今週の名言・一言・つぶやき「金持ちがどんなにその富を自慢しているとしても、彼がその富をどんなふうに使うかが判るまで、彼をほめてはいけない。 ソクラテス(古代ギリシャ:哲学者)」

国際貧困支援団体オックスファム(本部・英国-非政府組織)によると、世界の富豪上位62人の持つ資産が、世界の人口のうち経済的に恵まれない下位半分(約36億人)の資産総額に等しいとする推計を発表した。

62人の資産の合計は1兆77600億ドル(約206兆円)。推計は、米経済誌フォーブスの世界長者番付など2015年のデータに基づいて行われた。

オックスファムによると、下位半分の資産総額は、2010年は上位388人分、14年は80人分にそれぞれ相当した。オックスファムは、「最も裕福な人とその他の人々の差が急速に拡大している」と。

ところで、プーチン(ロシア大統領)の秘密資産は7兆円?との噂の中、米財務省の高官アダム・ズービン氏は、BBC放送で「プーチン氏は資産隠ししてる」と名指し批判していたが、プーチン氏も世界の富豪上位者に入るのだろうか。

今週の名言・一言・つぶやき「結婚は、悲しみを半分に、喜びを二倍にしてくれる。(西洋の格言)」

大関琴奨菊関が、「がぶれ!がぶれ!」の声援で、「がぶり寄り」しかないという相撲に徹し、日本出身力士としての10年ぶりの優勝は日本中を沸かせた。そして、昨年7月に結婚した石田祐未さんとの結婚披露宴が1月31日に行われた。その宴で大関は「2人で力を合わせれば、無限の可能性に近づくから」と笑顔。新婚パワーで嫁取りの次は綱とりへ“がぶり寄る”への期待が高まる。春に大きな菊が咲くことを願ってる。

今週の名言・一言・つぶやき「安いか高いかなんて心配しなくてもいい。良質かどうかだけを考えればいいんだ。 もしそれが十分に良いものなら、人々はその見返りをきちんと払ってくれる。(ウォルト・ディズニー:ディズニー創業者)」

先週連日取り上げられたニュースの二つは、格安について考えさせる事件だ。
①1月15日軽井沢スキーバス転落事故により14人が死亡した。激安プランだった。転落事故が起きたのは、深夜に首都圏を出発し、1泊3日行程でスキー場に向かう「夜発」と呼ばれるツアーバスだった。②「CoCo壱番屋」が廃棄した冷凍カツが横流しされた事件。その後の調べで、冷凍カツ以外の廃棄すべきゴミが格安食品として売られていた。
消費者は、1円でも安いものを求めがちだが、安い品とお値打ち品とは違う。運行にも食品管理にも経費は必要だ。消費者が割安と感じるのではなく、売り手側が、激安・格安という商品の裏にはワケがあることを改めて認識した事件だ。

今週の名言・一言・つぶやき「すべてを今すぐに知ろうとは無理なこと。雪が解ければ見えてくる。(独:ゲーテ 詩人・小説家・劇作家)」

1/14付け岐阜新聞に『梅の名所で知られる岐阜県安八町「安八百梅園」で、例年より1カ月ほど早く梅の花が咲き始めている』との記事。だが翌日には、平年より32日遅れて岐阜市に初雪が舞った。また、昨日の首都圏では、「雪で間引き運転、首都圏の各鉄道の混乱に拍車」と大雪のニュース。そして15日には、「軽井沢でスキー客39人を乗せて満員状態の大型バスが転落14人が死亡」のニュース。雪を求めてのスキーツアーだったのに、12人の大学生が逝った。若者達は「雪を解かない」間に逝ってしまった。悔しかっただろう。ご冥福を祈ります。

今週の名言・一言・つぶやき「猿が新しい木登り技術を学ぶために、ある試みをして落ちるなら、これは尊い経験として奨励したい。本田宗一郎 (本田技研工業の創業者)」

今年の干支は申ですが、「折々の言葉(鷲田清一:朝日新聞)」に”猿を決め込む”として次の言葉がありました。『三匹の猿がそれぞれ目と耳と口を塞いでいる。見ざる、聞かざる、言わざる。これを「三猿」という。自分に都合の悪いことはあえて知らんぷりをすること、これを「猿を決め込む」という。巻き添えになることを恐れて口をつぐむ人。あえてふれないで「ないこと」にする報道。ほんとうは政治から子どもの様子まで、見ないふりしてちゃんとみていることが肝要なのに。』と。昨日は成人式でしたが、新成人には猿を決め込むのではなく、向き合っていける社会人であってください。

今週の名言・一言・つぶやき「新年の訪れを見るために真夜中まで起きているのが楽天家。今年がちゃんと去ったか確かめるために起きているが悲観主義者 ビル・ゲイツ(米:実業家)」

謹んで新春のお喜びを申し上げます。よきお正月でしたでしょうか。経営の神様と言われた松下幸之助翁は正月について次のように述べています。
「竹に節がなければズンベラボーで、とりとめがなくて風雪に耐えるあの強さも生まれてこないであろう。竹にはやはりフシがいるのである。同様に、流れる歳月にもやはりフシがいる。ともすれば、とりとめもなく過ぎていきがちな日々である。せめて年に一回はフシを作って、身辺を整理し、長い人生に耐える力を養いたい。そういう意味では、お正月は意義深くて、おめでたくて、心もあらたまる」と。

今週の名言・一言・つぶやき「本年亡くなった方々の言葉」

今年最後の名言は、本年永眠された一部の方の言葉を集めました。
☆河上和雄(ロッキード汚職事件-東京地検特捜部長)2月7日逝去(享年81歳)
「群れを飛び出しても生きていけるような人間が集団を作った時、その組織は強くなる。」
☆坂東三津五郎(歌舞伎役者)2月21日逝去 享年59歳
「自分が一生懸命に勉強したときに限り、誰かが力を貸してくれてるなと思うときがあるんですよ。」
☆桂米朝(落語家-人間国宝) 3月19日逝去 享年89歳
「本当に大切な人との出会いは 全ての過去をひっくり返す力を持っている」
☆南部陽一郎(ノーベル賞受章者)7月5日 逝去 享年94歳
「自分では語らない、理論に語らせる」
☆塩川正十郎(元国会議員)9月19日逝去(享年93歳)
「母屋(国の一般会計)でお粥をすすって一生懸命節約をしているのに、離れ(特別会計)ではコドモがすき焼きを食っておる」
☆水木しげる(漫画家)11月30日逝去(享年93歳)
「喧嘩はよせよ、腹が減るぞ」

今週の名言・一言・つぶやき「心が変われば態度も変わる。態度が変われば行動も変わる。行動が変われば習慣も変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。運命が変われば人生が変わる。(ヒンズー教経典から)」

今年の新語・流行語大賞は「爆買い」と「トリプルスリー」だったが、朝日新聞「ひととき欄」に次の声があった。『私は脳梗塞で左半身まひの要介護3である。夫は高齢者である。介護は専門家にしていただく道を選んだ。/老人ホームに入居して1年が過ぎ、実際に生活してみて、住み心地は介護職員さん次第だということが分かってきた。/できないことが多いので、介護職員さんの手を借りることが多い。必然的に「すみません」「ありがとう」「お願いします」といった言葉が多くなる。/この老人ホームに「とんでもございません」が口癖の職員さんがいる。/こんなことまでお願いして申し訳ないと恐縮しているので、「とんでもございません」と言ってくださるとホッとする。/「とんでもございません」とは、実に心地よい言葉である。この殺伐とした世の中、少しの親切にお礼を言われてこう答えたら、世の中はきっと明るくなるだろう。/今年も流行語大賞が発表されて話題になったが、「とんでもございません」が大賞になったらいいな、と夢見ている。』と。

今週の名言・一言・つぶやき「死というものを覚悟して きちっと見れば 生というものは はっきり分るもの 森敦 (作家)」

森敦は明治45年長崎で生まれた。旧制一高を中退し横光利一に師事。昭和9年22歳の時、処女作「酩酊船」を新聞連載し注目を集めた。しかしその後中央の文壇を離れ、10年働いては10年自由な放浪をするといった生活を繰り返えす。光学機械工場、ダム建設現場、印刷工場での経験と思索が独特の森文学を生み出していく。代表作「月山」は、昭和26年山形県朝日村(現在の鶴岡市)の注連寺に滞在した時の体験をもとにした小説である。昭和49年に発表され芥川賞受賞作となる。森敦62歳だった。異色の職歴と放浪の作家・森敦の独特な死生観、人生観が語られる。

今週の名言・一言・つぶやき「褒められなくても自分の気のすむような仕事はしたいものだ 石工職人」

雑な仕事をすれば、次に来た職人もそれを見てつい雑な仕事をする。だから「いい仕事」をしておきたいと、石積みの職人は言う。「金を欲しうてやる仕事だが決していい仕事ではない。 ことに冬など川の中などでやる仕事は、泣くにも泣けぬつらいことがある。 子供は石工にしたくない。 しかし自分は生涯それで暮らしたい。 田舎を歩いて何でもない岸などに見事な石の積み方をしてあるのを見ると、心をうたれることがある。 こんなところにこの石垣を造った石工は、どんなつもりでこんなに心をこめた仕事をしたのだろうと思って見る。 村の人以外には見てくれる人もいないのに・・・・・・」と。 (「庶民の発見」宮本常一著から)