今週の名言・一言・つぶやき
「縦の糸はあなた 横の糸は私 織りなす布は いつか誰かの 傷をかばうかもしれない(歌手中島みゆきの「糸」から)」

小学3年生の頃中島みゆきが、いけない言葉を口にして、父から「刃物で切った傷なら薬で治せるけれど、言葉で切った傷につける薬はない」と叱られた。それから「切る言葉があるんなら、治す言葉があるんじゃないか」と思ったという。人を傷つける言葉の恐ろしさを教えられて育った彼女。宇佐美毅氏(日本文学者)は、彼女の歌が長く広く愛される理由に「歌詞には強さ、重みがあり、人生について深い問いかけをどの曲にも込めているので、時代や世代に左右されずに心に響き、後々まで印象を残す。だからいまも歌が生き残っているんです」と言う。

今週の名言・一言・つぶやき
「正解はこれしかないと決めつけるから辛くなる。これが幸せだと決めつけるから、そこにたどり着けない人が苦しむことになる。(萩本欽一:コメディアン、タレント)」

先週に続いてノートルダム学院の正解のない考える問題から。『信号の3色に1色追加するとすれば何色にしますか。それは何故ですか』。【解答一部】①ピンク色にします。『ピンクは楽しい色。信号がピンクの時は、スキップして渡ることにすれば、なんだか楽しくなれると思います。小3-女子』。②紫にします。『氷点下になると光る仕組み。都会の氷雪に慣れていない地域で、車のスリップ防止になるように。高1女子』。あなたなら何色を?

今週の名言・一言・つぶやき
「正しく恐れる。(寺田寅彦:物理学者、随筆家)」

「物事を怖がらなさ過ぎたり、怖がり過ぎたりするのは易しいが、正当に怖がることはなかなか難しい」という意味で最近使われている。中国で発生した「新型のコロナウイルス」が、日本でも拡大しておりウイルス感染予防対策方法などのニュースが連日賑わしている。今回は飛沫感染するので鍋を直接つついても直箸では感染はしないらしい。ところで、ウイルスといえば、怖い、危険だと思っていたが、実は意外な面もあるようだ。「ヒトがいまあるのはウイルスのおかげ!:武村政春著」によれば、時には命に関わる病を起こすが、殆どの種は人に悪さをせず、自力では増殖出来ず細胞に感染し増えるのだという。人に役立つ場合も有り、弱毒化してワクチンにしたり、食品添加物や加熱せず殺菌出来る等の役立っているという。一方、米国でインフルエンザが猛威を振るい、死亡者が1万人を超えたとのニュースもある。こちらも注意が必要だ。

今週の名言・一言・つぶやき
「この日光、この雲のない青空があり、生きてこれを眺めている間、わたしは不幸ではない、と心の中で思いました。(アンネ・フランク:アンネの日記から)」

私のお気に入りの風景がある。我が家から車で5分の高台(高山市上野町)に田畑が広がり、一本の農道が真っ直ぐに走っている。右手に乗鞍岳、左手に穂高連峰や槍ヶ岳が見える。この時期、一面雪で覆われる銀世界、遙か彼方の日本アルプスも真っ白。晴天時には「白と青の二色の世界」になる。ぼんやり眺めていると、時々赤や黄色の車が真っ白な農道を走ってくることがある。私は、「白と青の額縁」の中から赤や黄色が動き出す風景が気に入っている。ところが、今年は暖冬でまだお目にかかれないのが残念だ。

今週の名言・一言・つぶやき
「もし全ての人が自分の権利ばかりをいつも主張し、他の人の善を気にかけなければ、真の平和はありません。(フランシスコ:ローマ教皇)」

来日中のフランシスコ・ローマ教皇は、被爆地の長崎や広島を訪れた。「相互不信が対話を拒み世界は分裂の中にある」「軍備拡張は競争は貴重な資源の無駄遣いだ」「核兵器は安全保障の脅威から私達を守ってくれるものではない」。また、地球環境問題に触れ「私たちは若者から、地球を搾取するための所有物ではなく、次の世代に手渡すべき貴重な遺産として見るよう求められている」と語った。

今週の名言・一言・つぶやき
「だれにだってあるんだよ/ひとにはいえないくるしみが/だれにだってあるんだよ/ひとにはいえないかなしみが/ただだまっているだけなんだよ/いえば/ぐちになるから。(相田みつを:詩人・書家)」

8年前の東日本大震災、津波で家族や家財、社会を奪われた被災者は“生き地獄”にありながら、寒さと空腹に耐え、整然と食料の配給を待った。こうした状況を海外メディアは「あり得ない」と驚きをもって日本人の高い道徳性を報道した。先月、亡くなった日本文学者ドナルド・キーンさん(96歳)は、被災者の冷静で節度ある姿に感銘。「こういう人々と共に生きたい」と思い日本国籍を取得したという。今なお愚痴を言わずに復興に向かっている多くの被災者がいる。

今週の名言・一言・つぶやき
「どっちも自分が正しいと思っているよ。戦争なんてそんなもんだよ。(ドラえもん:漫画)」

昨日は私の娘の誕生日だったが、娘の百数十年後に生まれるドラえもんの誕生日でもある。ドラえもんは、2112年9月3日に生まれ、未来からやってきたネコ型ロボットで、藤子・F・不二雄氏原作の「ドラえもん」の主人公。ちなみにのびた君の誕生日は8月7日だが生まれ年は昭和37年とも39年と諸説あり、のび太のパパは昭和15年1月24日だとか。ドラえもんの生まれる100年後には戦争どうなっているのだろうか。

今週の名言・一言・つぶやき「許すことで過去を変えることはできない。しかし、間違いなく、未来を変えることはできる。(バーナード・メルツァー:米-弁護士)」

5月22日、日大アメフトの宮川選手が、5月6日の悪質タックルプレーについて謝罪会見を行った。「償うことが第一歩、顔を出さない謝罪はない」「監督、コーチの指示で反則プレーをした」と。遅れて翌日、日大監督・コーチが会見で「怪我をさせろと指示はしていない」と。関東学生連盟は「反則は監督とコーチの指示」との報道も。ところで、聞くと聴くの違いは?。聞くは、耳で聞く。聞こうとしないでも聞こえている状態。聴くは、漢字の中にもあるように、目と耳と心で聴く。相手の言うことを注意して聴く。そして「聴す」と書いて「ゆるす」と読む。「聴く」ということは「認め、尊重する」ということ。「聴く」ことは「ゆるす」ことでもある。 日大の宮川選手は、謝罪会見で「聴かせた」が、翌日の監督・コーチの会見は「聞かせた」だった。5月28日、負傷した関西学院の選手は、復帰戦後に「宮川選手とは再プレーをしたいと呼びかけた(許している?)」

今週の名言・一言・つぶやき「幸福というものは、失われかけてはじめて気が付くものなのです。(日野原重明:医師)」

今年最後のつぶやきは、本年逝去された方々の言葉を集めました。☆日野原重明(2017.7.18逝去-享年105歳。「生涯現役」として著作や講演など幅広く活動された聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さん。当欄の「つぶやき」では最多登場の12回目)☆藤村俊二(タレント、俳優。2017.1.25逝去)『長い目で見れば、生まれつき利口者や金持ちよりも、運がいいやつがいい。』☆野際陽子(タレント、2017.6.13逝去)『自分の好きなように自分のために、自分のやりたいように生きてきた。』☆ペギー葉山(歌手2017.4.12逝去)『今の政権には戦争体験がない。戦争は絶対にダメ。』☆大田昌秀(元沖縄県知事2017.6.12逝去)『沖縄を通して日本の民主主義の成熟度が測れる』 合掌

皆様良いお年をお迎えください。

 

誕生花:フユベゴニア 花言葉「愛の告白」

今週の名言・一言・つぶやき「太陽のようにあかるく。月のようにまあるく。花のようにやさしく。ほほえみたい。言葉よりもさきに。あなたに贈りたいもの。(神岡学:詩人・創作家)」

もし、地球に月がなかったらどうなるか。月の引力によって遅くなっていた地球の自転スピードが速くなり、地球の一日24時間が約8時間となる。自転軸の角度が変わり、四季、昼夜、気温などがバランスを崩し、地表は暴風に晒される。地球に衛星が無かったら人間が誕生し住める環境ではないようだ。ところで最近月に関したおめでたいニュースがあった。先月、秋篠宮家長女眞子様と小室圭様との婚約内定の発表である。眞子様は、お相手を「太陽のような明るい笑顔」、小室さんが「私のことを月のように静かに見守ってくださる」と。明日は中秋の名月、お二人はどのような会話をされるのだろうか。地球には、太陽とお月さんは必要だ。

 

花虎の尾(ハナトラノオ)の花言葉は、何かの目標を成し遂げた人に対して贈ると良いの言葉です