東京五輪は閉幕したが沢山の涙があった。嬉し涙、悔し涙、感動の涙があった。ところで、涙には味があるという。涙の味は交感神経が働いているのか、副交感神経が働いているのかによって味が変わるという。「悔しい・腹が立ったきは、交感神経が働き、塩辛くしょっぱい味。嬉しい・悲しいときは、副交感神経が働き、水っぽく甘めの涙」だとか。貴方の涙は、塩辛かったそれとも甘かった?
東京五輪で日本人が活躍しているが、日本選手のここが許せないと海外の五輪選手が言ったそうだ。銀メダルを手にしているのに表彰台で悔し涙を流している。自分の力不足、精神の弱さを嘆くコメントばかり。自分に勝った金メダリストの素晴らしさも称えないと。
『部下を指導するのは難しい。「怒っているのではない。叱っているんだ。」と、勘違いをされないように指導してきた。選手にうまくなってほしい、成長してほしいから、相手のことを考え、愛情を持って叱る。その場の感情で怒鳴ったりしていないか、いつも反省していた。怒られているのでなければ、説得力があるはずだ』と野村監督。
最近、持病の不整脈により心臓がドキドキして夜中に目を覚まさせられることが増えた。一方、近頃朝のTVがドキドキワクワクさせてくれる。それは、メジャーリーグで活躍する大谷翔平だ。今日は投げたか、勝ったか。ホームランは打ったか?。大リーグのオールスターゲームで、ルールを変えて史上初の投打の二刀流での活躍には、ドキドキワクワクさせられた。今朝もホームランダービートップの34号2ランのニュース、これからも不整脈を忘れさせるドキドキワクワクが続くことを願う。
大相撲名古屋場所が開催中、外国人力士の活躍が目立っているが、初めての外国人力士として、様々な苦労を乗り越えた高見山。辛い股割稽古の際に涙し、「目から汗が出た」と。長いもみあげ、ジェーシーの愛称で相撲ファン以外にも絶大な人気があった。引退後、親方になると、東関部屋に「十の心」という標語を掲げた。①おはようという親愛の心②はいという素直な心③すみませんという反省の心④どうぞという謙譲の心⑤私がしますという奉仕の心⑥ありがとうという感謝の心⑦おかげさまでという謙虚な心⑧お疲れさんという労(いたわ)りの心⑨なにくそという忍耐の心⑩嘘をつくなという正直な心
(映画:男はつらいよ-知床慕情-第38作)で、三船敏郎演じる獣医師が、牛や馬を人間の仲間として扱ってきた「農民の心」について語る。「経済動物になってしまい乳量が落ちたら処分される現状に怒り、役にたたん人間は切って捨てろということだ」と。リストラをする経営者は恥であるという昭和の時代からバブル崩壊後令和の時代になると、経営が不振になると人材をコストとみなしリストラしている経営者が増えている。ところで2020年度の国の税収が過去最高の60.8兆円、一方5月の失業率は3%に上昇。3%台は昨年12月以来5カ月ぶりだとか。
北海道には一日の中に四季があるという。日の出前が冬、日が昇り春になり、正午頃に夏、日没ころが秋となり一日で数回の衣替えをするという。近年私は冷え性のせいもあり長袖シャツで過ごしてきたが、今日は1回目のコロナのワクチン接種日。今年初めての半袖姿に衣替えしてワクチン接種に備える。
彼女は、2005年に乳癌の手術を受け、2013年に全身癌を公表、2018年9月に亡くなるまで何本もの映画に出演した。なぜ彼女は、全身癌の公表後も、あれほど長い間元気に仕事を続けることができたのか?。それは放射線の4次元ピンポイント照射という治療だったともいう。彼女の生き方の流儀は「生かすこと、使い切ること」だった。ところで、昨希は夏至の日と希林ではなくキリンの日でもあった。夏至は一年で一番昼が長いことと、動物の中で首が一番長いことにちなみ、「世界キリンの日」が制定されたという。
『あなたは文明に麻痺していませんか/石油と水はどちらが大事ですか/車と足はどっちが大事ですか/知識と知恵はどっちが大事ですか/批評と創造はどっちが大事ですか/理屈と行動はどっちが大事ですか/あなたは感動を忘れていませんか/あなたは結局何のかのと云いながら/我が世の春を謳歌していませんか。 (倉本聰の「富良野塾起草文」)』 これは「TVドラマ北の国から」の原作者、倉本聰さんが設立した富良野塾の起草文です。恵まれすぎた時代に生まれた我々を人間の原点に戻らせてくれる言葉だが、G7サミット(主要7か国首脳会議)では、こうした言葉は語られたのだろうか。
『1億カタツムリ時代。ツノ出せ、足出せ、頭出せ!』 雑音は飛び交っているが、論争がない。文句は言うが誰も答えを出さない。国も社会も責任転嫁の大合唱!(加藤登紀子の”ひらり一言”6/6付け朝日新聞から)』と彼女は言う。東京五輪の責任者って誰なんだろう?