今年のノーベル化学賞に吉野彰氏が選ばれた。氏は、研究、開発はマラソンに似ており「必ずどこかにゴールがあり宝物がある。自信を持てれば、苦しくても乗り越えられる」と。座右の銘は「実ほど頭を垂れる稲穂かな」。だが「実ったら頭を垂れるが、逆に実までは頭を垂れてはいけない。若いうちは尖っていなさい」と。さらに、全英女子オープンを制したプロゴルファー渋野日向子を引き合いに「自分というわけではないけど、全英で、彼女が優勝しましたよね。明るい話題で日本が大騒ぎすることが、子供にとって自分の将来を決める一つのきっかけになってもらえれば」と。そういえば二人とも笑顔がとっても素敵だ。ノーベル賞おめでとうございます。