ビジョンは大きいほうがいい。たとえ自分が実現できなくても、バトンタッチすればいいのですから
(日野原重明/100歳の現役医師)
100歳を過ぎても身の回りのことが出来て自活している人を元気な百寿者と呼ぶそうだ。今年9月現在100歳以上の高齢者は47,756人だが元気な百寿者は何人いるだろうか。先週も紹介した日野原氏はまさに元気な百寿者だ。長生きの秘訣は「食事、運動、生きがい」だと。日野原氏と交流のある順天堂大学院の白澤卓二教授(加齢制御学)は、人間には50~100個の長寿遺伝子があり、老化や癌化を司り寿命を左右。寿命に及ぼす遺伝の影響は1/4程度で、50歳以降の食生活や生活習慣によっても寿命が決められるという。「日野原先生が実践する食の習慣や生きがいは一般の人でもまねできる」と。参考「100歳までボケない101の方法(白澤卓司著)」
結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる
(イチロー/プロ野球)
本日は国民栄誉賞の日。これまで18人と1団体が受賞した。この賞は、前人未到の偉業を成し遂げ、多くの国民から敬愛され、夢と希望を与えた人に贈られるとされるが、受賞辞退者が過去3人いる。福本豊が通算939盗塁の世界記録を達成。授与を打診されたが、「そんなんもろたら立ちションもでけへんようになる」と固辞。古関裕而:授与(没後)が内定していたが、親族が辞退。イチローがメジャーリーグで日本人初となる首位打者を獲得し授与を打診されたが、「国民栄誉賞をいただくことは光栄だが、まだ現役で発展途上の選手なので、もし賞をいただけるのなら現役を引退した時にいただきたい」と。また、年間最多安打記録を更新した2004年も再度固辞したという
ひとりで見る夢は夢でしかない。しかし、誰かと見る夢は現実だ (オノ・ヨーコ 芸術家)
深夜から早朝にかけてのTV観戦だったが、まさに眠気など吹っ飛んでしまった。サッカーの女子W杯で世界一に輝いた“なでしこジャパン”。選手の多くは、昼は農家・仲居・レジ打ちでアルバイトしながら夜に練習し、彼女等は夢に挑戦したという。沢主将は戦い後の記者会見で「目標だった世界の頂点に立った。夢は見るものでなく叶えるもの。諦めずに頑張ってきてよかった」と。対戦相手のGK(ホープ・ソロ選手)は「何か大きなものが彼女たちを引っ張っていた。私たちは、素晴らしいチームに負けた」と。ナデシコの花言葉は純愛・無邪気・貞節・才能・大胆だそうだが、感動と勇気も加えて欲しい
がんばってくたびれちゃいけません。くたびれないようにがんばらなきゃ(永六輔 タレント等)
頑張る 頑張る 東日本大震災から1カ月。16年前の阪神大震災の被災者であった棋士の谷川浩司永世名人は、これからは長い闘いになる。被災者の皆さんには「頑張ってくださいでなく、頑張りすぎないでくださいと申し上げる。気力だけで乗り切れる期間は限らる。一歩づつ少しづつそんな気持ちが大事です」と。復興にも相当な長期間が予想される。頑張り続けるためにも頑張りすぎてはいけないのだ。
おそれるながんばるんだ、勇気の花がひらくとき、ぼくが空をとんでいくから、きっと君を助けるから
(アンパンマン/アニメ)
原発での作業に志願した31歳自衛官「俺が終わらせてくる」と子供に告げ原発に向かう
○自衛官入隊時の宣誓:(「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえることを誓います」の「宣誓にウソはつけないから」と原発に向かう)
○選抜高校野球選手宣誓:私たちは16年前、阪神・淡路大震災の年に生まれました。今、東日本大震災で、多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。被災地では、全ての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることができると信じています。私たちに、今、できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。「がんばろう!日本」。生かされている命に感謝し、全身全霊で、正々堂々とプレーすることを誓います
自分一人で出来ることには限界がある。だけど、人と力を合わせると不思議なことに不可能も可能に、夢も現実になっていく。だから出会う人大切にするんだよ (衣笠祥雄 元プロ野球)
衣笠は、プロ野球で世界記録となる前人未到の2215試合連続出場を樹立し、国民栄誉賞を受賞。彼は「私は、人生というのは大きな川の流れのようなものだと思っている。その時に現れる誰かに助けてもらい色々なことをさせてもらい、精一杯そこで頑張ってみる。大切なことは今の川の流れの中で自分に出来るベストをいつも探すことだ」とも。私は、行政書士を開業して2年目、様々な専門家達の助言を得ながらの業務ですが、新たな出会いを大切にベストを尽くしたいと思います
望みを持ちましょう。でも、望みは多すぎてはいけません (モーツァルト 作曲家)
昨日はモーツァルトの命日だった(1791.12.5没、享年35歳)。モーツァルトが使っていたピアノの鍵盤は、現在のピアノの半分ほどしか沈まないもので、軽快な曲が多いのも、少なからずその影響を受けていると言われている。一方、彼の曲には、高周波音が非常に多く含まれ、この高周波音には、脳を活性化し脳内ホルモンの分泌を活発にする働きがあると言われている(モーツァルト効果)。そして今、医療現場で音楽療法として痴呆症状の悪化を防いだり、睡眠障害改善等に彼の曲が多く使われている
逆境においては、人は希望によって救われる (メナンドロス/ギリシャの喜劇作家)
希望 希望 チリのサンホセ鉱山の地下700メートルに作業員33人が閉じこめられた落盤事故は、絶望という悲劇から始まった。しかし彼らは団結し希望を捨てず、70日後に全員無事生還する奇跡を見せてくれた。彼らは地下の暗闇から希望の光と勇気を全世界に与えてくれた。そして、世界中の拍手喝さいを浴びて悲劇はハッピーエンドとなった。チチチリリリあっぱれ!
がんばりすぎないで、でも決してあきらめないで、強い夢ならばきっといつか必ず叶うから♪ (さだまさし:歌手)
先週、さだまさしのコンサートに行きました。席は最前列41席中の32番、最前列席は初めての経験でした。彼が目の前で歌い彼の汗粒までが見え彼を見上げる状態の2時間半でした。1300人のホールが満席の中で彼の3750回目のコンサートです。3000回を超える日本人プロ歌手は彼だけだそうで、3776回目を富士山(標高3776m)山中湖で7月に行うそうで、4000回も夢ではなく現実となってきました。
焦らない、無理しない、頑張りすぎない (三浦雄一郎 プロスキーヤー)
70歳でエベレスト登頂(2003年)、登山家としても知られるプロスキーヤーが説く熟年術。よき出会いと好奇心が元気の源と彼は言う。後期高齢者を「高貴高齢者」と呼ぶ人がいるが、まさに三浦氏は高貴高齢者の☆です。私は、定年後の第二の人生「焦らず無理せずボチボチ」と行きたいと思います。まだまだ、時間は10万時間以上もあるのですから。