今週の名言・一言・つぶやき
「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。(吉田松陰:長州藩士、思想家、教育者)」

プロ野球大リーガーのイチローが引退を表明。「最低50歳まで現役を」が叶わず「有言不実行な男になってしまった」が「その表現をしてこなかったらここまで(45歳)出来なかったかな」「言葉にして表現することは、目標に近づく一つの方法では」「重ねることでしか後悔を生まないことは出来ない」常に入念な準備を怠らず、打席に向かう一連の動作は儀式のようでもあった。現役27年「サムライ」を彷彿させた孤高の士は平成の時代とともに去った。

今週の名言・一言・つぶやき
「1杯目は人が酒を飲む。2杯目は酒が酒を飲む。3杯目は酒が人を飲む。(格言)」

忘年会のシーズンだが判例勉強会で知った事例を紹介する。「業務時間外の職場の宴会で起きた従業員同士のトラブルに企業が責任を負うべきかどうかの民事裁判で賠償を命じる判決」。会社側は「業務外の私的な会合で本社に報告がなく、忘年会も禁じていた」と主張。しかし判決は、忘年会への参加を店長から促され、本来休みだった従業員を含む全員が参加した経緯を重視。2次会は電車もない時間に始まり、判決は「全員が2次会にも参加せざるを得ず、1、2次会とも仕事の一環だった」と判断した。飲み過ぎには注意しましょう。

今週の名言・一言・つぶやき
「天才とは1%のひらめきと99%の努力である (エジソン:発明家)」

エジソンは「努力の人」「不屈の人」などとして知られており、成功のためには努力のほうが大切だという意味だとずっと思っていた。ところが、「ハゲタカ外伝 スパイラル(真山仁著)」の小説の中で『東大阪の中小メーカーマジテック創業者にして天才発明家の藤村登喜男が、「エジソンは自分ほどの天才でも努力が必要だと言うたんとちゃうぞ。1%の閃きがないのやったら、99%の努力なんぞ無駄やっちゅう意味や」』と。なるほど。

今週の名言・一言・つぶやき
「パンさえあれば、たいていの悲しみは堪えられる。(セルバンテス :ドン・キホーテの著者)」

無料で食事が出来る「子供食堂」のニュースを見ることがあるが、多くは月に1回程度の開催となっている。しかし、奈良県の「まるかつ食堂」は無料で食事を提供している。「お金がないときは、コソット店長に相談してください。お代は出世払いでも無料でもいい」と、次のような貼り紙があるそうだ。自分が店主だとしたら「売名行為だと受け取られはしないか、普通のお客様に迷惑がかかるのではないか」等「できない理由」「やらない理由」を考える人が多いかもしれないが、例え売名行為であっても各町にこんな食堂があったら嬉しい。

今週の名言・一言・つぶやき「酒の害は酒が毒だからでなく、すばらしいが故につい飲み過ぎるからだ。(エイブラハム・リンカーン:米国元大統領)」

酒に酔って未成年の女性に無理やりキスをしたなどとして強制わいせつ罪で書類送検されたTOKIOの山口達也さん。飲み過ぎは怪我の元だ。ところで、ビール苦み成分が記憶力改善させるらしい。ビール原料のひとつであるホップの苦み成分が、認知症の影響で衰えた記憶力を改善させる可能性があることを、ビール大手キリンホールディングス(HD)や東大などの研究チームがマウスの実験で突き止めた。この成分を認知症のマウスに1週間与え続けると、記憶をつかさどる「海馬」の神経細胞が正常な状態に近くなり、記憶力が回復する可能性があるという。ビール党には朗報だ。

今週の名言・一言・つぶやき「心の態度が積極的になると、心の力が不可能を可能に逆転せしめる。(中村天風:日本初のヨーガ行者、1968年没)」

大相撲春場所新横綱稀勢の里、終盤で怪我をし誰もが休場すると思っていたのに、千秋楽にテーピングしての登場。テープの下は内出血で真っ黒だったが、これを隠すためのテープだったのか。稀勢の里がまさかの逆転優勝を遂げた。新横綱での優勝は22年振りだという。「信じられなかった、目を疑った(舞の海) 」「今後に語り継がれる。本当にたいしたもの。(相撲協会八角理事長)」「”伝説の優勝”(2001年5月場所)横綱貴乃花以上!。相撲見てきて64年、最大の感動を覚えた(相撲ジャーナリスト)」等。稀勢の里関感動をありがとうございました。

今週の名言・一言・つぶやき「チャンスは鳥のようなものだ。飛び去らないうちに捕らえよ。(フリードリヒ・フォン・シラー 独:詩人)」

今年は酉年です。酉の語源は酒の壺を示す象形文字だそうですが、酉偏の漢字には酒に関するものが多いようです。酉に氵(水)が付けば「酒」それを「酌」み交わせば「酔」う。「酎」は濃い酒のことであり、飲み過ぎれば「酩酊」し千鳥足になる人も。しかし、酒や漬け物は寝かせて発「酵」や「醸」造を経て芳「醇」な味となる 。飲み過ぎないよう星を隣に「醒」めた頭でチャンスの鳥を捕まえたいものです。

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今週の名言・一言・つぶやき「人には二種類いる。出来ない理由を探す人と、出来る方法を探す人。石田純一(タレント)」

昭和18年に「東京府」が「東京市(現在の東京23区相当)」を合併し「東京都」となった。その都知事選に立候補した石田純一氏。出来る方法を探して立候補したものの、途中で出来ない理由を探したのか、立候補を取り消してしまった。さて、先出しジャンケンの小池百合子氏、中出しジャンケンの増田寛也氏、後出しジャンケンの鳥越俊太郎氏、ジャンケンに勝つのは誰か。新知事に贈る言葉「自分で自分を支配することができない人は不幸になりやすい(武者小路実篤)」。

今週の名言・一言・つぶやき「猿が新しい木登り技術を学ぶために、ある試みをして落ちるなら、これは尊い経験として奨励したい。本田宗一郎 (本田技研工業の創業者)」

今年の干支は申ですが、「折々の言葉(鷲田清一:朝日新聞)」に”猿を決め込む”として次の言葉がありました。『三匹の猿がそれぞれ目と耳と口を塞いでいる。見ざる、聞かざる、言わざる。これを「三猿」という。自分に都合の悪いことはあえて知らんぷりをすること、これを「猿を決め込む」という。巻き添えになることを恐れて口をつぐむ人。あえてふれないで「ないこと」にする報道。ほんとうは政治から子どもの様子まで、見ないふりしてちゃんとみていることが肝要なのに。』と。昨日は成人式でしたが、新成人には猿を決め込むのではなく、向き合っていける社会人であってください。

今週の名言・一言・つぶやき「本年亡くなった方々の言葉」

今年最後の名言は、本年永眠された一部の方の言葉を集めました。
☆河上和雄(ロッキード汚職事件-東京地検特捜部長)2月7日逝去(享年81歳)
「群れを飛び出しても生きていけるような人間が集団を作った時、その組織は強くなる。」
☆坂東三津五郎(歌舞伎役者)2月21日逝去 享年59歳
「自分が一生懸命に勉強したときに限り、誰かが力を貸してくれてるなと思うときがあるんですよ。」
☆桂米朝(落語家-人間国宝) 3月19日逝去 享年89歳
「本当に大切な人との出会いは 全ての過去をひっくり返す力を持っている」
☆南部陽一郎(ノーベル賞受章者)7月5日 逝去 享年94歳
「自分では語らない、理論に語らせる」
☆塩川正十郎(元国会議員)9月19日逝去(享年93歳)
「母屋(国の一般会計)でお粥をすすって一生懸命節約をしているのに、離れ(特別会計)ではコドモがすき焼きを食っておる」
☆水木しげる(漫画家)11月30日逝去(享年93歳)
「喧嘩はよせよ、腹が減るぞ」