今週の名言・一言・つぶやき
「財を遺すは下 事業を遺すは中 人を遺すは上なり。(後藤新平:医師・官僚・政治家)」

【合掌】プロ野球の名将野村克也さん84歳で逝去。プロ野球で戦後初の三冠王となり、通算の「安打・ホームラン数・打点等」は歴代2位の記録保持者。監督としても、「ID野球」や球団の戦力外選手を再生した「野村再生工場」など、多くの野球人を育て再生した名将監督であった。そして野村さんは、「財を遺し事業を残し人を残した」。死について「優勝決めた瞬間、ベンチで死んでいる。みんなが気づいたら死んでいた、っていうのがいいね(ヤクルト監督時代)」と語っていた。

今週の名言・一言・つぶやき
「この日光、この雲のない青空があり、生きてこれを眺めている間、わたしは不幸ではない、と心の中で思いました。(アンネ・フランク:アンネの日記から)」

私のお気に入りの風景がある。我が家から車で5分の高台(高山市上野町)に田畑が広がり、一本の農道が真っ直ぐに走っている。右手に乗鞍岳、左手に穂高連峰や槍ヶ岳が見える。この時期、一面雪で覆われる銀世界、遙か彼方の日本アルプスも真っ白。晴天時には「白と青の二色の世界」になる。ぼんやり眺めていると、時々赤や黄色の車が真っ白な農道を走ってくることがある。私は、「白と青の額縁」の中から赤や黄色が動き出す風景が気に入っている。ところが、今年は暖冬でまだお目にかかれないのが残念だ。

今週の名言・一言・つぶやき
「豊かな人生を送る秘訣は、終わりよりも多くの始まりを持つことである。デーブ・ウェインバウム:米の実業家・作家)」

昨日は二十日正月で、年神様がお帰りになる正月の祝い納めの日。お節料理や餅なども食べつくし飾り物を納めたりする。京阪神地方では、正月に用いた鰤の骨や頭を酒粕・野菜・大豆などと一緒に煮て食べることから「骨正月」。岐阜県では「フセ正月」石川県「乞食正月」、群馬県「棚探し」とも言うようです。皆様の「フセ正月」はいかがでしたでしょうか。

今週の名言・一言・つぶやき
「若い君には人生は長く、有り余るほどだ。だが、ある日、君は十年があっという間に過ぎ去ったことを知る。ミュージシャン:ピンク・フロイドの”タイム”から」

昨日は令和初の成人の日、新成人は122万人だったという。高山市では12カ所で「新成人を祝うつどい」が開催されたが、高山市企画の新成人を迎える「はたちの思い一行詩」から。「( 芝野遥斗氏)一人暮らし。料理をしても何か足りない。帰省して気づく。家族の話し声というふりかけ。これが最高の調味料」。「(小瀨大和氏)握り拳という武力行使ではなく、握手という平和的解決ができる国際づくりの一員に、僕はなりたい。」

今週の名言・一言・つぶやき
「組織というのは、ひとつのことが成功すると、同じことばかりをやりたがるものだ。イギリスの諺に『競馬のやりはじめで大穴を当てた者は破産する』というのがある。万馬券に味を占め、大穴狙いがやめられないからだ。(堺屋太一:小説家・評論家等)」

今年最後のつぶやきは、本年逝去された方々の言葉を集めました。堺屋太一さんは3回目の登場で2月8日逝去☆不機嫌は無言の暴力(小池和夫:子連れ狼等漫画原作者、4/17逝去)☆苦しい顔はしてもいいけど嫌な顔はするなよ(小出義男:マラソン指導者、4/24逝去)☆男の人だけに国を任したらいけないね(田辺聖子:小説家、6/6逝去)☆日本には四季がある。樹木は春に花が咲き夏の日差しで新緑となる。秋には紅葉して冬はじっと寒さに耐えて次なる春に備える。この意味をよく考えなさい。生き物は休むべきときに休まないと、必ず体にしわ寄せがくるんだ。体を休めることも仕事なんです。(金田正一:元プロ野球、10/6逝去)☆熱い心と冷たい頭を持て(緒方貞子:政治学者、10/22逝去)☆ちょっとだけ無理をして生きたい(八千草薫:女優、10/24逝去)☆飢えは薬では治せない百の診療所より一本の水路(中村哲:医師・難民治療等、12/4逝去)

今週の名言・一言・つぶやき
「私は人間でも一回ダメになった人が好きなんですね。(樹木希林:俳優)」

例年9月1日前後は中高生の自殺が最も多くなる日だという。夏休みが明けた初日に「学校へ行くよりも死を選んだほうがマシだ」と追い詰められた結果だと思われている。このことを知っていた、樹木希林さん。亡くなる2週間前入院中の病室で、「死なないでね…どうか生きてください」と言ったという。「生きづらさを抱えるきみへのメッセージ(樹木希林)」-『昔からの本を読むと/およそ 同じことを言っている/自殺した魂は 生きていた時の/苦しみどころじゃ ないそうだ/本当かどうかは わからないけど/信用している/私は弱い人間だから/自分で命を絶つことだけは/やめようと 生きてきた/こんな姿になったって/おもしろいじゃない』

今週の名言・一言・つぶやき「相手を鬼と見る人は、自分もまた鬼である。(曽我量深:1971年没、真宗大谷派の僧侶、元大谷大学学長)」

一昨日義母の三回忌を行った寺の掲示板法語に記載されていた言葉である。昨今は自分ファーストの時代。人はつらい目に遭うとやり返して解決しようと自分が鬼になったりすることがある。他人を攻撃するのは、辛さを受け入れられない、自分に自信がないから、自分の弱さを隠すために、攻撃しているからではないかと、曽我量深さんは言っている。そういえば私の中にいる鬼には、高齢化とともに呆けて欲しいものだ。

今週の名言・一言・つぶやき
「志を立てるのに、老いも若きもない。そして志あるところ、老いも若きも道は必ず開けるのである。(松下幸之助:パナソニック創業者)」

梅雨明けと同時に酷暑がやってきたが、1970年の大阪万博で、松下電器の松下館は大人気で、入場に2時間ほどかかった。酷暑の日、パビリオンの行列に76歳だった松下幸之助が並んでいたので、係員は「会長こちらへ」と、行列から出そうとしたら、「いやいや君こんな暑い日に並んでるお客さんに何かしたい。それには並んでみなければ分からない」と。その結果、松下幸之助は日傘の代わりになる紙製の帽子を作り、行列の人に配ったという。クールビズの仕掛け人、小池都知事が、今度は「かぶる傘」を提唱、五輪への「暑さ対策」は定着するだろうか。

今週の名言・一言・つぶやき
「うつむいていたら虹を見つけることは出来ないよ。(チャップリン:映画俳優、映画監督)」

虹は、雨上がりや天気雨のときに見られ、梅雨時期には大きな虹がよく見られるらしく、今日7月16日は虹の日だとか。夜見える虹を「月虹」といい、これを見た人は幸せになるといわれている。ハワイ諸島でよく観測されるが、石垣島、岡山県井原市、群馬県吾妻郡高山村でも観測されている。ところで「七色の虹」というが、国によっては色の数に差があるようだ。七色は「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」で日本・韓国・オランダ。6色は藍無しで米国・英国。5色は橙、藍無しで中国・仏・独・メキシコ。4色は赤・黄・緑・黒で露・アフリカ、東南アジア諸国だとか。この時期虹を探しての散歩もしてみようかな。

今週の名言・一言・つぶやき
「『頑張った人だけが、落ち込むことができる』『自分だけ大変だと思ってる奴、多すぎるんよな』『 やさしさを持った人は、それ以上の悲しみを持っている』(明石家さんま;タレント)」

「明石家さんま、イチロー、松岡修造の共通点は?」と聞かれ。若い人なら思いつくだろう。答えは、新入社員の理想の上司。(大垣共立銀行〈大垣市〉が、岐阜・愛知・三重・滋賀各県所在の企業255社の2019年度新入社員に調査の結果のトップ3)。昨年に続き連続トップの明石家さんまの理由には、「明るく元気なので楽しく仕事が出来そう」、「後輩の面倒見がよさそう」、「失敗しても笑って励ましてくれそう」等。なお、明治安田生命による「理想の上司」ランキングでは、男性編はお笑いタレントの内村光良、女性編は水卜麻美アナウンサーが共に3連覇を。理由は「親しみやすい」「知性的・スマート」「頼もしい」だとか。