今週の名言・一言・つぶやき
「もし全ての人が自分の権利ばかりをいつも主張し、他の人の善を気にかけなければ、真の平和はありません。(フランシスコ:ローマ教皇)」

来日中のフランシスコ・ローマ教皇は、被爆地の長崎や広島を訪れた。「相互不信が対話を拒み世界は分裂の中にある」「軍備拡張は競争は貴重な資源の無駄遣いだ」「核兵器は安全保障の脅威から私達を守ってくれるものではない」。また、地球環境問題に触れ「私たちは若者から、地球を搾取するための所有物ではなく、次の世代に手渡すべき貴重な遺産として見るよう求められている」と語った。

今週の名言・一言・つぶやき
「さまざまのこと思い出す桜かな(松尾芭蕉:俳諧師)」

平凡な句にも思えるが、これは芭蕉が晩年主君を偲んで詠んだ句だ。句意は、「今は亡き主君の庭前に昔のように咲き乱れている桜を見て、芭蕉が若い時主君に仕えた日のことなど、この桜にまつわるさまざまのことが思い出されてならない」と。ところで、安部総理主催の「桜を見る会」は、「国費で行われる会を私物化した」等と批判が高まっていいる。そのためか、来春の開催は中止されるというが、今年「桜を見る会」に参加した1万8千の人達は、今何を思い出しているのだろうか

今週の名言・一言・つぶやき
「実力の前には縁起も通じない。ジンクスも何も無力や(野村克也:元プロ野球監督)」

昨日昼食時に戴いたお茶に茶柱が立っていた。昼からなんとなく気分が良かった。そういえば、昨日は令和1年11月11日と1が5つも並んだぞろ目の日。本来ぞろ目はサイコロの目に同じ目(数)が出ることだが、三つ以上並んだ場合もぞろ目と言うようだ。単なる偶然でもぞろ目は縁起が良い気がするが、野村監督も茶柱が立てば嬉しいでしょうネ。

今週の名言・一言・つぶやき
「才能は「静」でつくられ、人格は「動」で磨かれる。(ゲーテ:独-詩人、劇作家等)」

飛騨千光寺(高山市)は高野山真言宗の寺院で1600年の歴史がある。当寺院の本尊「千手観世音菩薩(秘仏)」の御開帳大法会(7年振り)があり、先週お参りをしてきた。その時の大下大圓住職の法話から。「観音とは音を観ると書く、見えない世界を観ることが大事。今日は本尊をお参りをして金剛神を獲得していただきたい。金剛は金剛石つまりダイヤモンドのこと。金剛石も磨かないとダイヤモンドにならない。人間の心も磨かなければ光らない、是非心を磨いていただきたい。本尊にはお願いしますではなく、ありがとうございますと唱えてください。ありがとうという感謝の心、慈悲の心が、心を磨くスイッチをオンにする」と。

千光寺には、円空作の仏像63体や両面宿儺像等が有り千光寺の五本杉(国の天然記念物)も有名。