「ごはん論法」が流行っているようだ。『Q「朝ごはんは食べたか?」/A「ご飯は食べてない(パンは食べたが、それは黙くす)」/Q「何も食べてないですね?」/A「何も、と聞かれても、どこまでを食事の範囲に入れるかは、必ずしも明確ではありませんので……」』→「朝ごはんは食べたか?」と問われれば、誠実な答弁は「食べた」又は「ご飯ではなくパンを食べた」だ。それなのに、「食べた」と答えたくないため、「朝ごはん」について問を、あたかも「ご飯(白米)」について問われているかのように勝手に論点ずらしをして、「ご飯は食べてない」と答弁する。実際に朝ごはんを食べたかどうかは、答えないまま、朝ごはんは食べていなかったのだなと相手に思わせる。「はぐらかし」や「話を勝手に大きくして答弁を拒否」することを「ご飯論法」と言うそうだ。最近は国会だけでなくスポーツやセクハラ不祥事への答弁にも流行しているらしい。