強しに行ってこい」と言ったとか。彼の語り口は大変絶妙で話にぐいぐい引き込まれるてしまう。言葉を大事にする彼は「知っている相手にかける言葉と、初対面の人にかける言葉とでは違う。さだまさしの歌は、不特定少数の『さだまさしを聴こう』と思ってくれる人に届けるという前提条件がある」と語る。聴きたくないと思っている人に歌が届くと思うと、切っ先が鈍るからだと。

今週の名言・一言・つぶやき
「先を急ぐ人たちは、たいてい何かを落としてしまう。(中島みゆき:歌手)」

【年女】中島さんは壬辰(みずのえたつ)の1952年生まれ。「時代」、「地上の星」など数々の名曲を作った彼女、私の好きな曲のひとつに「糸」がある。この歌詞の最後で「縦の糸はあなた/横の糸は私/逢うべき糸に出逢えることを/人は仕合わせと呼びます」。幸せではなく仕合わせと歌う。「仕合わせ」は、巡り合わせ、運命、機会、天運、愛や幸福を表現する響き深い言葉だと思う名曲だ。

今週の名言・一言・つぶやき
「努力は必ず報われる!もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力とは呼べない!(王貞治:元プロ野球選手・監督)」

【年男】今年の干支は辰、王さんは”庚辰(かのえ・たつ)”の1940年生まれ。”世界の王”、”ワンちゃん”と親しまれ、一本足打法で868本のホームランなど数々の記録を残した 。国民栄誉賞初代受賞者は『僕は人生は円だと思ってきました。朝があれば、昼があり、夜があって、朝がくる。季節で言えば冬がくれば、春、夏、秋が来て。これはもう止めようがありません。人間にもサイクルみたいなものがあって、調子がいいときもあれば悪いときもあるんです。』と。

今週の名言・一言・つぶやき
「”一”度”止”まる! それが”正”月の大事な意味のようね。難問だらけの大みそか。正月はゆっくり立ち止まって、正しい答えを探そう。2024年が少しでも良い年でありますように。(加藤登紀子:シンガーソングライター)」

【辰年】謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年も相変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 今年は昇り竜にあやかり上昇機運を願いたいものです。

 高く心を悟りて、俗に帰るべし。(芭蕉)

 常に謙虚であるならば、褒められたときも、けなされたときにも間違いをしない。(ジャン・パウル:独-小説家)

 竜が雲を得る如し(ことわざ)