今週の名言・一言・つぶやき(池の鯉だって、ただ泳いでいるうちは水の楽しさやありがたさはわからない)

池の鯉だって、ただ泳いでいるうちは水の楽しさやありがたさはわからない。陸に引き揚げられてはじめて、水の良さがわかるんじゃないの (酒井雄哉 住職)

千日回峰行は、天台宗比叡山で修される不動明王と一体となるための修行。7年間で1000日、比叡山の各峰を回峰巡拝する。1日の行程約30キロ。700日を終わると9日間の堂入りがあり、断食・断水・不眠・不臥の修業を行う。 通常、人間が断食・断水状態で生きられる生理的限界は3日間とされている。もし修業の半ばで挫折すれば自ら生命を絶つ掟がある。その千日回峰行を2度満行した行者、酒井雄哉大阿闍梨が先月87歳で逝った

今週の名言「求む男子。至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証なし。成功の暁には名誉と賞賛を得る」

求む男子。至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証なし。成功の暁には名誉と賞賛を得る。 (アーネスト・シャクルトン アイルランドの探検家)

毎年10月20日は新聞広告の日だそうだが、1913年アーネストは、ロンドン新聞の片隅に、南極横断探検隊員を募集の広告を出したという。ほんの小さなスペースであったが、このインパクトあるメッセージ、15歳の少年を含めた約5000名の応募を集め話題となった

今週の名言「人生に失敗がないと、人生を失敗する」

人生に失敗がないと、人生を失敗する (斎藤茂太 精神科医)

野田総理が「大きな音だ」と言った脱原発デモが各地で起きているが、斎藤家は「デモ禁止」でなく「でも禁止」だそうだ。でもは「だけでも、しかし」という言葉をさす。でもを許すと人生は消極的になり、やればよかっと後悔に繋がることが多い。人から何か頼まれた場合、でもを禁止すると、「やります」と前向きになるという。

今週の名言「柔道の基本は受身、受身とはころぶ練習、負ける練習、人の前で恥をさらす練習」

柔道の基本は受身、受身とはころぶ練習、負ける練習、人の前で恥をさらす練習 (相田みつを 詩人)

日本お家芸の男子柔道の金メダルがロンドン五輪で途絶えた。1984年ロサンゼルス大会で、軸足が肉離れした状態で無差別級決勝戦に臨んだ、山下泰裕選手は見事金メダルを獲得。対戦相手のモハメド・ラシュワン選手が、負傷した右足を攻めなかったことが話題となった。その後山下選手は国民栄誉賞を、ラシュワン選手はユネスコより「国際フェアプレー賞」を受賞した。山下選手の引退まで継続した203連勝、対外国人選手生涯無敗(116勝3分け)等、史上最強の柔道家とする声も多い

今週の名言「私は天才ではありません。ただ、人より長く一つのことと付き合っていただけです」

私は天才ではありません。ただ、人より長く一つのことと付き合っていただけです。(アルベルト・アインシュタイン 理論物理学者)

成功 天才 彼は天才といわれ理論物理学で数多くの業績をあげた。「原子爆弾の理論を発見した」と一部勘違いする者がいるが誤解であり、彼は原子爆弾製造に関しては一切関与していない。一方、天才でなく、「天災だ、人災だ」と福島の原子力発電所の事故騒動で、事故調査委員会(黒川清委員長)は、「明らかに人災だったと」報告した(7月5日)。

今週の名言「何が起きても「せっかく」と考えよう。足をケガしても「せっかく」の故障だから、神様が与えてくれた休養と考えよう」

何が起きても「せっかく」と考えよう。足をケガしても「せっかく」の故障だから、神様が与えてくれた休養と考えよう。 (有森裕子 元マラソン選手)

ゴールデンウィークの長い休養が終わったが。有森 裕子は、元女子マラソン選手で日本におけるプロランナーの草分けでもある。バルセロナ五輪の銀メダルで国民に元気を与え、その後アトランタ五輪にも出場、足の手術等苦難の末の銅メダル受賞に「初めて自分で自分をほめたいと思います」と国民に感動を与えた

今週の名言「失敗と不幸せの最大の原因は、本当に欲しいものではなく、その時欲しいものを選んでしまうことである」

失敗と不幸せの最大の原因は、本当に欲しいものではなく、その時欲しいものを選んでしまうことである。

(ロバート・G・アレン 投資家)

人の失敗を喜ぶことは卑しことだが、今回の北朝鮮の人口衛星打ち上げ失敗を喜んだ人は、私だけだろうか。新しい最高指導者となった金正恩氏は軍事優先の政治を継承していくと挨拶したが、もし今回の失敗を核実験で名誉挽回と考えるとすれば、それは北朝鮮国民が本当に欲しがっているものではないだろう。

今週の名言「2012/3/12 自分で100%の努力をするよりも、むしろ100人の1%ずつの努力を味方につけたいところだ(成果を上げる方法)」

自分で100%の努力をするよりも、むしろ100人の1%ずつの努力を味方につけたいところだ(成果を上げる方法)

 (J・ポール・ゲッティ 米/実業家)

(ゲッティは石油業で財を成す。ゲティ財団の設立者。1956年フォーチュン誌で世界一の金持ちとされた)
東日本大震災のスローガンはガンバレではなくガンバロウ日本だった。被災者でない人達も、1%の努力を目指したが復興にはまだ遠い。1億2千万人が1%努力すれば1億2千万%だ。あれから1年、宮城県南三陸町戸倉中学生の作文~「(抄)津波が起きて「良かった」と思えるようになりたい。大切な人や家族も失い、悲しくて苦しくて、今はどうにもならないけれど、それをいつか「良かった」と思えるぐらい自分は大きくなりたい」と

今週の名言「今が最悪の状態と言える間は、まだ最悪の状態ではない」

今が最悪の状態と言える間は、まだ最悪の状態ではない (ウィリアム・シェイクスピア/英/劇作家)

人生には辛いことや苦しいことを避けることは出来ないだろう。そして、今最悪の状態だと感じることもあるだろう。だがそんな時、口に出して言ってみる「今が最悪の状態だ」。相手は誰でもいい、周りにだれもいなくてもいいから言ってみる。 これで最悪状態から抜け出せる。出来れば明日、違う誰かに言ってみる。昨日が最悪だったと言ってみる

今週の名言「いま強くなる稽古と、3年先に強くなるための稽古と、両方をしなくちゃならない」

いま強くなる稽古と、3年先に強くなるための稽古と、両方をしなくちゃならない (千代の富士 第58代横綱)

スポーツ 成功 強い 今場所の大相撲は、白鵬がV14達成。あこがれの元横綱輪島に並ぶ。「(優勝を決めた後の14日目に黄金のまわしを)初めて着けたので負けられない気持ちが強かった」と。白鵬関も千代の富士のように5年10年先も目指してください。ところで、政党のマニフェストも、今の対策だけでなく、5年10年先の政策を語って欲しい。