今週の名言「柔道の基本は受身、受身とはころぶ練習、負ける練習、人の前で恥をさらす練習」

柔道の基本は受身、受身とはころぶ練習、負ける練習、人の前で恥をさらす練習 (相田みつを 詩人)

日本お家芸の男子柔道の金メダルがロンドン五輪で途絶えた。1984年ロサンゼルス大会で、軸足が肉離れした状態で無差別級決勝戦に臨んだ、山下泰裕選手は見事金メダルを獲得。対戦相手のモハメド・ラシュワン選手が、負傷した右足を攻めなかったことが話題となった。その後山下選手は国民栄誉賞を、ラシュワン選手はユネスコより「国際フェアプレー賞」を受賞した。山下選手の引退まで継続した203連勝、対外国人選手生涯無敗(116勝3分け)等、史上最強の柔道家とする声も多い

今週の名言「誰もが記憶力のなさを嘆くが、判断力のなさを嘆く者はいない」

誰もが記憶力のなさを嘆くが、判断力のなさを嘆く者はいない (ラ・ロシュフコー 仏:モラリスト)

昨日行われた五輪の柔道男子、海老沼匡vs.チョ・ジュンホ選手の準々決勝で判定を巡る混乱があった。試合は延長戦でも決着がつかずに旗判定となった。一度は3審判全員が青旗を上げて韓国選手の勝ちとしたが、数分後、ブーイングと審判委員席から異議が出て再判定となり、海老沼選手の勝ちに変わった。その後二人共銅メダル獲得とは、神様も粋な審判をしたものだ。

 

今週の名言「苛めをなくすにはどうしたらいいか。苛めという軽い感じの言葉をなくせばいいのです。暴行・虐待・犯罪という重い言葉を使えばいいのです。苛めはれっきとした犯罪なのですから。苛めっ子は犯罪者なのです」

苛めをなくすにはどうしたらいいか。苛めという軽い感じの言葉をなくせばいいのです。暴行・虐待・犯罪という重い言葉を使えばいいのです。苛めはれっきとした犯罪なのですから。苛めっ子は犯罪者なのです (美輪明宏 歌手)

大津市の中学生の自殺と苛めが連日マスコミで取り上げられている。文科省の「苛め」の定義は、「児童生徒が、一定の人間関係の、心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」とある。 苛めというと軽いイメージがあるが、苛めは暴力を振るったり金品を強要するなど立派な犯罪で、苛めという言葉は使わない方がいいという専門家も多い”

今週の名言「誕生の「誕」にはあやまちという意味もあるのだそうだ」

誕生の「誕」にはあやまちという意味もあるのだそうだ。(宗夜苳治 作家)

先々週のパンダの赤ちゃん誕生は嬉しいニュースだったが、7日後には「天国へ!」の悲報となった。一方、同日誕生した小沢新党に嬉しいと感じた人はどれ程いたのだろうか。党名は「国民の生活が第一」だが「議員の生活が第一」とならぬことを願いたい。小沢氏の過去を振り返ると、今回の長い党名が短命に終わるのではと懸念するのは私だけだろうか

今週の名言「私は天才ではありません。ただ、人より長く一つのことと付き合っていただけです」

私は天才ではありません。ただ、人より長く一つのことと付き合っていただけです。(アルベルト・アインシュタイン 理論物理学者)

成功 天才 彼は天才といわれ理論物理学で数多くの業績をあげた。「原子爆弾の理論を発見した」と一部勘違いする者がいるが誤解であり、彼は原子爆弾製造に関しては一切関与していない。一方、天才でなく、「天災だ、人災だ」と福島の原子力発電所の事故騒動で、事故調査委員会(黒川清委員長)は、「明らかに人災だったと」報告した(7月5日)。

今週の名言「迷惑をかけられるのはいい。でも自分は誰にも迷惑をかけたくないす」

迷惑をかけられるのはいい。でも自分は誰にも迷惑をかけたくないす(住井すゑ 作家)

部落差別を取り上げた「橋のない川」は代表作。1997年1月(95歳)に突然住井すゑは足腰の立たない状態になり入院し6月逝去。この時自分の死期が近いことを自覚して「私の人生は終わりました。この先私の世話は不要です」と周りの人に言い、不自由な体になりそれでもまだ生きていることに我慢ならない様子だった。娘の増田れいこは語る。冒頭の言葉が母の口癖だったと。

今週の名言「私は自由主義者であるが、国家に対する反逆者ではない」

私は自由主義者であるが、国家に対する反逆者ではない (石橋湛山 政治家)

戦前軍部の圧力にも自由主義で反戦を主張。「私も、戦争で死んだ息子も戦争に反対であった。もし子供を軍隊に差し出すことを拒否したら、私も子供も軍に処刑され殺されたであろう。諸君はそこまで私が頑張らなければ私を戦争支持者と見なされるであろうか」と戦死した息子の葬儀で述べ「私は自由主義者であるため、軍部から迫害を受け、息子を軍隊に捧げて殺した。私は自由主義者であるが、国家に対する反逆者ではない」と国家への想いを語る。一方、民主党小沢氏が離党を誇示することは反逆ではなく、党への大義と言えるのだろうか

今週の名言「自分の中に燃料を持っていなければ人の心を燃やすことはできない」

自分の中に燃料を持っていなければ人の心を燃やすことはできない (朝比奈隆 指揮者)

80歳を超えても現役の指揮者だった彼は、指揮者というものはオーケストラという軍隊を預かり、演奏家の感情に火を点ける役目があると。一流の演奏家を束ねるには、知識・教養・技術以外の何かが無いと務まらない。それが熱情みたいなもので上記の言葉になった。一方原発再開を決めた総理の熱情は、国民に伝わったのだろうか。

今週の名言「政治とはお世辞と生死の間を往来するものである」

政治とはお世辞と生死の間を往来するものである (中曽根康弘 元総理)

政治家というものは当選するまでは道端のお地蔵さんにもお辞儀をして、お世辞を振りまかなければならない。しかし、当選すれば人の生死にかかわる重大案件を処理する職務が待っていると中曽根氏は言う。今の政治家はこれになんと応えるのか。

今週の名言「60点主義で即決せよ、決断はタイムリーになせ。決めるべき時に決めないのは度し難い失敗である」

60点主義で即決せよ、決断はタイムリーになせ。決めるべき時に決めないのは度し難い失敗である (土光敏夫 経済人)

土光氏は経団連会長退任後、昭和56年に第二次臨時行政調査会長に就任。謹厳実直な人柄と余人の追随を許さない抜群の行動力、そして質素な生活から「ミスター合理化」「荒法師」「怒号敏夫」「行革の鬼」「めざしの土光さん」の異名を奉られた。氏なら今の総理や国会になんと喝を入れるだろうか。