今週の名言「どんな酒かて寝かせれば、ええ味に変わるかもわからん 鳥井信治郎 サントリー創業者」

サントリーが初めてつくったウィスキーは失敗作だった。誰もが貯蔵中の酒は廃棄すべきもの考えたが、鳥井は捨てるのはいつでも出来ると12年寝かせた。その原酒が「角瓶ウイスキー」のヒット作となった。この時期、全国で多くの新社会人が誕生するが、最近は育成よりスカウトで即戦力を求める傾向が強い。しかし「すぐに役立つ人間はすぐに役立たなくなる」と藤原銀次郎(王子製紙初代社長を務め製紙王といわれた)は述べている。時間とともに深みを増し育つのは酒だけではない、育てるには時間も必要だ。

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