今週の名言・一言・つぶやき
「一生の最も優れた使い方は、それより長く残るもののために費やすことだ。(ウィリアム・ジェームズ:米-哲学者・心理学者」

昨日1月30日は「みその日」だった。三十日を「みそか」と読むからだとか。まだ正月気分なのに令和5年も1ヶ月過ぎようとしている。高齢者は月日の進むのを早いと感じることが多いようだが、私もしかり。しかし、人類滅亡までの残り時間を象徴的に示す「終末時計」の残り時間が24日、過去最短の「90秒」になったという。ロシアによるウクライナ侵攻で、核戦争など破滅的な状況に陥る危険が高まっているとし、昨年よりも10秒進んだ。川柳に「募集中終末時計修理人」とあったが、修理人が現れれば、きっとノーベル平和賞ものだろう。

今週の名言・一言・つぶやき
「新しい年が来るとその新しい年が笑いかけてくれた。汚れていない新鮮な風と光が、いつでも向こうから声をかけてくれた。(中田英寿:元サッカー日本代表)」

【卯年】謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年も相変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。今年の支は癸卯年です。相場格言では、卯は跳ねるというようですが景気が上向いて欲しいものです。

う 美しい笑いは家の中の太陽である(サッカレー:小説家)
さ 酒は百薬の長なり(ことわざ)
ぎ 技術革新のネタは企業や大学でなく市場にある (井深大:ソニー創業者)

今週の名言・一言・つぶやき
「いたずらに過す月日の多けれど道を求むる時ぞ少なき(道元:曹洞宗の開祖者)」

年齢、男女、貧富など関係なく時間は皆に平等だ。一方、何故か歳とともに1年が早くなるように感じられる。ジャネー(仏:哲学者)の法則によれば、「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる」。例えば、1年は5歳児に取っては人生の5分の1だが60歳の人では60分の1となり感覚は大きく異なる。年を重ねるほど心理的な1年は短くなり、月日が早く立つと感じるようだ。75歳の私の1年は、4.9日らしい。今年も残り僅か、いたずらに過ごしてはいけないのだが!

今週の名言・一言・つぶやき
「人生は、何も成し遂げようとしない者にとっては長すぎるが、何かを成し遂げようとする者にとっては短すぎる。(ながれおとや:なぞなぞ作家、言葉遊び研究家)」

【短い】異例の短期決戦となった今回の衆議院選挙。解散から選挙まで17日間と戦後最も短い総選挙だとか。ところで、鉄道の「日本一短い駅間距離」は、200mで所要時間は45秒だとか。乗車直後「次は佐世保中央」のアナウンス、そして間もなく到着の「佐世保中央」のアナウンスだとか。鉄道は、長崎県松浦鉄道の佐世保中央駅~中佐世保駅。一度乗ってみたい気もする

今週の名言・一言・つぶやき
「快適さを精神において追求するのが文化で、物質に頼って求めるのが文明である。(7代目 立川談志:落語家-2011年没)」

『あなたは文明に麻痺していませんか/石油と水はどちらが大事ですか/車と足はどっちが大事ですか/知識と知恵はどっちが大事ですか/批評と創造はどっちが大事ですか/理屈と行動はどっちが大事ですか/あなたは感動を忘れていませんか/あなたは結局何のかのと云いながら/我が世の春を謳歌していませんか。 (倉本聰の「富良野塾起草文」)』 これは「TVドラマ北の国から」の原作者、倉本聰さんが設立した富良野塾の起草文です。恵まれすぎた時代に生まれた我々を人間の原点に戻らせてくれる言葉だが、G7サミット(主要7か国首脳会議)では、こうした言葉は語られたのだろうか。

今週の名言・一言・つぶやき
「もうはまだなり、まだはもうなり(相場の格言)」

新型コロナ騒動から、もう1年になるがまだ収束していない。あの東日本大震災から10年経った。もう10年経ったという人もいれば、まだ10年だという人もいる。私は9年前妻に先立たれが、もう9年経ったかと想う日もあれば、まだ9年かと想う日もある。時間は神様が平等に与えてくれたものだが、時間の流れの早さには個人差がある。時間は心の傷を癒す薬だともいうが、10年経っても癒やせない心もある。東北にはまだ癒やされていない多くの人々がいる。

今週の名言・一言・つぶやき
「100点満点でいうと、1000点。(津田雄一:はやぶさ2プロジェクトマネージャー)」

私は今年1,400㎞を11日間かけて四国88カ所お遍路の旅をした。ところが、「はやぶさ2」は、52億キロを6年かけ、小惑星「りゅうぐう」への旅。様々な困難を抱えながら世界初のミッションに挑戦し成功した。帰還カプセル内からは、採取した石のかけらと思われる物質が多数確認されたとの昨日の報道。そして、はやぶさ2はカプセルを地球に届けた後も新たな小惑星探査に向かって旅してる。目的地到着予定は、なんと2031年だとか。津田雄一氏は、「大人は凄いことをやっている。とんでもないことに挑戦し面白い未来を作っている。未来に希望はしっかりあり、大人になることは楽しいことだ。そう子供達に感じて欲しい」と。

今週の名言・一言・つぶやき
「地球は先祖から受け継いでいるのではない、子どもたちから借りたものだ(サンテグジュペリ:仏、作家(代表作-星の王子様)・パイロット)」

昨日、菅首相は所信表明演説で「日本は2050年までに、温室効果ガスの排出をゼロにする」との目標を新たに打ち出した。政府が明確に期限を示すのは初めてで子供たちも大歓迎だろう。一方、首相が原発に触れたのはわずか15文字だった。それでも、「安全最優先で原子力政策を進める」という表明に、電力会社の幹部はわずかな変化を感じ取った。「省エネ、再生エネ、原発の3つを強調した。いよいよ原発の新増設を視野に入れているのでは」との見方も。サンテグジュペリは、「こころでみなくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ(星の王子様のキツネのことば)」とも言っているが?

今週の名言・一言・つぶやき
「しばらくは 離れて暮らす 『コ』と『ロ』と『ナ』 つぎ逢ふ時は 『君』といふ字に(タナカサダユキ:イラストレーター)」

【コロナ】「コ」+「ロ」+「ナ」=「君」という文字になる。新型コロナウイルスの感染拡大で、会いたくても会いに行けない人たちの「終息してほしい」終息したら「真っ先に大切な君に会いに行きたい」、その切なる想いを、短歌にした作品。この歌がフェイスブックに投稿されたのが4月1日。作者は、大阪府内の百貨店で宣伝や広報を担当しながら、似顔絵を中心としたイラストを描いている田中貞之氏。君に逢えるのはもうすぐだ。

タナカサダユキ

 

 

今週の名言・一言・つぶやき
「豊かな人生を送る秘訣は、終わりよりも多くの始まりを持つことである。デーブ・ウェインバウム:米の実業家・作家)」

昨日は二十日正月で、年神様がお帰りになる正月の祝い納めの日。お節料理や餅なども食べつくし飾り物を納めたりする。京阪神地方では、正月に用いた鰤の骨や頭を酒粕・野菜・大豆などと一緒に煮て食べることから「骨正月」。岐阜県では「フセ正月」石川県「乞食正月」、群馬県「棚探し」とも言うようです。皆様の「フセ正月」はいかがでしたでしょうか。