今週の名言「もう一つ向こう側に何かある気がする。中一弥(104歳-挿絵画家)」

厚生労働省は先週11日、全国の100歳以上の高齢者が、61,568人、女性が全体の87%を占め、45年連続で過去最多を更新し初めて6万人を超えると発表。都道府県別では、人口10万人あたりで、最多は島根県の90人、最少が埼玉県28人だという。ところで、 中一弥さんは明治44年生まれ104歳の挿絵画家である。主に時代小説の挿絵画家として多くの作品を残しているす。海音寺潮五郎「武将列伝」、池波正太郎「雲霧仁左衛門」「剣客商売」などの挿絵で知られる。平成5年菊池寛賞。26年吉川英治文化賞。三男は逢坂剛で息子の時代小説の挿絵を描いている。「せがれは長生きさせる為親孝行で仕事をさせているのでしょう」「私の絵はまだ完成していない。もう一つ向こう側に何かある気がする。やりたいことがやりきれないから、あだやおろそかに日々を暮らしてはいけません」と。

今週の名言「職業に貴賤はないと思うけど、生き方には貴賤がありますね 「職人-永六輔著から」」

電子部品商社の黒田電気㈱〈大阪市〉は、8/21日臨時株主総会を開催。かつて「村上ファンド」を率い「物言う株主」として注目された村上世彰氏らの社外取締役選任案が株主の約6割の反対で否決された。一時期「金儲け、悪いことですか?」と、積極的に株主提案を行い企業価値の向上を計り、株主を軽視する経営者に対しては株主総会などで経営陣を批判・叱咤することなどして世間の注目を集め、対象とした会社の株を買い占めた上で、短期的に利益の上がる事業に専念させ株価をつり上げて売り抜けるというパターンを繰り返す仕手筋だったが、今回は否決された。なお、「職人-永六輔著では『人間出世したかしないかではありません。「卑しいか」「卑しくないか」ですね』とも。職人の生き方に拍手!。

今週の名言「“悲しい事は考えん方がええ、楽しい事を夢見ることだよ。成田きん” “どんなに辛くても、お天道さまは、あすになればまた出てござる。蟹江ぎん”(100歳の双子姉妹)」

「きんは100シャア、ぎんも100シャア」。そんなCMでかって日本中を沸かせた双子の100才姉妹「きんさん、ぎんさん」。ところで昨日なでしこジャパンが金を目指して闘ったが銀だった。序盤の大量失点が響いて連覇を逃したが劣勢の中でも決して下を向くことなく、最後まで走りきる姿勢は見る者を熱くさせた。連覇の夢は叶わなかったが「感動をありがとう」。

今週の名言「生きるうえで大切なことは、出来ないことは出来ないということです。梅棹忠夫(民族学者)」

人は、出来ないと簡単には言えない。見栄っ張りなのである。しかし、出来ないのに、安請け合いすれば、決して良い結果は期待出来ない。己の出来ることが何かを知り、出来ることを一つでも増やすことが大切だと氏は言う。しかし最近出来ないこと、やってはいけないことをしようとした国会議員がいたと。安倍首相の応援団的議員の勉強会で、報道機関に圧力をかけるような発言が。「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。不買運動を経団連などに働きかけてもらいたい」「沖縄の2つの新聞社はつぶさないといけない」等に「これが国会議員の発言か。無恥に驚き、発想の貧しさにあきれ、思い上がりに怒りを覚える」との記事も。

今週の名言「混乱は誕生の陣痛である (唐木順三:学者)」

世界で戦争が続いている。皇太子は、戦後70年にあたって平和への思いを「謙虚に過去を振り返るとともに、戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切」と55歳の誕生日に昨日述べられた。

ちなみに、私は、ホームページ誕生5年目にサイトをリニューアルいたしました。

今週の名言「この道より、我を生かす道なし、この道を歩く (武者小路実篤:小説家)」

新年の初めを、こんな決意を持って出発できたらどんなに素晴らしいことだろう。信念はときに人を頑なにし、行く道を自ら閉ざしかねない。しかし、やはり信念こそが、行く道を拓き、前進のための最大の原動力となる。人が行くべき道を知ることがどれほど幸福なことだろうか。自ら選んだ道だからこそ、自らを生かすことができる。一年の計は元旦にあり

今週の名言「往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし」

往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし(酒井雄哉 僧侶) 

この言葉は天台宗・比叡山延暦寺の大阿闍梨、酒井雄哉氏から高倉健さんに贈られたもので、高倉さんの座右の銘だという。寡黙で不器用だけど自分に対してとても厳しく一途で真直ぐな男。「男が惚れる男の中の男」健さんが逝った。まさに座右の銘のとおり生きた健さん、日本中が背中(せな)で泣いています。合掌

今週の名言「寒さにふるえた者ほど太陽の暖かさを感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る」

寒さにふるえた者ほど太陽の暖かさを感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る。( ホイットマン 詩人)

先週7日は立冬。高山市では、白い綿を身にまとった妖精のような冬の使者「雪虫」が舞い始めた。立冬のこの日の高山市の日中の予想最高気温は13度。平年より2度ほど低く、いよいよ飛騨にも冬が近づいて来た。雪虫はこの時期に現れ、初雪が近いことを知らせるといわれている

今週の名言「ゆっくりしいや。ほっといたって、人問いつか死によるんやから、死ぬことなんか考えてないの!」

ゆっくりしいや。ほっといたって、人問いつか死によるんやから、死ぬことなんか考えてないの!(大西良慶 貫主)

京都清水寺の貫主を務め、その晩年は日本の長寿記録保持者としても有名であった。1983年107歳永眠。良慶さんは誰にでも『ゆっくりしいや』が口癖で、そんなにガツガツしないで、ぼちぼちいこかというユックリズム。いまのスローライフを実践していた。長生きの秘訣とは、「よく食べる、よく眠る、よく働く」だと

今週の名言「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」

明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ (マハトマ・ガンジー 政治指導者)

横綱日馬富士が法政大学大学院に合格。4月から大学院生として学んでいる。日馬富士は地元の美術を学ぶ高校在学中に来日し角界入りしたが、相撲をとりながら勉強を続け、モンゴルの国立法科大学通信課程を修了し弁護士資格も取得しているという