ビジョンは大きいほうがいい。たとえ自分が実現できなくても、バトンタッチすればいいのですから
(日野原重明/100歳の現役医師)
100歳を過ぎても身の回りのことが出来て自活している人を元気な百寿者と呼ぶそうだ。今年9月現在100歳以上の高齢者は47,756人だが元気な百寿者は何人いるだろうか。先週も紹介した日野原氏はまさに元気な百寿者だ。長生きの秘訣は「食事、運動、生きがい」だと。日野原氏と交流のある順天堂大学院の白澤卓二教授(加齢制御学)は、人間には50~100個の長寿遺伝子があり、老化や癌化を司り寿命を左右。寿命に及ぼす遺伝の影響は1/4程度で、50歳以降の食生活や生活習慣によっても寿命が決められるという。「日野原先生が実践する食の習慣や生きがいは一般の人でもまねできる」と。参考「100歳までボケない101の方法(白澤卓司著)」