春になると他の花に先駆けて「まず咲く」として名がついたとというマンサクの花を高山市久々野町で見てきた。ところで春の行事といえば卒業式だが、その卒業式での新聞記事。『原発事故で一時全村避難した福島県川内村小学校で6年生は一人だけの卒業式があった。秋元千果(12)さんは「一人だけど一人でない、寂しいけどかわいそうではない、笑顔の絆で結ばれた学校生活でした」と涙を拭いながら、別れの言葉を述べた。「友達が戻らず、寂しい時もあった」と秋元さん。新学期や進級のたびにクラスメートの帰りを待った。六年生になって、学校行事では児童代表としてあいさつを務めるようになり、下級生の面倒を見る機会も増えた。休日にはお泊まり会をするほど仲良くなったという』