今週の名言・一言・つぶやき
「死ぬまで現役であり続けたいものです(加藤シヅエ:婦人解放運動家、2001年104歳で逝去)」

【長寿者】彼女は女性解放運動を展開し、1946年女性初の衆議院議員(当選2回、社会党)。50年参議院議員(当選4回)。74年政界を引退、その後も女性解放に100才を越える人生を捧げ2001年104歳で永眠。彼女のボケずに長生きする方法は「①一日三合の牛乳を飲むこと② 一日に十分は静想すること③人と話すこと④ 一日十回は感動すること。ただ長く生きてりゃいいってものじゃないのね」だと。

今週の名言・一言・つぶやき
「継続するということは、同じことの繰り返しではなく、成長し続けること(伊達公子:女子プロテニス選手)」

【凄い人】1945年生まれの原口證(あきら)さんは、電機メーカー退職後、円周率の暗記を始め、2004年に当時の世界記録である54,000桁(59歳)を達成。その後、2005年(60歳)に83,431桁、2006年(61歳)に100,000桁の暗記を達成した。意味のない数字の並びの円周率に、独自の語呂合わせで770以上の物語を作り暗記。「年を取っても記憶力は衰えない」と話し、頭脳の活性化や記憶の方法を自身のブログで毎日紹介し、講演会も開いている。彼は「続けることが大事なのではなく、続けられる方法でやるのが大事。また、楽しくやるのが肝心なのではなく、楽しくやれる方法でやるのが肝心なのだ」と。

今週の名言・一言・つぶやき
「魚のいる所に糸を垂れよ(吉野彰:化学者、大学教授)」

今年のノーベル化学賞に吉野彰氏が選ばれた。氏は、研究、開発はマラソンに似ており「必ずどこかにゴールがあり宝物がある。自信を持てれば、苦しくても乗り越えられる」と。座右の銘は「実ほど頭を垂れる稲穂かな」。だが「実ったら頭を垂れるが、逆に実までは頭を垂れてはいけない。若いうちは尖っていなさい」と。さらに、全英女子オープンを制したプロゴルファー渋野日向子を引き合いに「自分というわけではないけど、全英で、彼女が優勝しましたよね。明るい話題で日本が大騒ぎすることが、子供にとって自分の将来を決める一つのきっかけになってもらえれば」と。そういえば二人とも笑顔がとっても素敵だ。ノーベル賞おめでとうございます。

今週の名言・一言・つぶやき
「「レントゲンだってやっぱりね、あれ、ニッコリ笑って写した方がいいと思うの。だって明るく撮れるもの、その方が」(フーテンの寅さんのセリフ)」

山形大学医学部が2万人の健診データーを基に、笑う頻度と死亡や病気のリスクを分析した結果、ほとんど笑わない人は、よく笑う人に比べて死亡率が約2倍高く脳卒中などの血管疾患の発症率も高かったという。笑いは健康に繋がることが証明されたデーターだ

今週の名言・一言・つぶやき
「悲しみから生まれた希望は人を強くします。喜びから生まれた夢は人を優しくします。(NHK朝ドラ「なつぞら」-なつと咲太郎の幼なじみ佐々岡信哉役の台詞)」

妻亡き後の独りの朝食はNHKの朝ドラを見ることが習慣となった。そして、朝ドラ100回目の「なつぞら」が先月終了した。今回心に残る台詞をメモしていたがその一つが、冒頭の台詞だ。加えて、主人公なつの祖父役の草刈さんの台詞は「働く人々に響く名言が多かった」。その中から「ちゃんと働けば必ずいつか報われる日が来る、報われなければ働き方が悪いか働かせる者が悪いんだ、そんなとこはとっとと逃げ出しゃいいんだ」「だが一番悪いのは、人がなんとかしてくれると思って生きることだ、人は人を当てにする者を助けたりはせん、逆に自分の力を信じて働いていればきっと誰かが助けてくれるもんだ」と開拓者の人生哲学を語っていた。