【元号】平成最後の日となりました。岐阜県の「平成十大ニュース(岐阜新聞)」は、1位「シドニー五輪女子マラソンで高橋尚子選手金メダル」2位「御嶽山噴火災害」3位「白川郷合掌造り集落の世界遺産登録」だった。高橋さんは岐阜市出身、愛称〈Qちゃん〉、国民栄誉賞受章者。「結果は目に見えるが、成長は目に見えないもの」と言う彼女の、座右の銘は「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ、やがて大きな花が咲く。(元三洋電機副社長-後藤清一)」
岐阜新聞(19.04.26)
【日本三大桜】新元号「令和」で注目を浴びる万葉集だが、万葉集で一番多く詠われている植物は萩、次いで梅、桜は10番目だそうだ。しかし、今や日本の国花は菊と桜だと言われ、国民に最も愛好され、その国の象徴とされる国花だ。桜の語源は、「咲く」に複数を意味する「ら」をつけて「さくら」と呼んだという説。 桜の「さ」は「田の神様」を意味し、「くら」は神様の居場所である「御座」を意味し田の神様が桜に宿り、花を咲かせるとも。今月、日本三大桜巡りをしてきた。①山高神代桜(山梨県)②根尾谷薄墨桜(岐阜県)③福島県の三春滝桜(福島県)。国の天然記念物に指定され樹齢1000年以上の巨木桜が何れも満開だった。巨木達は1000年~2000年静かに春を待ち今年も成就した。日本三大桜は1本の巨木を指し、三大桜名所(弘前公園:青森県、高遠城址公園:長野県、吉野山:三重県)」は、桜が見られる地域を指している。来年は三大桜名所に行ってみたい。


山高神代桜(山梨県北杜市)2019.4.9撮影
樹齢2000年(日本最古)、エドヒガン桜、高さ10m、周囲にソメイヨシノ桜30本


根尾谷淡墨桜(岐阜県本巣市)2019.4.13撮影
樹齢1500余年、エドヒガン桜、高さ16.3m、一本のみで存在感有り


三春滝桜(福島県三春町)2019.4.18撮影
樹齢1000年超、ベニシダレザクラ。高さ13.5m、周囲に枝垂れ桜数百本
忖度発言で辞任した塚田国交副大臣、度重なる失言で辞任した桜田五輪相。両者とも大臣職は辞任するも、議員を止める辞職ではない。桜田氏は個人の資質を問われるが、塚田氏は組織のトップの立場で忖度という行動を取った。このことは、野党やマスコミ以上に政府や与党も大いに怒るべきことなのではないのだろうか。
平成最後となる選抜高校野球、甲子園での優勝校は東邦高校(愛知県)だった。東邦高校は、選抜大会通算勝利56勝、優勝回数5回と何れも選抜大会最多記録だ。加えて平成最初の優勝校でもあり、平成の最初と最後を頂点で締めくくったのが新元号発表後の4月3日だった。もし、東邦高校が夏の甲子園でも優勝することになれば、平成から令和の元号へ繋ぐ栄誉を受けることとなる。さて甲子園の神様はどんなチームとキャッチボールをしたいのだろうか。
「平成」から「令和」にと新元号が発表された。「平成」は「内平外成(内平かに外成る)」「地平天成(地平かに天成る)」と中国古典から。「令和」は「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」と日本古典の万葉集を典拠と発表された。先週ラジオで誰かがつぶやいていた。「西暦は文明で元号は文化だ」と。平成は戦争がない時代だった、日本はこれからも平成の上に新たな令和文化を創造し積み上げていかなければならない。ところで、過去の元号には、文明(1469年~1486年)文化(1804年~1818年)があった。
プロ野球大リーガーのイチローが引退を表明。「最低50歳まで現役を」が叶わず「有言不実行な男になってしまった」が「その表現をしてこなかったらここまで(45歳)出来なかったかな」「言葉にして表現することは、目標に近づく一つの方法では」「重ねることでしか後悔を生まないことは出来ない」常に入念な準備を怠らず、打席に向かう一連の動作は儀式のようでもあった。現役27年「サムライ」を彷彿させた孤高の士は平成の時代とともに去った。
春山氏は、二十代で進行性筋ジストロフィーを発症し、数年後には首から下の自由を失う。介護機器の開発販売などを行う「ハンディネットワークインターナショナル」を設立、「車椅子社長」として知られていたが、2014年2月60歳で永眠。自らが被介護者となった春山さん、様々な介護用品を開発・製造。開発した特殊浴槽は寝たきりの人でも、ゆったりと入れあまりにも気持ちよさそうな表情を見せる高齢者を見たヘルパーが、思わず泣き出したというエピソード。故人は「自分と他人を比較するな。あくまでも自分は自分であり、他人は他人。周りから、あーだこーだと言われても、自分が強烈な憧れを持ち素直に自分の信じる道を歩むべきだ」「失くしたものを数えるな」とも。強い人だった。
8年前の東日本大震災、津波で家族や家財、社会を奪われた被災者は“生き地獄”にありながら、寒さと空腹に耐え、整然と食料の配給を待った。こうした状況を海外メディアは「あり得ない」と驚きをもって日本人の高い道徳性を報道した。先月、亡くなった日本文学者ドナルド・キーンさん(96歳)は、被災者の冷静で節度ある姿に感銘。「こういう人々と共に生きたい」と思い日本国籍を取得したという。今なお愚痴を言わずに復興に向かっている多くの被災者がいる。
上所重助氏の詩「おかげさま」から『夏が来ると「冬がいい」と言う/冬が来ると「夏がいい」と言う/太ると「痩せたい」と言い/痩せると「太りたい」と言う▼忙しいと「暇になりたい」と言い/暇になると「忙しい方がいい」と言う/自分に都合のいい人は「善い人だ」と言い/自分に都合が悪くなると「悪い人だ」と言う ▼借りた傘も雨が上がれば邪魔になる/金を持てば古びた女房が邪魔になる/所帯を持てば親さえも邪魔になる▼衣食住は昔に比べりゃ天国だが/上を見て不平不満の明け暮れ/隣を見て愚痴ばかり▼どうして自分を見つめないのか/静かに考えてみるがよい/一体自分とは何なのか▼親のおかげ/先生のおかげ/世間様のおかげの固まりが自分ではないか/ つまらぬ自我妄執を捨てて/得手勝手を慎んだら/世の中はきっと明るくなるだろう▼「俺が」、「俺が」を捨てて/「おかげさまで」、「おかげさまで」と暮らしたい』。
お陰様は、①他人から受けた助力や親切に対して感謝の意の他に②「かげ」とは、神仏やご先祖さまの霊のことを意味し、目には見えないものへの感謝の気持ちの意もあるそうだ
岐阜県中津川市に満天星一休という和菓子屋があり、「満天星の郷(どうだんのさと)」という爽やかな風味のどら焼きをいただいた。ところで、満天星と書いてツツジ科の植物「満天星(ドウダンツツジ)」と小惑星の「満天星 (ドウダンツツジ)」が有るが、星といえば日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月22日に、探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」の地表から岩石標本を採取するための着陸に成功したと発表。宇宙の暗闇の砂漠を、「はやぶさ2」は3年半に及ぶ約32億kmの長旅を経て到着した。私は昨年、足掛け3年で東海道53次495㎞を歩いたが、「ハヤブサ2」は東海道53次街道を646万回以上の距離を旅した。帰還予定は来年末だという。