今週の名言・一言・つぶやき「七夕は 今や別るる 天の川 川霧立ちて 千鳥鳴くなり 紀貫之(平安時代前期の歌人)」

先週の七夕の日、大西卓哉(宇宙飛行士)さんが宇宙に飛び立った。七夕と言えば天の川だが、その天の川が見えなくなっているらしい。◆街の照明などで夜空が明るくなる「光害」の影響で、「天の川」が肉眼で見られなくなっているという。◆天の川が見られない都市部などに住む人口は、世界全体の約1/3。米国では約8割、欧州で約6割、日本でも約7割に達した。◆最も光害がひどいシンガポールでは、全土で人の目が暗いところに反応する「暗順応」が起きなくなるほどだという。(「暗順応」明るいところから暗い部屋に入ると、初めは物が見えにくいが次第によく見えるようになる。これは暗闇に入ると眼の網膜の光に対する感度が時間とともに増加するためで,この自動調節現象を暗順応という)

今週の名言・一言・つぶやき「結婚は、悲しみを半分に、喜びを二倍にしてくれる。(西洋の格言)」

大関琴奨菊関が、「がぶれ!がぶれ!」の声援で、「がぶり寄り」しかないという相撲に徹し、日本出身力士としての10年ぶりの優勝は日本中を沸かせた。そして、昨年7月に結婚した石田祐未さんとの結婚披露宴が1月31日に行われた。その宴で大関は「2人で力を合わせれば、無限の可能性に近づくから」と笑顔。新婚パワーで嫁取りの次は綱とりへ“がぶり寄る”への期待が高まる。春に大きな菊が咲くことを願ってる。

今週の名言・一言・つぶやき「結婚とは幸せと言う名の財宝を探す旅である 北の湖(第55代横綱)」

「憎らしいほど強い」と言われた昭和の大横綱北の湖(62歳)が千秋楽を前に急逝した憎らしいなどと言われるようになった主な理由は、倒した相手が起き上がる際、北の湖が相手に一切手を貸さず、相手に背を向けてさっさと勝ち名乗りを受けてしまうと非難されたことに対して「自分が負けた時に相手から手を貸されたら屈辱だと思うから、自分も相手に手を貸すことはしない」と。そうした彼の人柄をよく知る角界の関係者たちは誠実な力士として高い評価を受けていたという。ご冥福をお祈りします。

今週の名言「(合気道で一番強い技はなんですか?と聞かれ)それは自分を殺しに来た相手と友達になることさ。塩田剛三(合気道家)」

格闘技の神様などと称えられた合気道の達人。身長155cm、体重45kgと小柄ながら超人的ともいえる技を見せ付けた。彼の強さを語るエピソードは、ロバート・ケネディ(米国司法長官)が来日した際、目の前で演武を行った。が、ケネディは彼の強さを疑い自身の屈強なボディガードと手合わせを申し出た。これを受けた彼はボディガードを圧倒的な強さで組み伏せ、ケネディ長官を驚愕させたと言う。

今週の名言「皆は一人の為に、一人は皆の為に ダルタニャン物語(第一部-三銃士達の相言葉)」

春になると他の花に先駆けて「まず咲く」として名がついたとというマンサクの花を高山市久々野町で見てきた。ところで春の行事といえば卒業式だが、その卒業式での新聞記事。『原発事故で一時全村避難した福島県川内村小学校で6年生は一人だけの卒業式があった。秋元千果(12)さんは「一人だけど一人でない、寂しいけどかわいそうではない、笑顔の絆で結ばれた学校生活でした」と涙を拭いながら、別れの言葉を述べた。「友達が戻らず、寂しい時もあった」と秋元さん。新学期や進級のたびにクラスメートの帰りを待った。六年生になって、学校行事では児童代表としてあいさつを務めるようになり、下級生の面倒を見る機会も増えた。休日にはお泊まり会をするほど仲良くなったという』

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今週の名言「一億の人に一億の母あれど, 我が母に優る,母あらめやも」

一億の人に一億の母あれど, 我が母に優る,母あらめやも  (都竹正男 旧海軍兵曹長)

母 一昨日は母の日だったが、詩人のサトウハチローは「母という字を書いてごらんなさい/やさしいように見えてむずかしい字です/恰好のとれない字です/やせすぎたり 太りすぎたり ゆがんだり/泣きくづれたり・・・・/笑ってしまった…」と。

今週の名言「結婚をしないで、なんて私は馬鹿だったんでしょう。 これまで見たものの中で最も美しかったものは、 腕を組んで歩く老夫婦の姿でした」

結婚をしないで、なんて私は馬鹿だったんでしょう。 これまで見たものの中で最も美しかったものは、 腕を組んで歩く老夫婦の姿でした (グレタ・ガルボ 女優)

初期ハリウッドの伝説的スターで、「スウェーデンの美のスフィンクス」と呼ばれスター街道を歩んだ彼女。ところで、お盆には霊魂が帰るというが、我が家の宗教お浄土真宗では、霊魂が帰ってくると言う考え方が無く迎え火など特別なことはしないという。今年は妻の初盆だったが、私は霊魂とも腕を組んで歩くことが出来なかった

今週の名言「虹は本当に素晴らしい。その真下に赤ちゃんを抱っこしたお母さんがいるとなお素晴らしいなと私は思います」

虹は本当に素晴らしい。その真下に赤ちゃんを抱っこしたお母さんがいるとなお素晴らしいなと私は思います (まどみちお 詩人)

「百歳の日記(著-まど・みちお)」から。「自分のまつ毛のところにはいつも虹がある。涙が出さえすれば、まつ毛のところに小さな虹が出るのです」と。現在103歳の感情豊かな氏は「涙は命の応援隊長かもしれません」とも。

今週の名言『「寒い晩だな」「寒い晩です」妻の慰めとは、まさにかくの如きものなり』

「寒い晩だな」「寒い晩です」妻の慰めとは、まさにかくの如きものなり (斎藤緑雨 明治の小説家・評論家)

家族 妻と死 岐阜県郡上市白鳥町のスキー場「ウイングヒルズ白鳥リゾート」が先週の10日、西日本のトップを切ってオープンしたという。初滑りを待ちわびた全国のスキーヤー、スノーボーダーが雪の感触を楽しんだとのニュース。 寒風身にしむ、冬支度の季節とはいえ、7歳年下の妻に先立たれたわが身には一段と寒さがキツイ

今週の名言「恋ってのは長生きするには一番いいものですよ」

恋ってのは長生きするには一番いいものですよ (物集高量 作家)

103歳で原稿を書き、競馬をやり、好きな将棋は10時間でもぶっ通しで指す、タバコは一日30本、食べたいものを歯のない歯茎で食べたという。100歳の折に著書「百歳は折り返し点」を上梓。テレビで「長生きするには恋をするのがいい。私は33人目の恋人と恋愛中」「200歳まで生きるつもり」と豪語。1985年106歳で没