今週の名言・一言・つぶやき「金はうれしく 銀はくやしく 銅はほっとする (清水宏保:スケート選手、五輪メダリスト)」

日本勢史上最多のメダル13を獲得し平昌五輪が閉幕したが、熱戦が続いた五輪にあやかった交通標語を熊本県警が連発し、話題だという。「お先どうぞ ゆづる心に 金メダル」はフィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生結弦(ゆづる)、「安全運転 大事だよね そだね~」は、カーリングの日本女子が試合中に使う北海道なまりの「そだねー(そうだね)」と。便乗商法は許せないが、熊本県警には座布団13枚を。

 平昌五輪メダル

今週の名言・一言・つぶやき「勝負に一番影響するのは 「怒」の感情だ。羽生善治:永世七冠棋士」「”負けてたまるか”という怒りの感情が原動力になる。 羽生結弦:フィギュアスケート」

一昨日「羽生負けた」「羽生2連覇」のニュース。どっちが正しいのかと思ったら両方正解だった。「羽生負けた」は、羽生永世七冠が中学生の藤井聡太棋士に負けたこと、「羽生2連覇」は五輪で金メダルを取った事だった。羽生のフリガナは、ハブとハニュウ。羽生棋士のハブ睨みは有名だがハニュウ睨みでは迫力がない。氷上で舞うのはハブよりハニュウが舞う方が素敵だと感じるのは私だけだろうか。同じ「羽生」の名字だが、それぞれが「ハブ」と「ハニュウ」が似合っているとニュースで感じた一時だった。

今週の名言・一言・つぶやき「茶は是(これ)眠りを釣る釣り針。 醒睡笑(笑い話本)から」

「醒睡笑」とは江戸初期の笑い話本で、お茶をいただくことは、睡魔に負けないために最良の方法であることの例えだが、現代は眠気覚ましにはコーヒーを飲む人が多いだろう。ところで、コーヒーでバスを走らせるプロジェクトが英国で始まっているという。石油燃料の代替物といわれているバイオ燃料だが、大量に飲まれるコーヒーの出し殻のゴミがバイオ燃料になるという。ロンドン交通当局と英国企業はすでに6,000リットルのコーヒーオイルを抽出していて、これをディーゼル燃料と混ぜ合わせれば、ロンドンのバスが1台、1年間走行できるだけのエネルギーを確保できるという。

今週の名言・一言・つぶやき「ダメなものはきちんと破棄することが大切 (楠木建:経営学者)」

動詞の「怒る」「取る」の否定形は「怒らない」「取らない」。それなら「あるの」否定形は「あらない」ではないかと調べた国語研究者がいたが「あらない」の使用例はなかったという。事実や現象がないことを証明する事は難しい。存在が確認出来ないとしていた加計学園関連の記録文書が再調査によって見つかったのは昨年。そして今月、参院予算委員会で、これまで「すべて廃棄した」としていた学園との交渉記録について、資料が残っていたことを理財局長が認めた。ダメでないものは破棄していなかったのだ。文法上「あらない」はないが、検討違いを意味する「あらぬ」という表現は使われる。総理や夫人への「あらぬ疑い」は晴れていない。