今週の名言「心頭を滅却すれば火も亦涼し(快川紹喜-臨済宗の僧)」

無念無想の境地に至れば、火も熱くは感じなくなる。どんな苦難にあっても、それを超越した境地に至れば、苦しいとは感じなくなるものである。甲斐恵林寺の快川紹喜が織田信長に攻められ火をかけられた時に、この偈(げ)を発したという。
残暑お見舞い申し上げます。「心頭を滅却しても陽はまだ暑し」 熱中症に注意しましょう。

今週の名言「誰でも長生きしたいと願うが、年をとりたいと願う人はいない。スウィフト(英国:作家)」

日本人の平均寿命が、また過去最高を更新したそうだ。女86.8歳で3年連続の世界一。男80.5歳で世界3位だった。厚労省は毎年、各年齢の人が平均して何年生きられるかを表す「平均余命」の見込みを計算。そのうち0歳の平均余命を「平均寿命」としている。男の平均余命は(60歳:23.4年、70歳:15.5年)。68歳の私の平均余命は17年。一方日本人の健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)は、女74.2歳、男71.2歳(2014年度)。私の平均余命(68歳+17年)-健康余命(71.2)=13.8年。つまり14年近く健康でない介護寿命(期間)となるそうだ。
また、中国のネットユーザーからは平均寿命世界一について以下の反応が見られた。「そりゃそうだろ。日本には汚れた空気も毒入り食品もないからね。俺たちは長生きできないけど」「福祉が充実してるから長生きできるんだよ」等と。最後に長生きについて「 笑いのあるところには活気もある。よく笑う人は、不機嫌な顔をした人より長生きする。(ヘーゼルデン財団『「今日一日」のヒント』から)」

今週の名言「将来は一等星のような中年の星になりたい 油井亀美也(宇宙飛行士)」

月23日、日本人10人目の宇宙飛行士が宇宙へと飛び立った。約5か月間という宇宙での長期滞在に挑む油井さんは現在45歳。飛行士候補に抜擢された年齢は39歳と歴代最年長。まさに『中年の星』。元航空自衛官で自衛官出身の初の宇宙飛行士は、「宇宙飛行士の仕事は、私の死生観にも合っていると思います。国を代表して、全人類のために仕事ができることを誇りに思っていますし、そこで何かがあったとしてもまったく悔いはありません」と。油井さ言うんの父は、「『20年後に火星に行く』と言っていた少年が本当に宇宙に行ってしまった。スーパーマンになっちゃったと感激しました」と。スパーマンンが任務を終えて帰国するのは5か月後だという。

150728-宇宙からの日本夜景

日本の夜景を上空から撮影し、「なんと美しい!」とコメントを付けてツイッターに投稿した=26日(油井さんのツイッターより)

今週の名言「なみだは にんげんのつくることのできる いちばん小さな 海です (寺山修司 劇作家)」

「折々のことば-鷲田清一(朝日新聞)」に上記の言葉があった。「どうしても譲れないこと、受け容れられないこと。あまりに悲しくてやりきれないこと。小さな者たちの小さな、小さな抗議は、けして、けして小さくはない。どっと押し寄せる波に溺れてしまいそうな大海ではなくて、自分たちでじわりじわり広げてゆく海。「小さな海」までひらがなが続くのがいい。「いちばん短い抒情詩」の全文。「愛さないの、愛せないの」から」。昨日は海の日だった。

今週の名言「想像力は知識よりも重要である。(アインシュタイン 物理学者) 」

ビジョンを持つことの大切さはよく指摘されるところであるが、ビジョンを持とうとすれば、ビジョンを描くことができなければならない。ビジョンを描くためには想像力が不可欠である。想像力は創造力に通ずる。アインシュタインは、数多くの業績のほか、世界中に広くその存在が認知されており、しばしば天才の代名詞としても引き合いに出される。大の親日家で特に気に入ったものは、「新橋橋善」の天ぷら弁当、そこに添えられていた「新橋玉木屋」の昆布の佃煮だったという。

今週の名言「“悲しい事は考えん方がええ、楽しい事を夢見ることだよ。成田きん” “どんなに辛くても、お天道さまは、あすになればまた出てござる。蟹江ぎん”(100歳の双子姉妹)」

「きんは100シャア、ぎんも100シャア」。そんなCMでかって日本中を沸かせた双子の100才姉妹「きんさん、ぎんさん」。ところで昨日なでしこジャパンが金を目指して闘ったが銀だった。序盤の大量失点が響いて連覇を逃したが劣勢の中でも決して下を向くことなく、最後まで走りきる姿勢は見る者を熱くさせた。連覇の夢は叶わなかったが「感動をありがとう」。

今週の名言「生きるうえで大切なことは、出来ないことは出来ないということです。梅棹忠夫(民族学者)」

人は、出来ないと簡単には言えない。見栄っ張りなのである。しかし、出来ないのに、安請け合いすれば、決して良い結果は期待出来ない。己の出来ることが何かを知り、出来ることを一つでも増やすことが大切だと氏は言う。しかし最近出来ないこと、やってはいけないことをしようとした国会議員がいたと。安倍首相の応援団的議員の勉強会で、報道機関に圧力をかけるような発言が。「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。不買運動を経団連などに働きかけてもらいたい」「沖縄の2つの新聞社はつぶさないといけない」等に「これが国会議員の発言か。無恥に驚き、発想の貧しさにあきれ、思い上がりに怒りを覚える」との記事も。

今週の名言「約束を破る愉しみのために約束する人間がいる。ハズリット(英・エッセイスト)」

(6/21付け北海道新聞)安全保障関連法案が憲法違反かどうかで揺れる国会の議論を、現場の自衛隊員はどうみているのか。道央の陸自駐屯地に勤務する某自衛隊員は「個人的には違憲だと思うし、専守防衛という自分たちの任務を逸脱する」と法案を疑問視した上で、中学や高校だけでなく入隊後の教育でも、憲法9条の定める専守防衛や戦争放棄について習った。自衛隊の任務も治安出動と防衛出動、災害派遣と聞いていた。法案が成立して海外で戦うとなると「『そんな約束で入ったっけ』という思いを持つ隊員は多いだろう」と首相説明に違和感を。それでも法案通すなら「『絶対安全』とか『リスクはない』といった建前の抽象論ではなく、子供が何歳になるまで毎月いくら補償してくれるのか、具体的に示して欲しい」と。

今週の名言「いま伝えなければならないことを、いま、伝える。いま言わなければならないことを、いま、言う。新井直之(ジャーナリスト)」

「国境なき記者団」が、世界180カ国の「報道の自由度ランキング」を発表した。それによると、日本は産経記者起訴の韓国より低い61位だった。
「国境なき記者団」が2002年から毎年発表する「報道の自由度ランキング」の順位が安倍政権になってから急降下している。調査開始時、日本は180か国中26位だった。
韓国朴大統領への名誉毀損で産経新聞のソウル支局長が在宅起訴されたことを国際社会から批判された韓国は、順位を前年の57位から60位に下げたが、日本は順位を2つ下げ61位となった。同記者団は日本独自の「記者クラブ」制度の閉鎖性などを問題視。さらに2013年に制定された特定秘密保護法によって報道の自由が奪われたと指摘。世界のジャーナリストからNOをつきつけられているのに、日本のマスコミは危機感を感じているのだろうか。

今週の名言「辛い時優しくしてもらったら、それは忘れない。人の辛さがわかることも優しさだと思う 黒柳徹子(タレント」

黒柳さんは日本パンダ保護協会名誉会長だが、彼女をビックリさせる出来事が中国雲南省で起きた。パンダを殺害し肉の売買で10人が逮捕されたという。逮捕理由は中国憲法9条違反だとも。中国の憲法9条は「国家は、自然資源の合理的利用を保障し、貴重な動物および植物を保護する。いかなる組織または個人であれ、自然資源を不法占有しまたは破壊することは、その手段を問わず、これを禁止する」。つまりパンダの捕食は国家の所有である自然資源の破壊だと。ところで、先日安全保障関連法案を審議する憲法審査会で参考人の憲法学者3人は、安保関連法案は憲法違反と断じた。その日本憲法9条は「戦争放棄-日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」とある。

150609-パンダ