世界の何処かで/今も戦争が起こっている/日本の何処かで/いじめも起きている/やさしさのインフルエンザが流行しないかしら/思いやりの症状が/蔓延すればいい。 (柴田トヨ 詩人)
今年の芥川賞は黒田夏子さんが受賞、最年長者(75歳)記録だ。一方、3年前に柴田トヨさんは、詩集「くじけないで」を出版。98歳の新人の詩集がミリオンセラーとなった。その柴田さん20日に大往生(101歳)の報。やなせたかしさん(漫画家)は「彼女は『目を覚ました詩の天使』です。人間はいくつになってもやる気があれば進歩できることをわれわれに見せてくれた。誰が読んでも共感する優しい詩でした」と。合掌。
決断と忍耐とはもっとも高貴な性質である (ゲーテ 独・文豪)
巨人、大鵬、卵焼きと称された1960年代。昭和の大横綱大鵬が逝った、72歳だった。大鵬は「忍」という字を愛していたという。「心の上に刃(やいば)をのせて生きていく。必死に生きてきた自分の人生をこの一文字が表している」と。「忍」一文字の人生で、横綱の責任を果たし続けた。合掌。
ある時代において目新しいものは、その二世代前に流行ったものの復活版にすぎない。( バーナード・ショー:劇作家)
再生、復活といえば再登板した安倍首相の専売特許のようだが、オールドファンには新年早々、懐かしくもうれしい復活のニュースがあった。1960年代に大流行したグループサウンズの頂点にいたザ・タイガースが結成時の5人で44年ぶりに再結成される。「昔ジュリー、今ジジイ」と沢田研二が嬉しい復活宣言をした。
雑草という草はありません。草にはみんな名前があります (昭和天皇)
昭和天皇は、生物学を専攻され武蔵野の自然を愛された。不自然なものを好まず、盆栽は好まれなかったという。ところで、今日は七草の節句で七草粥を食す風習がある日だが、新年になって初めて爪を切る日、「爪切りの日」でもある。粥を作る前に七草を浸した水に爪をつけ、柔かくして爪を切ると、その年は風邪をひかないと言われている。今年も健康でありたい