今週の名言・一言・つぶやき
「僕は走ります、オトリでも何でもいいから使ってください、という気持ちでピッチに出て行きました。(長友佑都:プロサッカー選手)」

「おとりアユ」を使った友釣りシーズンだが、全国展開する回転ずしチェーン店が、いわゆる「おとり広告」で消費者庁から再発防止を求められた。特別メニューのウニやカニの在庫を切らし、客に提供できないと分かっていながらテレビなどでCM広告を続けたという。ところで、参議院議員選挙が始まったが、バラマキのように見える各政党の公約は、「おとり公約」に見えなくもない。

今週の名言・一言・つぶやき
「追い続ける勇気があるのなら、全ての夢は必ず実現する。(ウォルトディズニー:実業家・映画監督)」

棋士の藤井聡太五冠が無冠時代の4年前に、タレントのタモリさんと「スポニチ紙」で対談している。対談時、15歳の少年が既に自分の人生の進路を決め、そこに一切のブレがなかったことにタモリさんは「圧倒されたのを今も覚えている」という。その後のタイトル戦についても、自分の力不足を認めながら「必ずそこに近づく」と言い切る藤井を、タモリは「謙虚と野心の両立」と例え、あっという間に現在の5冠達成に驚き、祝福している。そして二人は、「私と藤井くんは“電車の運転士になりたかった”という同じ夢を持った少年だった。それが、ここまで歩んでいく道が違うんですから。人生、何があるか分からないし面白いよねえ」と。あなたの夢は実現しましたか。

今週の名言・一言・つぶやき
「宇宙での生活で最初に驚くのは、動くものは止まって見えて、止まっているものは動くことかな。なぞかけみたいですけど、このふたつは大きいと思います。(野口聡一:元宇宙飛行士)」

宇宙航空研究開発機構(JAXA)を退職した宇宙飛行士の野口聡一さん。「地球は確かに青かったが、それ以上に印象的だったのは”まぶしさ”でした。太陽の光を反射する地球の圧倒的なまぶしさに驚いた。そして光まばゆい地球と、真っ黒な世界である宇宙のコントラストに衝撃を受けた。4K、8Kのどんな精細な映像でも伝えられないでしょう」。「宇宙は基本的には死の世界。生きていることは奇跡だと感じた」。「(船外活動で)眼下の地球はこうこうと輝き、握った手すりは太陽の光で熱を帯びていた。手を離せば無の世界に行ってしまう。目の前の宇宙は”360度、光が来ない何もない景色”星すら見えない暗闇に、恐怖を覚えた。だが、まばゆい輝きのISSと地球があった」と。

今週の名言・一言・つぶやき
「青春とは年齢ではない。好奇心と情熱さえあれば、その人はいつも青春だ。(サミュエル・ウルマン:米国の実業家・詩人、1924年没)」

海洋冒険家の堀江謙一さんが、ヨットで世界最高齢となる単独無寄港の太平洋横断に成功、世界最高齢での偉業を達成。「精神と肉体は完全燃焼しましたが、青春まっただ中でこれからも頑張ります」と。今後の目標について「若輩ではございますが、これからも大器晩成を目指して頑張ります」とおどけて見せた。堀江さんは、まさに青春と年齢は関係ないことをあらためて教えてくれた。