人間はいつ死んでもいいと思うのが、悟りやと思うておった。ところがそれは間違いやった。平気で生きていることが、悟りやった。 (宮崎奕保 永平寺貫主)
先週に続き貫主の言葉。正岡子規の「病状六尺」という本は、人間はいつ死んでもいいと言うのが悟りだと思っておった。ところがそれは間違いやった。「平気で生きておることが悟りやった」と。わかるか、平気で生きておることは難しい。死ぬときが来たら死んだらいいんやし、平気で生きていられる時は、平気で生きておったらいいのや
誕生の「誕」にはあやまちという意味もあるのだそうだ。(宗夜苳治 作家)
先々週のパンダの赤ちゃん誕生は嬉しいニュースだったが、7日後には「天国へ!」の悲報となった。一方、同日誕生した小沢新党に嬉しいと感じた人はどれ程いたのだろうか。党名は「国民の生活が第一」だが「議員の生活が第一」とならぬことを願いたい。小沢氏の過去を振り返ると、今回の長い党名が短命に終わるのではと懸念するのは私だけだろうか
死んでからお墓参りに来なくていいから、その分生きている間に大切にしておくれ (永六輔 タレント)
明日は春分の日、彼岸でお墓参りする人も多いだろう。お墓といえば、昨年7月の新聞記事を思い出す。「東日本大震災:南相馬で緊急避難者の93歳の女性が、自宅の庭で自殺。東京電力福島第0原発事故のために一時は家族や故郷と離れて暮らすことになり、原発事故の収束を悲観してのことだった。遺書には「私はお墓に非難します。ごめんなさい。老人は(家族など避難の)足手まといになる」と。悔しいかなまだ復興にはほど遠い。
自分のためにでなく、人のために生きようとするとき、その人は、もはや孤独ではない。 (日野原重明 医師)
1970年3月の日航機「よど号」ハイジャック事件で人質になった聖路加国際病院理事長、日野原重明さん(当時58歳)に対し、ハイジャックメンバーが事件の謝罪と100歳誕生祝いの手紙を先月渡していたという。学会に向かう途中に事件に遭い辛くも生還した日野原氏は「これからの人生は与えられた人生だから、人のために身をささげようと決心した」と
私ね/死にたいって思ったことが/何度もあったの。でも詩を作り始めて/多くの人に励まされ/今はもう泣き言は言わない。九十八歳でも/恋はするのよ/夢だってみるの/雲にだって乗りたいわ (柴田トヨ 詩集-「くじけないで-秘密より」)
1896年10月30日に作家の島崎藤村が「こひぐさ」の一編として初恋の詩を発表した。10月30日は初恋の記念日だそうだ。柴田トヨさんは90歳過ぎて詩を書き始め98歳で詩集「くじけないで」を出版し150万部突破のベストセラー。今年9月彼女は100歳を迎え第2集「百歳」を出版した。恋をする人はいつまでも若くて元気だ。
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人はいつだって、いろいろなものにさよならを言わなければならない (ピーター・ビーグル/米:作家)
この時期は多くの地域で、祖先の霊を迎えてこれを供養する、迎え火や送り火、墓参りなどの盆行事が行われる。しかし、京都五山送り火で燃やす予定だった陸前高田市の松で作った薪での送り火は再度の中止となった。京都市民も被災地差別だとの声も。東日本大震災の犠牲者にとっては新盆となったが、精霊も困っているだろう。
あなたが生まれてきたとき周りの人は笑って あなたは泣いていたでしょう。だからあなたが死ぬときあなたが笑って 周りの人が泣く人生をおくりなさい (ネイティブアメリカン/口伝)
お札の平均寿命は、一万円札が3~4年、五千円札・千円札は1~2年だそうだ。一方日本人の平均寿命は男性79.6歳、女性86.4歳だ。私は6月17日に64回目の誕生日を迎えた。平均寿命まで後15年で、64歳男性の平均余命は19年だそうだ。私の残りの人生は十数年だ。ネイティブアメリカン(アメリカインディアン)の口伝のような最期を迎えたいものだ。
新しい道を探せ!他人の地図を広げるな! (秋元康 作詞家等-AKB48Beginner)
秋元康プロデューサーのもとAKB48の第3回選抜総選挙(6月12日)で前田敦子が首位を奪還した。AKB48が元気に歌って踊るお嬢さんたちの人気グループなのは承知していたが、これほどの盛り上がりぶりとは…。1位の前田さんの得票数は約14万票だったというから驚く。数だけみれば、今春の静岡市長選の当選者得票数の13万票以上だ。ところで、民主党代表選はAKB総選挙以上に関心を呼ぶのだろうか。
最高の誉れは倒れないことではなく、倒れるたびに立ちあがること (オリバー、ゴールドスミス 英/小説家)
生きる 生きる このたびの東北地方太平洋沖地震の被災者の皆様に、心からお見舞い申し上げます。家だけでなく家族まで亡くした被災者の方にはとても辛いことでしょう。七転び八起きというますが、辛いという字は立つに十と書きます。十回転んで十回立ちあがってもまだ辛いという字です。何度立ちあがっても起きられないとう字です。しかし、辛いから諦めてしまうのではなく、諦めずにもう一回立ちあがると「辛」は「幸」という字になります。いずれ皆様は悲しみと辛さを乗り越えて最高の誉れを得るものと確信しています。そして、皆様の応援団は日本だけでなく世界中にいることを忘れないでください。
朝はかならずやってくる (柴田トヨ 99歳の詩人)
一人で生きていく/と 決めた時から/強い女性になったの/でも 大勢の人が/手をさしのべてくれた/素直に甘えることも/勇気だと わかったわ/(私は不幸せ……)溜息をついている貴方/朝は必ず/やってくる/朝日も/射してくる筈よ。(詩集-くじけないで-「朝は来る」から)。「この年で毎朝起きるのは本当は辛い」という一人暮らしの彼女。しかし、一人ぼっちで寂しくても考えるようにしていることは「人生いつだってこれから。だれにも朝は必ずやってくる」と。