今週の名言「四季は、なほ、定まれる序あり。死期は序を待たず。死は、前よりしも来らず。かねて後に迫れり。人皆死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、覚えずして来る」

四季は、なほ、定まれる序あり。死期は序を待たず。死は、前よりしも来らず。かねて後に迫れり。人皆死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、覚えずして来る。 (吉田兼好 法師)

「徒然草」で法師は述べている。四季の変化は、春夏秋冬と一定の順序があるけれども、死は順序を待つことなく不意にやってくる、人はみな無常の身であると。死は未来から向かって来るだけでなく、過去からも追いかけてくる。人は誰でも、死の来ることを知っているが、そんなに急にやってくるとは思ってもいないと。

今週の名言「四季は、なほ、定まれる序あり。死期は序を待たず。死は、前よりしも来らず。かねて後に迫れり。人皆死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、覚えずして来る」

六十歳は人生の花、七十歳で迎えがきたら留守だといえ。八十歳で迎えがきたら、早すぎるといえ。九十歳で迎えがきたら、急ぐなといえ。百歳で迎えがきたら、ぼつぼつ考えようといえ。 (仙厓和尚 禅僧)

岐阜県美濃国生まれの仙厓は「祖死父死子死孫死」こそめでたいとも言っている。先に生まれた者から順に死んでいくことはめでたいと。しかし、7歳年下の我妻は、家族が心の準備をする間もなく、病で先々週逝った。和尚の言う、人生の花を迎える前の58歳の生涯だった。

今週の名言「人生は、50歳とか60歳で前半・後半と分れるものではありません。ハーフタイムはだんだん後に来ます。そしてあとにくる人生の方が濃縮するのです」

人生は、50歳とか60歳で前半・後半と分れるものではありません。ハーフタイムはだんだん後に来ます。そしてあとにくる人生の方が濃縮するのです。(日野原重明 医師) 

10月4日は日野原氏の101回目の誕生日だった。3年先のスケジュールまで詰まっている101歳の元気な百寿者が注意していることは①一日5000歩以上歩く努力②30歳時の体重・腹囲を維持する食事③うつむけに寝て2分で熟睡④下着は薄着で上着で寒暖調整⑤考える事。集中していればお腹は空かない⑥書くこと。読書で引き出しを多くしておく。

今週の名言「どの時点での喜びが、一番大きいかと聞かれれば「今」と答えるしか、ありません」

どの時点での喜びが、一番大きいかと聞かれれば「今」と答えるしか、ありません (三浦敬三 プロスキーヤー) 

今日は国際高齢者の日。「101歳の少年(著-三浦敬三)」から、上記言葉の前段は「今日もスキーが出来た。明日、また新しい雪山に登る。そんなふうにした毎日を送っているから、どの時点での…」とある。氏は、100才まで元気の秘訣は毎日努力するということじゃないでしょうかと。99歳でモンブラン山系のヴァレブランシュ氷河からのスキー滑降を成し遂げ、100歳では、アメリカのスノーバードで、親子孫曾孫の4世代での滑降を行った(息子は三浦雄一郎)。101歳没

今週の名言「人間はいつ死んでもいいと思うのが、悟りやと思うておった。ところがそれは間違いやった。平気で生きていることが、悟りやった」

人間はいつ死んでもいいと思うのが、悟りやと思うておった。ところがそれは間違いやった。平気で生きていることが、悟りやった。 (宮崎奕保 永平寺貫主)

先週に続き貫主の言葉。正岡子規の「病状六尺」という本は、人間はいつ死んでもいいと言うのが悟りだと思っておった。ところがそれは間違いやった。「平気で生きておることが悟りやった」と。わかるか、平気で生きておることは難しい。死ぬときが来たら死んだらいいんやし、平気で生きていられる時は、平気で生きておったらいいのや

今週の名言「誕生の「誕」にはあやまちという意味もあるのだそうだ」

誕生の「誕」にはあやまちという意味もあるのだそうだ。(宗夜苳治 作家)

先々週のパンダの赤ちゃん誕生は嬉しいニュースだったが、7日後には「天国へ!」の悲報となった。一方、同日誕生した小沢新党に嬉しいと感じた人はどれ程いたのだろうか。党名は「国民の生活が第一」だが「議員の生活が第一」とならぬことを願いたい。小沢氏の過去を振り返ると、今回の長い党名が短命に終わるのではと懸念するのは私だけだろうか

今週の名言「死んでからお墓参りに来なくていいから、その分生きている間に大切にしておくれ」

死んでからお墓参りに来なくていいから、その分生きている間に大切にしておくれ (永六輔 タレント)

明日は春分の日、彼岸でお墓参りする人も多いだろう。お墓といえば、昨年7月の新聞記事を思い出す。「東日本大震災:南相馬で緊急避難者の93歳の女性が、自宅の庭で自殺。東京電力福島第0原発事故のために一時は家族や故郷と離れて暮らすことになり、原発事故の収束を悲観してのことだった。遺書には「私はお墓に非難します。ごめんなさい。老人は(家族など避難の)足手まといになる」と。悔しいかなまだ復興にはほど遠い。

今週の名言「自分のためにでなく、人のために生きようとするとき、その人は、もはや孤独ではない」

自分のためにでなく、人のために生きようとするとき、その人は、もはや孤独ではない。 (日野原重明 医師)

1970年3月の日航機「よど号」ハイジャック事件で人質になった聖路加国際病院理事長、日野原重明さん(当時58歳)に対し、ハイジャックメンバーが事件の謝罪と100歳誕生祝いの手紙を先月渡していたという。学会に向かう途中に事件に遭い辛くも生還した日野原氏は「これからの人生は与えられた人生だから、人のために身をささげようと決心した」と

今週の名言「九十八歳でも/恋はするのよ/夢だってみるの/雲にだって乗りたいわ」

私ね/死にたいって思ったことが/何度もあったの。でも詩を作り始めて/多くの人に励まされ/今はもう泣き言は言わない。九十八歳でも/恋はするのよ/夢だってみるの/雲にだって乗りたいわ (柴田トヨ 詩集-「くじけないで-秘密より」)

1896年10月30日に作家の島崎藤村が「こひぐさ」の一編として初恋の詩を発表した。10月30日は初恋の記念日だそうだ。柴田トヨさんは90歳過ぎて詩を書き始め98歳で詩集「くじけないで」を出版し150万部突破のベストセラー。今年9月彼女は100歳を迎え第2集「百歳」を出版した。恋をする人はいつまでも若くて元気だ。

今週の名言「人はいつだって、いろいろなものにさよならを言わなければならない」

人はいつだって、いろいろなものにさよならを言わなければならない (ピーター・ビーグル/米:作家)

この時期は多くの地域で、祖先の霊を迎えてこれを供養する、迎え火や送り火、墓参りなどの盆行事が行われる。しかし、京都五山送り火で燃やす予定だった陸前高田市の松で作った薪での送り火は再度の中止となった。京都市民も被災地差別だとの声も。東日本大震災の犠牲者にとっては新盆となったが、精霊も困っているだろう。