格闘技の神様などと称えられた合気道の達人。身長155cm、体重45kgと小柄ながら超人的ともいえる技を見せ付けた。彼の強さを語るエピソードは、ロバート・ケネディ(米国司法長官)が来日した際、目の前で演武を行った。が、ケネディは彼の強さを疑い自身の屈強なボディガードと手合わせを申し出た。これを受けた彼はボディガードを圧倒的な強さで組み伏せ、ケネディ長官を驚愕させたと言う。
春になると他の花に先駆けて「まず咲く」として名がついたとというマンサクの花を高山市久々野町で見てきた。ところで春の行事といえば卒業式だが、その卒業式での新聞記事。『原発事故で一時全村避難した福島県川内村小学校で6年生は一人だけの卒業式があった。秋元千果(12)さんは「一人だけど一人でない、寂しいけどかわいそうではない、笑顔の絆で結ばれた学校生活でした」と涙を拭いながら、別れの言葉を述べた。「友達が戻らず、寂しい時もあった」と秋元さん。新学期や進級のたびにクラスメートの帰りを待った。六年生になって、学校行事では児童代表としてあいさつを務めるようになり、下級生の面倒を見る機会も増えた。休日にはお泊まり会をするほど仲良くなったという』
マンサクの花
一億の人に一億の母あれど, 我が母に優る,母あらめやも (都竹正男 旧海軍兵曹長)
母 一昨日は母の日だったが、詩人のサトウハチローは「母という字を書いてごらんなさい/やさしいように見えてむずかしい字です/恰好のとれない字です/やせすぎたり 太りすぎたり ゆがんだり/泣きくづれたり・・・・/笑ってしまった…」と。
結婚をしないで、なんて私は馬鹿だったんでしょう。 これまで見たものの中で最も美しかったものは、 腕を組んで歩く老夫婦の姿でした (グレタ・ガルボ 女優)
初期ハリウッドの伝説的スターで、「スウェーデンの美のスフィンクス」と呼ばれスター街道を歩んだ彼女。ところで、お盆には霊魂が帰るというが、我が家の宗教お浄土真宗では、霊魂が帰ってくると言う考え方が無く迎え火など特別なことはしないという。今年は妻の初盆だったが、私は霊魂とも腕を組んで歩くことが出来なかった
虹は本当に素晴らしい。その真下に赤ちゃんを抱っこしたお母さんがいるとなお素晴らしいなと私は思います (まどみちお 詩人)
「百歳の日記(著-まど・みちお)」から。「自分のまつ毛のところにはいつも虹がある。涙が出さえすれば、まつ毛のところに小さな虹が出るのです」と。現在103歳の感情豊かな氏は「涙は命の応援隊長かもしれません」とも。
「寒い晩だな」「寒い晩です」妻の慰めとは、まさにかくの如きものなり (斎藤緑雨 明治の小説家・評論家)
家族 妻と死 岐阜県郡上市白鳥町のスキー場「ウイングヒルズ白鳥リゾート」が先週の10日、西日本のトップを切ってオープンしたという。初滑りを待ちわびた全国のスキーヤー、スノーボーダーが雪の感触を楽しんだとのニュース。 寒風身にしむ、冬支度の季節とはいえ、7歳年下の妻に先立たれたわが身には一段と寒さがキツイ
恋ってのは長生きするには一番いいものですよ (物集高量 作家)
103歳で原稿を書き、競馬をやり、好きな将棋は10時間でもぶっ通しで指す、タバコは一日30本、食べたいものを歯のない歯茎で食べたという。100歳の折に著書「百歳は折り返し点」を上梓。テレビで「長生きするには恋をするのがいい。私は33人目の恋人と恋愛中」「200歳まで生きるつもり」と豪語。1985年106歳で没
「あおいくま」
あせるな、おこるな、いばるな、くさるな、まけるな (コロッケ タレント)
人生 母 昨日は母の日だった。物真似芸の奇才タレントを生んだコロッケの母は、冒頭の頭文字をとって「あおいくま」を教えたという。「人生は、この五つの言葉たい!」貧乏暮らしだった少年時代も、挫折ばかりで順風満帆とは程遠かった芸能生活も、笑いを絶やさず、常に前を向いてこられたのは、母が教えてくれたこの言葉だと。どんな時も僕を支えてくれたこの母の教えがあったからだと。
よりかかるべきひとではなく、よりかかることを不必要にさせるべきひと、それが母である (D・C・フィッシャー 米/作家)
環境省は、自然界で36年ぶりに誕生したトキのひな3羽と、巣に天敵のカラスが飛来し、親鳥に威嚇されて飛び去る様子も確認したと発表。一方トキの餌となるドジョウやカエルを守るためには、無農薬や減農薬の稲作による環境保全が必要だとも。ヒナの母鳥からの巣立ちニュースが待たれる
腹なんか空かない。美しい恋をしていれば、一ヶ月ぐらい飯なんか食わなくたって平気だ。(車寅二郎 「映画:男はつらいよ-寅次郎の休日から」)
今日は、フーテンの寅さんの誕生日(第26作「男はつらいよ-寅次郎かもめ歌」で夜学の入学願書に昭和15.11.29生れとある)。寅さんはいつも恋をしているが、恋はボケ防止効果もあるといわれる(2月1日今週のつぶやき参照)。ところで、「南太平洋を50日間漂流、15歳の少年等3人が奇跡の生還」と先週のニュース。僅か3.5mのボートで、雨水や捕まえたカモメなどで空腹をしのいだという。彼等は寅さん同様、きっと美しい恋をしていたのだろう。