今週の名言・一言・つぶやき
「この世に生をうけたものは、男も女も人間である。世の中は、男と女がいなくてはならず、その役割は同等である。(福澤諭吉:啓蒙思想家、教育者、慶応義塾設立者)」

世界「男女平等ランキング2020」によれば、ジェンダー格差が少ないのは、アイスランド(1位)、ノルウェー(2位)、フィンランド(3位)。日本は121位で、中国(106位)、韓国(108位)より下だとか。ランク指数は、経済・教育・健康・政治の4種類の指標を基に格差を算定。しかし、猿の世界では、今年7月に大分県高崎山で初の雌ザルの“ボス”誕生。一方、東京五輪メダルで獲得した日本のメダルは58個で金27、銀14、銅17。混合3種目を除いたメダル総数は女子30に対し、男子は25と女性の活躍がめざましかった。もし、男女平等ランク指数にメダル数が入ればランクアップするかも。

今週の名言・一言・つぶやき
「私の想像の翼は、閉じ込められても閉じ込められても、はばたき続けるの。(アンネ・フランク:ユダヤ系ドイツ人の少女「アンネの日記の著者」)」

米国のデータによれば人は1日に平均1回ウソをつくという。嘘つきは悪い、しかし嘘も方便ということもある。ここで問題です。「アンネを匿っている家に、ゲシュポタがやってきて”ここにユダヤ人はいるか”の問いに、正直に答えるべきか、それとも嘘をついてもよいのか。貴方ならどう答えますか?。ところで「嘘も方便」は、仏教用語で「仏が衆生済度にあたっては、方便(手段)として嘘をつくこともある」だとか。

今週の名言・一言・つぶやき
「人の心にはいろんな穴が開いているんだな。埋められない穴、埋められる穴、埋めたくない穴。そして、人と人が助け合おうとすると時に、それを阻む穴……(「それでも、陽は昇る」真山仁著から)」

この小説は、神戸と東北 二の被災地をつなぐ震災三部作の完結編。阪神淡路大震災で被災し妻子を亡くした男が、東日本大震災の被災地小学校へ応援教師として赴任。その後、NPO法人「震災伝承プロジェクト」の活動に奮闘。震災で起きたことを語り継ぐ活動を通じて、被災地復興の物語。震災後の人々にふりかかる傷、苦痛に一番必要なものが何かをこの小説は語る。著者は、復興については成功談だけでなく「”失敗”を伝えていくことの必要性、災害経験者が伝えられる何よりの有益な情報は”失敗談”」だと語る。

今週の名言・一言・つぶやき
「悔しがればいい、泣けばいい、喜べばいい。それが人間だ。(松岡修造:タレント、スポーツ解説者、元プロテニス選手)」

東京五輪は閉幕したが沢山の涙があった。嬉し涙、悔し涙、感動の涙があった。ところで、涙には味があるという。涙の味は交感神経が働いているのか、副交感神経が働いているのかによって味が変わるという。「悔しい・腹が立ったきは、交感神経が働き、塩辛くしょっぱい味。嬉しい・悲しいときは、副交感神経が働き、水っぽく甘めの涙」だとか。貴方の涙は、塩辛かったそれとも甘かった?

今週の名言・一言・つぶやき
「”勝ち負けがきっぱり決まること、みんな好きよね。でも人生には勝負を決められないことの方が多い”。勝ち負けを判定するにはルールが必要。実力を測る物差しがね。でもそんなものはどこにもないのです。「加藤登紀子のひらり一言:朝日新聞6/26付から(作詞・作曲家)」」

東京五輪で日本人が活躍しているが、日本選手のここが許せないと海外の五輪選手が言ったそうだ。銀メダルを手にしているのに表彰台で悔し涙を流している。自分の力不足、精神の弱さを嘆くコメントばかり。自分に勝った金メダリストの素晴らしさも称えないと。