5月22日、日大アメフトの宮川選手が、5月6日の悪質タックルプレーについて謝罪会見を行った。「償うことが第一歩、顔を出さない謝罪はない」「監督、コーチの指示で反則プレーをした」と。遅れて翌日、日大監督・コーチが会見で「怪我をさせろと指示はしていない」と。関東学生連盟は「反則は監督とコーチの指示」との報道も。ところで、聞くと聴くの違いは?。聞くは、耳で聞く。聞こうとしないでも聞こえている状態。聴くは、漢字の中にもあるように、目と耳と心で聴く。相手の言うことを注意して聴く。そして「聴す」と書いて「ゆるす」と読む。「聴く」ということは「認め、尊重する」ということ。「聴く」ことは「ゆるす」ことでもある。 日大の宮川選手は、謝罪会見で「聴かせた」が、翌日の監督・コーチの会見は「聞かせた」だった。5月28日、負傷した関西学院の選手は、復帰戦後に「宮川選手とは再プレーをしたいと呼びかけた(許している?)」